Synflux株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:川崎和也、以下、Synflux)は、経済産業省が公募を行なった、次世代ファッションクリエイター育成を目的にした補助事業「みらいのファッション人材育成プログラム」の採択事業者に選出されました。
同プログラムは、プログラムパートナーによる持続可能なサプライチェーン構築に向けた実践的な教育機会の提供、事業創出支援を通じ、未来のファッション産業を担う卓越人材育成事業を行うものとなっており、自社で推進するゼロウェイストファッション事業におけるLCA評価導入調査事業を実施します。
本プログラムで当社が受ける支援の特徴
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活動費の補助:1申請あたり上限500万円を支援
専門家による伴走支援:事業計画の策定支援や計画の推進に必要なメンタリングの提供など、専門家がクリエイターごとに伴走支援。
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事業化へのレクチャー:クリエイターの想像性や創造性を刺激し、事業計画を推進するための専門的知見を各領域の講師が提供。
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事業化機会の創出:事業計画の推進や成果報告会を通して、京都を中心とした研究機関や産業界との情報交換、マッチングの機会を創出。
プログラムパートナー
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水野大二郎/京都工芸繊維大学未来デザイン・工学機構教授(講師/メンター/アドバイザー)
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砂山太一/京都市立芸術大学美術学部准教授 (講師/メンター)
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津田和俊/京都工芸繊維大学未来デザイン・工学機構准教授(講師)
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奥林里子/京都工芸繊維大学 繊維科学センター長京都大学生存圏研究所 特定教授(講師)
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井上裕太/KESIKI Co-founder/ Executive Director Whatever CorpDev Director(講師/メンター)
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向千鶴/「WWDJAPAN」編集統括、サステナビリティ・ディレクター(メンター)
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井登友一/インフォバーン取締役副社長(講師)
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辻村和正/インフォバーン執行役員(メンター/アドバイザー)
ゼロウェストの実現を目指すデザインシステム「Algorithmic Couture」について
Synfluxによる「Algorithmic Couture」は、衣服製造過程での大きな課題の一つであるテキスタイル廃棄を減らすために、アルゴリズムと3D技術を活用して実装された次世代デザインシステムです。衣服の3Dデータから低廃棄に最適化された2D型紙データの生成を可能とし、従来の約15〜30%だった布の廃棄率を大幅に削減することが可能となります。
現在の大量生産システムを乗り越える「最適化生産」への転換を掲げ、産業の効率化、環境への配慮、快適性、全ての実現を目指しています。
Synflux株式会社の事業内容
「FASHION FOR THE PLANET/惑星のためのファッション」をミッションに掲げるSynfluxは、2019年3月の創業以来、自社サービスのR&D、アパレル・ファッション企業との新商品開発、大学や研究機関との共同研究などの事業を展開してきました。
近年、ファッション産業が抱える自然環境の持続可能性の問題に注目が集まり、生産や流通における環境負荷を低減するための新しいテクノロジーやソリューションが求められています。このような市場環境のなか、Synfluxは「デジタルテクノロジーによって創造的循環社会を実現する」というビジョンのもと、機械学習や3Dシミュレーション、アルゴリズミックデザインを活用し、衣服生産時に必然的に排出される素材の廃棄を極小化するためのデザインシステム「Algorithmic Couture(アルゴリズミック・クチュール)」や生成AIからVRまでを接続するリサーチプラットフォーム「WORTH(ワース)」など、持続可能な未来に向けたテクノロジーの研究・事業化を行なっています。
2020年にH&M財団グローバルチェンジアワード・アーリー・バード特別賞、2023年に第41回毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞を受賞するなど国内外で評価を集めています。
Synfluxについて
会社名:Synflux株式会社
所在地:東京都中央区東日本橋2-26-8
代表者:川崎和也/代表取締役CEO
設立日:2019年3月27日
事業内容:ファッションデザインのためのソフトウェア開発
循環型衣服設計・製造支援、バーチャルファッションのプラットフォーム事業