東京都港区を本社とする株式会社エヌワイ(以下、エヌワイ)は、不要になったダンボールを緩衝材として再利用するための卓上ダンボールシュレッダー
「DeKulum(デクルム)」
を発表しました。
世界中で年間800万トン以上のプラスチックごみが海に流出しており、このままでは2050年には海の魚の重量を超えると予測されています。「DeKulum」は、コンパクトな卓上サイズで導入コストも低く、誰でも簡単に始められる環境保護活動として注目されています。特に気泡緩衝材などのプラスチックへの依存を減らすことで、海にプラスチックを持ち込まない、海洋環境を守ることができる製品です。
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ラスチックごみの深刻な影響と対応
近年、海洋環境問題が世界的に注目を集めています。
ウミガメなどの海洋生物がプラスチックごみを誤って食べ、窒息したり、消化器系に障害を起こしたりする事例が増加しています。また、プラスチックごみは分解されにくく、マイクロプラスチックとして海中を漂い、生態系に悪影響を与えています。EUでは2021年から使い捨てプラスチック製品の販売が禁止されており、日本でもプラスチックごみ削減に向けた取り組みが加速しています。
DeKulumでは、プラスチックの気泡緩衝材の代わりにダンボールを緩衝材として再利用することで「脱プラ梱包」を実現。海洋環境問題の解決にも貢献し、誰でもできる環境保護活動としてプラスチックごみ削減の動きを加速させる製品です。
ダンボールの再利用が実現する環境保護
身近にある大量のダンボールが、DeKulumで緩衝材として再利用できるようになります。
またダンボールは、ほぼ100%リサイクル可能な素材で、再生紙から製造されるリサイクルプロセスが確立されている素材です。だからこそ、持続可能な環境保護のためにはダンボールの再利用が最適であると言えます。
環境負荷を削減するための協力体制
DeKulumの導入により、プラスチック緩衝材を使用しない商品供給の実現だけでなく、ダンボールの処理に掛かる費用や手間も削減できます。先行販売展示を実施したSEA JAPAN 2024では、
「導入コストが低く、操作も簡単。誰でもできる継続的な環境活動として非常に優れている」、「環境保護にも貢献するだけでなく、ダンボールの処理問題も同時に解決できる点が素晴らしい」
といった声が寄せられました。
エヌワイは海運業界の環境負荷を削減するために、複数のパートナーと連携しています。同業者や物流会社、船舶機器メーカーとの連携により、DeKulumの普及と活用を促進し、プラスチックゴミ削減に向けて共に取り組んでいます。
今後はDeKulumを海運業界のみならず、他業界への展開も視野に入れており、産業界全体に3R効果をより広く浸透させ、環境保護活動の輪を広げていきます。また運送会社やコンビニと連携し、そのダンボール緩衝材を利用して個人でも荷物を発送することができるようになれば、その輪を世界中に広げることができます。
開発経緯
海運業界で働くエヌワイが海洋環境を守るために何ができるかと考えたときに、「海に、船にプラスチックを持ち出さない」ということでプラスチック緩衝材の使用をやめ、ダンボールの緩衝材を使うことにしました。しかし、ダンボールの緩衝材を作るのに自社で梱包する分だけであれば、大型で高価格の装置を導入するには中小企業にとってハードルが高く、市場にはコンパクトで価格も少額減価償却資産として一括損金計上できる30万円未満の装置はありませんでした。
だからエヌワイは、そんな自分たち中小企業のために卓上サイズで最軽量(31kg)、全国送料無料で
25万円(税抜)
という価格でDeKulumを開発しました。(※沖縄・離島は別途送料)
株式会社エヌワイ ビジネスデベロップメント 担当コメント
発売以来、皆様に大変な反響を頂いております。当社は、誰でも簡単にすぐできる環境保護活動でなければ継続することはできないと考えています。DeKulumはそれらを全て解決し、みんなで取り組む環境保護活動として、私たちの社会に欠かせない製品だと思っています。DeKulumで誰でも簡単にすぐできる環境保護活動の輪を広げ、持続可能な社会の実現に貢献していきたいと考えています。
DeKulumにご興味をお持ちの企業様は、ぜひお気軽に当社までお問い合わせください。環境問題への取り組みを一緒に推進し、持続可能な未来を共創しましょう。
DeKulumの購入方法
価格:¥275,000- (税込・送料込)※沖縄・離島は別途送料
販売方法:弊社へお問合せ下さい。
メールアドレス:hd-office@ny-tokyo.com
電話番号:03-6809-4540
株式会社エヌワイについて
会社概要
社名:株式会社エヌワイ
本社所在地:東京都港区芝浦1-7-24第3東運ビル4階
代表取締役:吉川 伸也
事業内容:船の救急箱「シップエイド」、次世代サービスカート「Beecle」の販売 など
HP:
https://www.ny-tokyo.com
株式会社エヌワイはDeKulumの普及と活用を通じて、海洋環境負荷の削減を目指しています。物流会社や海運会社など、複数のパートナーと連携し、サプライチェーン全体で3R効果を促進していきます。