2024年5月2日、アシタのジュギョウ運営局(代表:高松智久)は教員の働き方改善の一助となるため、特に若手の教員への授業作りをサポートする目的で小・中・高・特別支援学校の教員個人向けのwebサービスとして「アシタのジュギョウ」https://ashita-no-jugyo.jpをリリースいたしました。(月額300円、3ヶ月無料トライアルあり)
開発の経緯
教育は国の力であり、教員はその力の源だと運営代表である高松は考えています。しかし現在、教員志望者が減り続けています。高松自身も教員を経験する中で教員という仕事の重要性、やりがいを感じました。ただ、働きにくさを感じる場面もありました。
特に毎日の基本的な業務に関して2つの問題を感じています。
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学習指導案(授業案)を応用可能な形で共有する仕組みがない
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スケジュール(週案)をデジタル管理することが難しい
これらを解決することが、授業作りに慣れていない若手の先生、またこれから先生を目指す方達にとって働きやすい環境を実現できるのではないか、さらには情熱のある人が教員を目指しやすい社会になるのではないかと考え、「アシタのジュギョウ」を開発しました。
問題に対するアプローチ
1学習指導案(授業案)を応用可能な形で共有する仕組みがない
授業案を共有するサイトはあるものの、一般的な情報が多く、「この単元のこの部分を教える授業」、つまり「明日の授業」が探せるサービスは少ないのが現状です。また、既存のサイトでは「授業案を閲覧」することはできますが、それを自分の環境(多くの場合は授業計画ノート)に写し、自分流に改変するという作業が必要でした。また、授業案を共有しようとする際にも、共有用にデータを作り直す手間があります。
そこで普段準備している授業をそのまま誰もが利用できる形で共有できることが必要だと考え、「アシタのジュギョウ」では授業作成、管理、共有がシームレスにできるようにしました。教科やキーワードで授業を検索し、気になった授業があればそれを自分のリストに入れ、そのまま編集することができます。
2スケジュール(週案)をデジタル管理することが難しい
教員のスケジュール管理はやや特殊です。なぜなら教員は「時間」ではなく「コマ」で動くからです。そのため、汎用的なスケジュール帳やアプリは使いづらい場面があり、多くの教員は週案と呼ばれるコマ(校時)で区切られた紙のスケジュール帳を使用しています。しかしアナログゆえ、デメリットも存在します。
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時間割を毎回書き写す必要がある
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時数(授業回数)は目視によって数えなければいけない
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視認性を良くするためには自分で色分け等の工夫が必要
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サイズとして大きくなりがちで、携帯性が悪い
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学校外でスケジュールの確認ができない
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修正が面倒
そこで「アシタのジュギョウ」では作成した授業をコマに割り当てられるカレンダーを採用しています。
今後目指す姿
「アシタのジュギョウ」は始まったばかりのサービスですが、ユーザーの方々の意見をきき、「本当に現場の教員が求めているもの」を実現していきます。誰かの「今日の授業」が他の誰かの「明日の授業」のヒントになる。それが当たり前になる環境を作ることが目標です。
まずは3ヶ月無料トライアルからのご利用をお持ちしております。
運営者情報
アシタのジュギョウ運営局 https://ashita-no-jugyo.jp/management
2024年4月設立
代表:高松智久
代表プロフィール:
1985年生まれ、愛知県出身。京都大学経済学部を卒業後、野村證券(株)に入社。企業の買収や合併などに関わる。
退社後、教師を志し、塾講師として働きながら大学の通信制課程で教員免許を取得。
その後、東京都足立区とさいたま市の公立中学校の英語科教員として8年間勤務。
2024年より教師を退職し、「アシタのジュギョウ」の開発、運営を開始。
お問い合わせ:info@ashita-no-jugyo.jp
関連URL : https://ashita-no-jugyo.jp