株式会社 読売広告社(本社:東京都港区 代表取締役社長:菊地英之、以下YOMIKO)制作のイベント『柏の葉イノベーションフェス -TALKING CITY-』(三井不動産株式会社柏の葉街づくり推進部主催)が、第10回 JACE イベントアワードにおいて、全応募作品191作品の中から選ばれる最優秀賞である「経済産業大臣賞(日本イベント大賞)」および、企業・業界団体部門における「ゴールド賞」を受賞したことをお知らせします。
JACEイベントアワードは、国内外で行われる創造的で革新的なイベントを対象にした表彰制度で、今年10周年を迎えました。今回、当社が受賞したイベント「柏の葉イノベーションフェス -TALKING CITY-」は、公民学が連携して未来の課題解決型の街づくりを推進する柏の葉スマートシティにおけるイベントで、去年2023年10月25日~29日に開催されました。
選考では、アイディア・コンセプトからインパクト・経済効果、さらにはイベント参加者の満足度からサステナビリティについて有効な取組みであることなどが重視され、当社の取り組みは、80名以上の住民の声でセリフを収録するなど、住人自らが街の良さを発信していく「公民学連携」の取り組みであることに加え、スマホをかざすと街中のモノが街の情報や物語を喋り出すという体験により、街の魅力や地元への愛着を改めて感じる人が増え、住民のシビックプライドを高めた点が評価され、今回の受賞の運びとなりました。
■受賞案件紹介 柏の葉イノベーションフェス -TALKING CITY-概要
【主催者】
三井不動産株式会社柏の葉街づくり推進部
【制作関係者】
株式会社読売広告社、株式会社ピラミッドフィルムクアドラ
-TALKING CITY-まちへの愛着を次世代につなげる“共創ARプラットフォーム”
柏の葉スマートシティの街づくりがスタートしてから17年。この街で生まれ育った若い世代は、自ら街を選んだ上の世代よりも街への愛着(=シビックプライド)が低いことが調査からわかりました。このことは、「公・民・学の共創」を掲げるこの街にとって、大きな課題になりつつあります。
その課題解決として誕生したのが「TALKING CITY」。街の共創環境をベースに、住民と住民を“声”でつなぐ、街をプラットフォームにしたAR体験です。
80名を超える住民が街のモノになりきって、街の秘密や情報を音声で吹き込み、年齢問わず楽しめるARコンテンツとして街中に設置。行政・大学・民間企業の協力により、普段は立ち入りを許可されていないエリアの開放も実現しました。
結果として、開始2日間で住民の54%が体験し、新たな街の魅力を発見。新しい世代の住民のシビックプライドが116pt上昇。地域の高校の授業にも取り入れられ、広がりを見せています。
制作スタッフ
大屋 翔平(おおや しょうへい)
統合クリエイティブセンター
クリエイティブディレクター
住吉 美玲(すみよし みれい)
統合クリエイティブセンター
プランナー
野村 葉菜(のむら はな)
統合クリエイティブセンター
プランナー
西原 拓真(にしはら たくま)
ビジネスデベロップメント局
プロデューサー
原口 真央(はらぐち まお)
ビジネスデベロップメント局
プロデューサー
当社コーポレートサイトでは、イベント内で開催されたトークセッションの様子と内容を紹介しています。ぜひ、合わせてご覧ください。
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「柏の葉イノベーションフェス2023」イベントレポート トークセッション「共同体感覚とクリエイティビティ」とは【前編】
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「柏の葉イノベーションフェス2023」イベントレポート トークセッション「共同体感覚とクリエイティビティ」とは【後編】
【会社紹介】
YOMIKOは、市民がまちに対して持つ愛着や誇りである「CVIC PRIDE®ブランディング」をはじめ、フルファネルマーケティングに基づく「コミュニケーションデザイン」、生成AIやメタバースなどのテクノロジーを活用した「デジタルコンサルティング」、店頭基点の「インストアコンサルティング」などの強みを有しています。この独自性を発揮し、新たな「価値創造」に貢献することで、ビジネスと社会のサステナブルな成長のために、ともに変化へ挑戦する「GAME CHANGE PARTNER」となることを目指しています。