2022年に好評を博した「ちぃさい、ちっこい、ちっちゃ!」展に続く、ミニチュア企画 第2弾。
今展では、雛道具研究家の川内由美子氏が、長年にわたって蒐集したコレクションの中より精選してご紹介します。江戸時代の名店「七澤屋」の雛道具から昭和レトロな趣にあふれた日用品のミニチュアまで、眼福の“小”世界が広がります。 小さなモノ、巧緻な細工に惹かれる者たちよ、心ゆくまでお楽しみあれ!
-
ご注意
土・日・祝日の観覧には日時指定予約券が必要です(平日は予約不要)
2024年2月16日(金)10:00より、紅ミュージアム企画展webサイトで日時指定予約券を発売します
本展の詳細、事前予約方法、最新の情報等は当館webサイトをご確認ください
●紅ミュージアムwebサイト https://www.isehanhonten.co.jp/museum/
●企画展「ミニチュア愛!」webサイト https://www.isehanhonten.co.jp/cat-museum/exhibition2024/
※当日券は、日時指定予約枠に空きがある場合のみ会場受付で販売します
-
展示品紹介
■ ここ見てポイント① 憧れのブランド雛道具! ■
雛飾りが発達した江戸時代。雛道具も単体で鑑賞される価値を持つようになります。江戸の名店・七澤屋が手掛けた精巧なミニチュア雛道具は、その種類の多さ、再現性の高さで抜きんでたクオリティを誇りました。全種類買い揃えて飾りたいと思っても不思議じゃない?!憧れの雛道具をご紹介します。
■ ここ見てポイント② 雛道具さまざま ■
七澤屋製の他にも、手の込んだ小型の雛道具が制作されていた江戸時代。七澤屋に並ぶ名店・武蔵屋の雛道具や、明治以降の木屋の製品にもご注目ください!
■ ここ見てポイント③ とびきりちっちゃい雛道具 ■
もともと小さく作られた雛道具。さらに川内コレクションの中から、ひときわ小さく作られた雛道具類にスポットをあてました。ミニチュア鑑賞の基本である「肉眼で楽しむ」ことのできる絶妙な小さきモノを見逃すべからず!
■ ここ見てポイント④ 少し前にあった風景、在りし日に浸る ■
ミニチュア作品の面白さのひとつに、小さいからこそ手に取って、俯瞰的な角度や普段見られないような視点ですみずみまで観察できることもあげられます。懐かしさとともに在りし日の世界を追体験することも、今はなき風景に入り込んで疑似体験することも…。
多様な川内コレクションの中から、少し前の暮らしで目にした光景や身近な日用品などを小型化した品々を展示します。
-
1日限りの 「おしゃべり観覧Day」 予約不要
この日だけは展示室でおしゃべりOK!
ミニチュア作品を見た瞬間に生まれる感動を、すぐその場で友人やパートナーと分かち合いながら、わいわい楽しく観覧しちゃおう。
[開催日] 2024年3月8日(金)10:00 ~17:00(入館は閉館の30分前まで)
※来場の際は、マスクをご用意、ご着用ください
-
開催概要
[会 期] 2024年2月20日(火)~ 4月7日(日)
[休館日] 毎週月曜日
[開館時間] 10:00 ~17:00(入館は閉館の30分前まで)
※4月5日(金)のみ、開館時間13:00~19:00
[観覧料]
一般 600円
一般・限定リーフレット付き 800円(予定枚数に達し次第、販売終了)
障碍者手帳所持者とその介護者1名まで 300円
中学生以下無料
※障碍者手帳所持者とその介護者、中学生以下、招待券をお持ちの方も、土・日・祝日の観覧には、日時指定予約が必要です
[主 催] 紅ミュージアム /[協 力] 川内コレクション
[WEBサイト] 予約もこちらから↓
https://www.isehanhonten.co.jp/cat-museum/exhibition2024/
[会 場] 紅ミュージアム 〒107-0062 東京都港区南青山6-6-20 K’s南青山ビル1階
[電 話] 03-5467-3735
企画主旨: なぜか無性にミニチュアなものに惹き付けられてしまう…。そんな界隈にしてみれば、ミニチュアには“小さくて可愛い”という理由だけでは片付けられない魅力、奥行があります。現実では見慣れたモノが、見慣れないスケール感で出現することの面白味や、思わず見入ってしまうリアル感。小さく切り取られた世界を目前にして、ある者はすみずみまで観察したり、ある者はその世界観を追体験や疑似体験したり。そして、作り手の技量と遊び心に感動することもしばしば…こうした奥行にハマってしまうのは、得てして大人なのです。
今回は、ミニチュア好き界隈の皆さまに「川内コレクション」を精選してご紹介します。川内コレクションとは、川内由美子氏〈雛道具研究家〉が長年にわたって蒐集されたミニチュア雛道具類(もともと小さく作られた雛道具をさらに小さくしたもの)を中心とする一群です。雛道具といえば、雛祭りに飾り付けて女の子が楽しむものというイメージが定着していますが、かつては文化人・趣味人の大人が、それも男性がミニチュア雛道具を熱心に蒐集した事実があったことは、あまり知られていません。
本展では、江戸の名店「七澤屋」の小振りな雛道具から昭和レトロな趣にあふれた日用品のミニチュアまで、眼福の“小”世界をお届けします。
※本展ではお雛さま(雛人形)は展示しません。
-
紅ミュージアム
-「紅」と「化粧」2つの視点から歴史と文化をたどるミュージアム-
「紅ミュージアム」は、文政八年(1825)の創業より、秘伝とされた紅の製法を受け継ぎ、日本で唯一今も変わらず作り続ける紅屋・伊勢半本店が運営する資料館です。ここでは、紅づくりの技と文化や日本の化粧の歩みを、多くの実物資料からご覧になれるほか、小町紅のお試しづけや紅花の色素抽出ミニ実験といった体験コンテンツもご用意しています。
関連URL : https://www.isehanhonten.co.jp/cat-museum/exhibition2024/