機械によって作られる服と、手作業によって作られる服。その違いはどこにあるのだろう。レショップの店頭で、ストアマネージャーの渡邉は、ヴィンテージのジャケットを手に取りながら手縫いの部分、職人の技術が駆使されている箇所を眺め、美しいつくりに感嘆の声を漏らした。
誰もがその違いに気づくわけではない。
そして、そこには、「クオリティ」という優劣が明確にあるわけでもない。それは、服が好きな人の、偏った嗜好だ。
それでもなお、デザイナー・津村氏はピリオドフィーチャーズにおいて全てを手仕事にこだわる。
使用するすべての生地をインドの職人たちが紡ぎ、大切に織りあげ、ボタン付けから刺繍まですべて手作業で行う。機械ではできないものづくりといえば簡単だが、それはインドの技術や産業、経済を別の形に翻訳し新しい価値を生むという意味を持つ。
綺麗事だけではない。国民性や言葉の違いによるコミュニケーションの難しさ、クオリティコントロールの困難などがついてまわる。しかしながら、その姿勢を決して崩さない。
2024年、ピリオドフィーチャーズの10周年を記念して、インドの伝統布であるカディコットンが制作された。カディは原則的に白。その生地を現地の染色工場で黒染めした、特別なブラックカディのシャツをレショップで展開する。ブランドデビュー当時から形を変えずに作り続けているレギュラカラーとオープンカラーの2型を用意。
フォープライという手法で撚ることで、耐久性とハリのある生地感。カディの柔らかい肌心地と相反する頑丈さを持ち、使い込むごとに程よく色が抜け、それぞれの着方に応じた色落ちを楽しむことができる。
地域に根付く文化、技術、人々の暮らし。ただ物を作るだけではなく、その地に目を向け足を運び、非効率な服作りを続ける津村氏。そんな彼に対して、レショップメンバーは常にリスペクトを抱き続けている。
このシンプルな一着の向こう側に見える色々を想像しながら袖を通していただけたら、こんなに嬉しいことはありません。
発売は5月11日(土)です。
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05.11 (sat) release
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standard color 4play khadi black
39,600 yen(intax)
open color 4play khadi black
39,600 yen(intax)
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発売店舗
L’ECHOPPE青山店
WEB
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■会社概要
【株式会社ベイクルーズ】
設立 :1977年7月22日
代表取締役会長 :窪田 祐
取締役CEO :杉村 茂
本社所在地 :東京都渋谷区渋谷1-23-21
事業内容 :レディース・メンズのトータルファッションの企画・製造・販売・直営店の運営、飲食店の運営、インターネット通販サイトの運営、及び家具の販売
グループ会社 :株式会社LADUREE JAPON、株式会社WILL WORKS、株式会社ル・プチメック、台灣貝肯士股份有限公司、Foodies USA, Inc.
HP:http://www.baycrews.co.jp/
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