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調査サマリー
①:25卒のGW前の平均内定数は1.42社
25卒のGW前平均内定数は1.42社であり、24卒(1.57社)を下回る結果になりました。GW前に内定を持っていない学生は、25卒が32.1%、24卒が28.6%だったため、もしかすると、25卒の内定獲得の時期が、24卒よりも若干遅れているのかもしれません。
②:25卒のGW前の内定保持率は68.6%、GW後も就活を続ける学生は59.4%
GW前の内定保持率は68.6%でした。また、GW後も就活を続ける学生は全体の59.0%です。そのうち、内定を持ちながらも就活を続けている人の割合は44.2%となりました。内定先への入社を決めかねている人や複数社で絞りかねている人がいると考えられます。
③:複数の内定承諾をする人は30.4%、複数承諾の理由は「どの内定先が自分に合っているか決めかねる(56.1%)」が最多
複数の内定承諾をする人は30.4%となりました。そのうち、内定承諾した数の割合は、1社(69.6%)、2社(18.6%)、3社(6.9%)、4社(3.0%)、5社以上(2.0%)でした。複数社内定承諾をする理由としては「どの内定先が自分に合っているか決めかねる(56.1%)」が最も多くなりました。
④:就活を始めた時期は「大学3年の春(23.2%)」「大学3年生の冬(21.4%)」「大学3年の夏(21.4%)」
就活を始めた時期で最も多いのは、「大学3年の春(23.2%)」、次いで「大学3年生の冬(21.4%)」「大学3年の夏(21.4%)」でした。24年卒は「大学3年の春(25.6%)」が最も多い結果となっています。
24卒生のGW前就活状況はこちら:https://reashu.com/24sotsu_gw/
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【アンケート報告:25卒の内定状況】アンケートに至った背景
25卒の就職活動の実態を調査し、次世代の就職活動の参考にするために今回のアンケートを実施いたしました。
25卒の就職活動はどのような特徴があるのか、入社先の決め手などを調査することで、今求められている採用側の対応などが見えてくると考えています。
また、内定承諾への学生の認識を調べることも、内定を出す際の基準作りなどにもつながるのではないでしょうか。
このアンケート結果が各企業様の今後の採用活動の参考になると考え、今回のアンケート調査を実施いたしました。
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【25卒の就活結果調査】アンケート内容
就活を始めた時期はいつ頃ですか?
本選考のESを提出した会社は何社ですか?
面接を受けた会社は何社ですか?
Webテスト受けた会社は何社ですか?
就活について、後悔や反省点はありますか?
「もっと力を入れるべきだった」「対策しておけばよかった」など、就活における後悔や反省点がある部分をすべて教えてください。(複数選択可)
現在の就活状況を教えてください。
現時点で内定(内々定)はいくつ持っていますか?
就活を終えた時期はいつですか?
実のところ、いくつ内定承諾した/する予定ですか?
複数社の内定承諾をした/する理由を教えてください。 (複数選択可)
行きたい企業が複数ある中で、最終的な入社の決め手は何ですか?(複数回答可)
上記を選択した理由や、他の後悔/反省点があれば教えてください。(自由記述)
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【アンケート報告:25卒の内定状況】アンケート概要
調査対象:「就活の教科書」公式LINEの登録者
調査期間:2024年5月1日(水)~2024年5月6日(月)
調査方法:インターネット上でのアンケート調査
有効回答数:165
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【アンケート報告:25卒の内定状況】アンケート結果
◎就活を始めた時期
大学1年:0.6%
大学2年:2.4%
大学3年の春(4-6月):23.2%
大学3年の夏(7-9月):21.4%
大学3年の秋(10-12月):12.1%
大学3年の冬(1-3月):21.4%
大学4年の春(4-6月):7.9%
就活を始めていない:1.8%
その他:8.1%
就活を始めた時期で最も多いのは、23.2%の「大学3年の春」と同率21.4%の「大学3年生の夏」「大学3年生の冬」でした。24年卒は「大学3年の春(25.6%)」が最も多く、「大学3年の冬(19.2%)」となっています。もしかすると、就活を始める時期が遅れている学生がやや多くなったのかもしれません。
◎GW前に内定した企業数
1社:28.5%
2社:20.0%
3社:8.5%
4社:6.1%
5社以上:4.8%
内定は持っていない:32.1%
→内定保持率:68.5%
GW前の時点で内定を持っていない人が最も多い32.1%でした。次いで、1社(28.5%)、2社(20.0%)、3社(8.5%)の順位多いことが分かりました。平均内定社数は1.42社です。
24卒の平均内定者数は1.57社だったため、25卒の内定獲得の時期が、24卒よりも若干遅れていることが推測されます。
◎GW前の就活の継続状況
【就活を終了した人】
内定を承諾してすでに就活を終えた:38.7%
【就活を継続している人】
内定を承諾しているが、実はまだ続けている:16.1%
内定は持っているが、承諾せずに続けている:14.3%
内定は持っておらず、続けている:28.6%
【就活を始めていない人】
まだ就活は始めていない:2.4%
ゴールデンウィーク時点での内定保持率は68.6%でした。そのうち、就活をすでに終えている人の割合は38.7%です。
内定を承諾しているが、実はまだ続けている(16.1%)、内定は持っているが、承諾せずに続けている(14.3%)内定は持っておらず、続けている(28.6%)となっており、就活を続けている割合は59.0%(16.1%+14.3%+28.6%)でした。
内定を持っていても、内定先に納得いかない人や未だに就職先をまだ決めかねている人がいることが考えられます。
◎就活を終えた時期
大学2年の以前:0%
大学3年の春(4月ー6月):1.2%
大学3年の夏(7月ー9月):0%
大学3年の8月:0%
大学3年の9月:0%
大学3年の10月:0.6%
大学3年の11月:0%
大学3年の12月:1.2%
大学3年の1月:1.8%
大学3年の2月:3%
大学3年の3月:3.6%
大学4年の4月:20.6%
大学4年の5月:0.6%
就活を終えていない:59.4%
その他:6.4%
就活を終えた時期の中で最も多いのは20.6%の大学4年の4月でした。就活解禁である2023年3月から約1か月後に内定を取った人が多数いることが分かります。24卒の終了時期も「大学4年の4月(16.3%)」が最も多かったです。業界によっては早めに採用期間を終えるところもあるので、志望する業界によって就活を終える時期が大幅に変わるかもしれません。
◎内定承諾をした企業数
1社:43.5%
2社:11.9%
3社:4.2%
4社:1.8%
5社以上:1.2%
内定承諾はしていない:37.5%
GW前の時点で内定承諾した企業数(1社以上の内定獲得者に限り計算)は、平均0.93社でした。
内定承諾した数の割合は、1社(43.5%)2社(11.9%)3社(4.2%)4社(1.8%)5社以上(1.2%)の順に多くなりました。
◎複数の内定承諾をする理由
どの内定先かまだ決めかねているから:22.4%
選考スケジュール上、承諾せざるを得ないから:17.6%
内定取り消しへの不安があるから:6.7%
周囲の就活生も、複数社内定承諾をしているから:4.8%
キャリアセンター等からすすめられたから:1.8%
家族や友人からすすめられたから:0.6%
複数の内定承諾をする人は30.4%となっています。
複数の内定承諾をする理由として、「どの内定先かまだ決めかねているから(22.4%)」が最も多くなる結果になりました。
内定先への入社を決めかねている人や複数社で絞りかねている人がいると考えられます。
また、2番目に多かった「選考スケジュール上、承諾せざるを得ないから(17.6%)」は、希望業界が複数ある場合などに発生する就活生の悩みの1つなのかもしれません。
◎最終的な入社先の決め手
業種/仕事内容:60.0%
給与/ボーナス:58.2%
勤務時間(休日/残業など):38.2%
勤務地(配属/転勤/オンラインなど):43%
福利厚生(家賃補助/育児/休暇など):44.2%
教育体制(新人研修/社内教育など):22.4%
評価制度(年功序列/成果主義):7.3%
安定性/堅実性:27.3%
将来性/成長性:27.9%
社員の人柄/社風:38.2%
知名度/ネームバリュー:12.1%
上記のチェック項目全て見て、最終的に判断:0.6%
社会貢献度の高さ、学部の学びを生かせる業種:0.6%
企業を選ぶ最終的な決め手としては「業種/仕事内容(60.0%)」や「給与/ボーナス(58.2%)」「福利厚生(家賃補助/育児/休暇など)(44.2%)」が後順位にランクインしました。
また、「勤務地(配属/転勤/オンラインなど)(43%)」を重視する人も多いということが分かりました。コロナ禍でのオンラインへの慣れにより、仕事上でもオンラインを用いたいと考える人も多いのかもしれません。
◎就活の反省点の有無
とてもある:23%
ややある:41.8%
あまりない:23.6%
まったくない:11.5%
◎就活に反省が残る箇所
自己分析:64.7%
志望する業界/企業の研究:39.4%
志望していない業界/企業の研究:17.6%
OB/OG訪問:17%
ES(エントリーシート):20%
Webテスト/筆記試験:38.8%
グループディスカッション:14.5%
面接対策:41.2%
インターンシップの選考対策:11.5%
インターンシップへの参加:21.8%
就活を始める時期の遅さ:20.6%
ESや面接などで使うネタ作り:21.8%
就活イベントなどへの参加:4.8%
キャリアセンターへの相談/活用:8.5%
周囲の就活生との情報交換:14.5%
日頃のニュース/新聞のチェック:12.1%
就活に後悔や反省を感じている人は、64.8%に上ることが分かりました。
反省が残る部分として「自己分析(64.7%)」「志望する業界/企業の研究(39.4%)」が高い順位にランクインしたほか、自由記述で「もっと早く対策しておけばよかった」などの始めるタイミングへの後悔も多く聞かれました。
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就活の教科書とは
累計5,000万PVの新卒大学生向けの就職活動サイト。「就活生に寄り添った情報を届け、大学生を自分らしい生き方に導く」という理念のもと、情報を発信。実際に就職活動を経験した内定者が自身の経験を含めて、自己分析・エントリーシート・面接対策などの記事を執筆している。(就活の教科書:https://reashu.com/)
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会社概要
商号: 株式会社Synergy Career
代表者: 代表取締役社長 岡本 恵典
所在地: 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2丁目5-13桜橋第一ビル304号
設立: 2020年6月
事業内容: 情報通信
URL:(就活の教科書) https://reashu.com/
URL:(コーポレートサイト) https://synergy-career.co.jp
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