学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学(本部:東京都港区、学長:田中里沙)は、2024年3月23日に事業構想研究科の令和5年度学位授与式を挙行し、131名に事業構想修士(専門職)の学位を授与しました。2022年4月に開校した「事業構想大学院大学 仙台」は第1期生が修了を迎え、同校から初の修了生輩出となりました。
事業構想で未来を拓く。新たに131名の事業構想修士が誕生。
事業構想大学院大学は、新事業の根本のアイデアから発想し、理想となる事業構想を考え、実現可能な構想計画を構築することを目的とした専門職大学院です。実務における実践を見据えた教育・研究で、企業や組織の未来を構想し、推進できる事業構想人材を育成しています。
東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)との連携協定に伴い、東京・大阪・福岡・名古屋に次ぐ5拠点目の校舎として2022年4月に開校した「事業構想大学院大学 仙台」は、専門職学位課程を軸に、産官学連携によるプロジェクト研究や文部科学省リカレント教育推進事業の実践から、東北を中心に地域人材の育成と事業構想による地域活性化に取り組んでいます。
この度、仙台校第1期生として入学した31名が、二年間の専門職学位課程を経て、事業構想計画書を完成させ「事業構想修士(専門職)」の学位を取得しました。
事業構想大学院大学として11回目となった学位授与式は、5校舎同時中継にて開催。修了生が一堂に会し、列席の理事・評議員・教職員、来賓の方々から御祝いの言葉が贈られました。
■事業構想大学院大学 学長 田中里沙 式辞(抜粋)
「修了生の皆様の門出に際し、事業構想大学院大学 理事・役員・教職員を代表して、心からのお祝いを申し上げますとともに、修了生の皆様をご支援・応援くださいましたご家族、所属企業、組織、地域の皆様方に、衷心より感謝とお喜びを申し上げます。
事業構想のアイデアを考え、理想に向かって研鑽を重ねた経験は、今後の人生においても大きな財産になるところと確信します。構想には規模の大小、優劣など無く、スピードを競うものでもありません。在学中に構想を形にした方もいますし、所属する会社に対してこれから提案を準備する方、もう少し構想計画を深めたいと考える方など、状況は様々です。事業構想計画書にまとめたことが研究者としての優位性であり、ここからぜひ更なる成長をそれぞれに志向してもらえたらと願います。皆様のこれからの人生が、ますます充実し、希望に満ちたものになるようお祈りし、お祝いの言葉といたします。」
<令和5年度学位授与式>
■修了生代表謝辞 仙台校1期生 清水さん (抜粋)
「仙台校初の修了生として、心からの感謝を込めて御挨拶を申し上げます。東日本大震災後、多くの『望む力』がある人がこの地に集結し、何かを残していくためには望む力をさらに育てなければならないと思ってくださった。そういう方々のおかげで、私たちは2年間、自らの価値観、自分の本当の望みに向き合ったのだと思います。世を明るくデザインしなおせると信じる気持ちこそが、MPDを名乗る資格なのかな、と思います。2年間、本当にお世話になりました。本日は、誠にありがとうございました。」
事業構想大学院大学について
2012年4月に東京・南青山に開学した、事業構想と構想計画を構築・実践する社会人向け大学院です。事業の根本からアイデアを発想し、事業の理想となる構想を考え、実現するためのアイデアを紡ぎ、構想計画を構築していくことを対象とした多様なカリキュラムを提供しています。多彩な業界で活躍する教員・院生と議論を重ね、2年間で事業構想計画書の提出を経て、専門職学位の「事業構想修士(専門職)」(MPD:Master of Project Design)が授与されます。拠点は東京、大阪、名古屋、福岡、仙台の5校舎で、計703名が修了し、数多くのイノベーションとなる新事業が生み出されています。また、本学の附属研究機関である「事業構想研究所」では、企業・事業のプロジェクトベースでの研究が活発に実施され、既に2,500名以上が課程を修了しているほか、月刊『事業構想』等の出版を始め、研究書籍を発刊しています。その他、詳細は大学院HP( https://www.mpd.ac.jp/ )をご覧ください。*公益財団法人 大学基準協会の大学認証評価(専門分野別・機関別認証評価)で「適合」評価*厚生労働省の教育訓練給付金(専門実践教育訓練)に指定(国から最大112万円を給付)
学校法人先端教育機構の概略
名称:学校法人 先端教育機構
理事長:東 英弥
所在地:東京都港区南青山3-13-16
設置校:事業構想大学院大学(本部:東京都港区南青山3-13-16)
拠点:東京、仙台、名古屋、大阪、福岡
:社会構想大学院大学(東京都新宿区高田馬場1-25-30)
付属機関:事業構想研究所、先端教育研究所
出版:月刊事業構想、月刊先端教育、書籍等
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