6月8日、唐津市の離島である加唐島の加唐小中学校で「プレシャスプラスチック」のアップサイクルワークショップが開催されました。加唐島は美しい自然と豊かな歴史を持つ島で、人口は約100人ほどです。古くから漁業を中心とした生活が営まれ、近年は観光地としても注目されています。呼子から加唐島汽船「かから丸」に乗って約17分で到着します。
https://karatsu-f-f.com/sdgs.html#sdgs_62
今回のワークショップでは、廃プラスチック(ペットボトルキャップ)をリサイクルしてオリジナルキーホルダーを制作しました。生徒たちは、ゴミから世界に一つだけのオリジナルキーホルダーを作ることを楽しみながら、リサイクルの過程やプラスチック問題について学びました。
また、前回のビーチクリーンで回収したペットボトルを国別に分別する作業も行いました。
その結果は以下の通りです:
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日本:100個
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韓国:59個
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中国:56個
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マレーシア:5個
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その他:6個
生徒たちはこれらのペットボトルキャップを丁寧に洗浄し、次回のワークショップでこれらを裁断し、オリジナルキーホルダーを制作する予定です。今回のワークショップは、生徒たちが環境問題について学び、実践的なリサイクル活動に参加する貴重な機会となりました。
ビーチクリーン活動の成果 – 2024/5/30
地域連携で海洋プラスチック問題に取り組む
5月30日には、加唐島の加唐小中学校で唐津南高校の虹の松原プロジェクトチーム、海洋研究班、佐賀県循環社会推進課、佐賀県脱炭素社会推進課、佐賀県地域教育魅力化コーディネーターの方々が参加し、環境教育とビーチクリーンが行われました。
https://karatsu-f-f.com/hadomisaki.html#beachclean_21
環境教育では、唐津南高校と加唐中学校の生徒たちに唐津の環境について講和が行われ、その後、先生方も加わって近くの海岸でビーチクリーンを実施しました。参加者は合計28名で、以下のような成果を収めました
重さ 合計79.9kg
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ペットボトル 6袋
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発泡スチロール 15袋
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発泡スチロールブイ 16個
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プラスチックブイ 21個
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ペットボトル以外プラスチック 2袋
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漁具 海苔漁用棒 2本
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切木
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缶
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壺
ほぼ全てがプラスチックゴミであり、中には発泡スチロールブイにゴミが詰められている悪質なものもありました。
今回のビーチクリーン活動とSDGsワークショップを通じて、加唐島の生徒たちは環境問題についての意識を深め、具体的な解決策に取り組む姿勢を育むことができました。今後も地域と連携しながら、海洋プラスチック問題の解決に向けて取り組んでいきます。
加唐島の魅力
歴史と癒しの島、加唐島の紹介
加唐島は、椿油の産地としても有名で、『日本書紀』には百済の25代国王・武寧王が生まれた場所と記されています。また、猫が多く暮らす「ねこの島」としても知られています。島唯一のカフェ「Selfish 加唐島Café」では、椿油や島の野菜を使った料理を楽しめます。島内には約4万5千本もの天然の椿が自生しており、自然豊かな環境でのんびりとした時間を過ごせます。