「競馬に興味を持った人が自分の頭で考えて楽しみながら予想して、できれば馬券で勝てるようになるガイドブックを著したい」という著者の思いが結実!亀谷競馬サロンで絶賛連載中のコラムを新たに構成、加筆し、2段組のフルボリュームの一冊!
読みどころは「名馬に学ぶ馬券術」。ウマ娘でもおなじみの名馬を例に、競馬のセオリーや馬券術を解説していく。
●シンボリルドルフ●メジロライアン●ツインターボ●メイショウドトウ●ヒシミラクル●ハーツクライ●オルフェーヴル●ゴールドシップ●サトノアラジン●リアルスティール●キタサンブラック●ウインブライト●ジャンダルム●ダイアトニック●クロノジェネシス●レイパパレ●シャフリヤール●ソダシ……。
昭和の名馬シンボリルドルフ、超個性派の逃げ馬ツインターボ、平成最強キタサンブラック、”白毛のプリンセス”ソダシなどから、血統、コース攻略、展開読みなどを学んでいく。
■書籍概要
書名 30年後まで使える王様の競馬教科書
著者 田端到
定価 2090円(税込)
発売日 2024年2月16日
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4798071846
楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/17705858/
●著者よりのメッセージ
初心者のための競馬本をまとめたい。競馬に興味を持った人が、自分の頭で楽しみながら推理して、できれば馬券で勝てるようになるガイドブックを著したい。
本書はそこから始まりました。振り返れば30年以上、競馬の文章を書き続けてきましたが、最近競馬を始めた人に「王様の本ならどれを読めばいいですか?」と質問されたときに、推薦できる入門書がないのです。ちなみに王様というのは、私の競馬業界でのニックネームのようなものなので、気にしないでください。
「競馬なんて考えても当たらない。まじめに考えるだけ無駄だよ」
これは私が最も嫌う考え方です。明らかな間違いです。
競馬がなぜ楽しいか。それは、正しい筋道(すじみち)で考えれば考えるほど、正解にたどり着く確率が上がり、ご褒美としてお金がもらえるからです。競馬は正しく考えれば、勝てるようになる。勝てない人は、正しく考えていないからです。
「こっちは趣味でやってるんだから、勝てなくてもいいんだよ。馬を見てるだけで楽しいんだから」
この考え方は否定しません。競馬の楽しみ方は人それぞれであり、馬券に執着する人もいれば、馬を応援することに楽しみを見出す人もいる。
でも、できれば馬券で勝ちたい人が多数派でしょう。勝てなくても、せめて負けないくらいには馬券力を上達させたい。馬券で負けてばかりでは、好きな馬の応援馬券も買えないでしょう。
●主な内容
第1章●結果を決める適性・走力の二本柱 適性編
第2章●結果を決める適性・走力の二本柱 走力編
第3章●さまざまな適性を名馬に学ぶ
第4章●展開の読み方と走力を名馬に学ぶ
第5章●レース傾向のつかみ方
第6章●距離と芝・ダートの考え方
第7章●血統の考え方と応用編
第8章●競馬場の特徴と注目血統
●著者プロフィール
1962年、新潟県生まれ。早稲田大学中退後、週刊誌記者を経てフリーライターに。『田端到・加藤栄の種牡馬事典』『金満血統王国』シリーズなど、競馬と野球の著書50冊以上。オリンピックとヤクルト・スワローズのマニアとしても知られる。日刊スポーツのGⅠコラムは連載30年目を迎え、競馬ファンの間では「王様」の愛称で知られる。
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