国立ハノイ商科大学にて
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ベトナム経済の現状
ベトナム社会主義共和国は、米中対立を発端とする中国における地政学リスクの高まりを背景に、いわゆる「チャイナ・プラスワン」や「サプライチェーン再編」の世界的潮流を受け、外資の誘致を通じて輸出が増加し、国際通貨基金(IMF)のレポートによると、2023年におけるベトナムの国内総生産(GDP)は4,333億USD(約64兆円)と推定されており、東南アジア全体で5位、世界で35位まで拡大。今後、2038年までに1兆5590億USD(約230兆円)に達し、東南アジアでは規模で2位(1位はインドネシア)、世界では21位まで地位が上昇するとのコンセンサスです。
国内の経済政策はベトナム共産党の一党独裁により経済発展を強力に推進する開発独裁体制ではあるものの、ドイモイ経済政策等を成功させる等安定感があり、今後、鄧小平の様な優れた財政家が現れた場合はASEANの中で頭一つ抜きんでた存在になりうる国家であると推察される。
ベトナム経済のリスクは、①電力不足、②人材不足、③国際最低課税等が考えられています。その中でも国際最低課税は海外からの投資誘致政策の観点からも重要であり、ASEAN各国の貿易円滑化や物流パフォーマンスで世界トップの地位にあるシンガポール、2番手のマレーシアとタイ、3番手グループのインドネシア、フィリピンと同じレベルにあるとされるベトナムは、今後のベトナム共産党の経済政策や公共交通手段が少なく大気汚染問題をどう乗り越えるのかといっいた課題も多いものの、依然高い経済成長率はこの後も続くものと思料。
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インターンシップ事業のメリット
インターンシップとは、元来アメリカ合衆国で始まった、就職・転職のミスマッチを無くすための職場・職業体験を指すもので、日本のビザでは「インターンシップ」と「サマージョブ」の2つのビザで対応が可能です。近年のASEAN諸国の経済成長とは違い、「失われた30年」の長期停滞にあえぐ我が国において、日本企業が海外大学と産学協定を結ぶことにより、日本企業は海外の優秀な学生を研修実績(3ヶ月/6ヶ月/1年)に応じて招聘可能かつ、優秀な学生の確保が可能です。また、韓国や台湾、ポーランドといった日本と同レベルの経済水準を持つ各国との人材獲得競争が激化する中で、ベトナム社会主義共和国の学生に日本国で働くという選択をしてもらう端緒ともなります。
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各大学の特徴
・ベトナム国家農業大学(Vietnam Academy of Agriculture)
1956年に設立され、2014年にハノイ農業大学からベトナム国家農業大学と改称。日本国の帝国大学農学部(現・東京大学)に相当する歴史ある大学で、バイオテクノロジーや環境学部を備えたベトナム屈指の総合大学です。
・ヴィン技術師範大学(Vinh University of Technology Education)
1960年に設立された工科大学が前身。機械加工・機械・電気・電子、制御、IT、化学といった理系エンジニアを育てる大学で、ベトナムの国家重点大学となる名門校です。
・ハロン大学(Ha Long University)
2014年に設立された公立大学。クアンニン省に位置するこの大学は、日本文化言語センターを設置しており、観光学部、外国語学部を主軸に主に東アジアの海外のサービス業やマーケティングといった分野で活躍する人材を多岐にわたり輩出しています。
■会社概要
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企業名
SUNNYDAY株式会社(EN : SUNNYDAYINC.)
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ホームページ
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本社
〒653-0043
兵庫県神戸市長田区駒ケ林町4-2-6
TEL:078-330-7540
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東京オフィス
〒171-0033
東京都豊島区高田3-10-24第二大島ビル401
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ホーチミンオフィス
61/10 Bình Giã, Phường 13, Quận Tân Bình, Thành phố Hồ Chí Minh, Vietnam
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事業概要
外国人留学生及び日本国内転職者の就職支援事業
ベトナム人技術者受入事業
ベトナム進出支援事業
ベトナム不動産売買購入サポート・賃貸契約サポート
インドネシア人技術者受入事業
インドネシア進出支援事業
ミャンマー人技術者受入事業
ミャンマー進出支援事業
フィリピン人技術者受入事業
フィリピン進出支援事業
インド人技術者受入事業
インド進出支援事業
通訳・翻訳業務
入国管理在留手続きコンサルティング業務
輸出入貿易コンサルティング業務
■本件に関するお問い合わせ
メールアドレス:info@sunnydayinc.jp
関連URL : https://www.facebook.com/studio.sunnyday34