「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:和田 孝雄)は、「第13回 日本HRチャレンジ大賞」において、当社の国内社員2.5万人を対象に募集部署が直接社員をスカウトする 「キャリアスカウト制度」が「人材マネジメント部門優秀賞」を受賞したことをお知らせします。
■日本HRチャレンジ大賞とは
「日本HRチャレンジ大賞」は、人材領域で優れた新しい取り組みを積極的に行っている企業(人事部門対象、人材サービス部門対象)を表彰することで日本社会の活性化を促すことを目的とし、今回第13回が開催されました。(後援:厚生労働省、中小企業基盤整備機構、ビジネスパブリッシング、HR総研(ProFuture))
■「第13回 日本HRチャレンジ大賞 人材マネジメント部門優秀賞」授賞理由
国内約2.5万人の社員を対象に、自社内にとどまらず、グループ内の他部署から直接スカウトを受けて異動することができる「キャリアスカウト制度」の導入が「第13回 日本HRチャレンジ大賞 人材マネジメント部門優秀賞」を受賞しました。自律的キャリア形成の後押しや、マッチング率向上、情報の非対称性解消など、採用プロセスの変革と人材活用、キャリア形成手段の革新をもたらす優れた取り組みであると高く評価されました。
■「キャリアスカウト制度」概要
キャリアスカウト制度は、グループ内の他部署から直接スカウトを受け、異動することができる制度です。社員が自身のスキルや経歴、今後のキャリア展望などを社内システムに登録すると、他部署からスカウトを受け取ることが可能となります。スカウト先とコミュニケーションしながら選考へ進むか判断します。選考に合格すると異動を選択することができます。社員のキャリアオーナーシップを醸成し、エンゲージメントを向上させることを目的に、国内社員約2.5万人を対象に2023年10月から運用開始しています(※1)。
制度元年だった2023年度は、国内グループ22社から566名の社員がプロフィールを登録し、695件のスカウトが送付され、社員のキャリアプロフィールを起点にしたコミュニケーションが生まれました。結果、13社64名のグループ間異動が確定(※2)。公募制度では対象外としていた部長層の異動も実現しました。制度を利用することで、最終結果に関わらず、「自身のキャリアの棚卸や内省を実施する」「グループ内の多様な組織や仕事を知る」など、さまざまな副次効果を得る機会にもなっています。
(※1)2024年9月22日プレスリリース『国内社員2.5万人を対象に 募集部署が直接社員をスカウトする 「キャリアスカウト制度」を10月から運用開始』
https://www.persol-group.co.jp/news/20230922_12692/
(※2)2024年3月4日プレスリリース『パーソル、募集部署が直接社員をスカウトする「キャリアスカウト制度」の利用実績を公表』
https://www.persol-group.co.jp/news/20240304_01/
■パーソルグループの人的資本戦略とキャリアオーナーシップの取り組み
パーソルグループは「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、多様なはたらき方や学びの機会の提供を通じてはたらく機会を創出し、一人ひとりの選択肢やはたらく自由を広げ、個人と社会の幸せを広げることを目指しています。人的資本の方針としては「多様な人材が“はたらくWell-being”を体現し、価値創造を推進する組織」になることを目指しており、その一環として社員一人ひとりがキャリアオーナーシップを持ち、自分らしくはたらくことを支援しています。これまでも、グループ内の他部署の業務体験ができる制度や各種キャリア研修、公募型異動制度や海外転勤へのチャレンジなどさまざまな機会を提供してきました。
今後も「自分のはたらくは、自分できめる」という考え方を大切に、社員一人ひとりの多様なキャリア形成を支援していきます。
パーソルの人的資本戦略については
人的資本レポート
をご覧ください。
■コメント
大場 竜佳
パーソルホールディングス株式会社 グループ人事本部 本部長
パーソルグループでは、グループ共通の人事ポリシー「Advanced HR Showcase」を掲げ、仮説と検証を繰り返しながら実験的な人事の取り組みを進めています。今回、「第13回 日本HRチャレンジ大賞 人材マネジメント部門優秀賞」を受賞いたしました「キャリアスカウト制度」も、人事ポリシーに沿ったチャレンジの一つです。「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、社員のキャリアオーナーシップを支援し、これからも社会をリードする先進的な人事制度・人事施策に取り組んでまいります。
■パーソルホールディングス株式会社について
1973年の創業以来、人材派遣、人材紹介、アウトソーシング、設計開発など人と組織にかかわる多様な事業を展開。2008年10月に共同持株会社テンプホールディングス株式会社を設立。2017年7月よりパーソルホールディングス株式会社へ社名変更。
東京証券取引所プライム市場上場(証券コード:2181)。2024年3月期売上収益1兆3,271億円(IFRS)。
■「PERSOL(パーソル)」について
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https://www.persol-group.co.jp/
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パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、BPOや設計・開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開するほか、新領域における事業の探索・創造にも取り組み、アセスメントリクルーティングプラットフォーム「ミイダス」や、スキマバイトアプリ「シェアフル」などのサービスも提供しています。
はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」 を実感できる社会を創造します。