【自転車のヘルメット着用が義務化になっても普及しない理由】
2023年4月に自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務化されてから1年が経ちましたが、警視庁の調査では2024年1月時点の東京都内の自転車ヘルメット着用率は9.1%と低い状態が続いています。 東京都が実施したアンケートによると、常に着用しない理由としては、43%の人が自転車にはヘルメットの置き場所がない」と回答し、着用が義務ではなく努力義務(43.9%)という理由に続きました。スクーターなどにはヘルメットを収納できる場所があるのに自転車にはないので、盗難も恐れもあり持ち運ばなければならないなど、ヘルメット着用の悩みが多いことが伺えます。
その問題を解決する自転車用ヘルメットバッグが今回発売する「biclou(ビクル)」です。
【手持ちのワイヤーロックが使える機能的なヘルメットバック】
これまでも、自転車用ヘルメットバッグはありましたが、装着された盗難防止用の「鍵」が壊れやすかったり、鍵が容易に開いてしまうなどの問題があり、そうしたトラブルがあるとバッグごと変えなければなりませんでした。
一方「biclou(ビクル)」はバッグ本体にワイヤーロックを通す穴を設ける構造になっており、市販のワイヤーロックを通して使用する形状なので、ワイヤーロックのタイプやグレードも自分の好みで変えられます。
ロックが壊れたとしても、該当部分を交換すればいいのでバック全体が使えないということはありません。またロックが自由に選べるので、自転車に形状にあったものを利用できます。(実用新案権登録・意匠権出願中・知財訴訟費用保険加入)
【ヘルメットが蒸れない・濡れない工夫】
こうした問題の解消のほか、ヘルメットを置いている間に雨に濡れないようにしながらも、汗や雨で濡れたヘルメットがバッグの中で蒸れないようにしたい・ヘルメットの出し入れが簡単にできて、使わない時にはコンパクトに保管したいといったヘルメット着用に関する困りごとを解決しようと試行錯誤を重ねました。
特に、雨に濡れないようにしながらもヘルメットがバッグの中で蒸れないようにするのが非常に難しく、色々な形を考えました。最終的に「底部分をメッシュにしておけばヘルメットが濡れないのでは?」と試作をしたのですが、普通に底をメッシュ生地に切り替えただけではヘルメットの重さでメッシュ生地が下に弛んで出てきてしまい、ヘルメットが濡れてしまいます。何度も試作をした結果、折マチ(隠しマチ)の形が一番理想的な形状になる事がわかり、現在の「biclou(ビクル)」の形となりました。
使わないときはコンパクトに保管できる構造になっています。
ヘルメット着用にまつわる悩み事を解消するこの商品を通じて、ヘルメットの着用率向上に貢献できればと願っております。
【商品概要】
自転車用へルメットバッグ「biclou(ビクル)」
色:ベージュ・ブラック
サイズ:320×430(mm)縦×横
重さ:93g
素材:ナイロン・ポリウレタン・ポリエステル
価格:5,820円(税込)
【発明ラボックスについて】
発明ラボックスは個人や企業から生み出される発明が、社会に豊かさをもたらすことを目標としています。
発明ラボックスの代表、松本奈緒美は「簡単な構造、特徴ある形状」で発明にして、様々なメーカーとライセンス契約、商品開発、商品販売をしてきました。そのノウハウを活かし現在はメーカーの商品開発含め、個人の方でもアイデアを商品化していきたい、という方のサポートをしています。『知財訴訟費用保険(引受会社:あいおいニッセイ同和損害保険会社)』も提供しています。
【会社概要】
社名:株式会社発明ラボックス
営業所所在地:東京都新宿区大久保1-1-45新宿セントラルハイツ801号
代表取締役:松本奈緒美
事業内容: アイデア商品企画、開発、設計、製造、販売
設立: 2010年5月
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