日本の失われた30年の間に成長に大差をつけられた世界経済。その背景には、アップルに代表されるような新たな
「ブランド価値」
の登場と繁栄から世界の
「変革」
を加速した
「ブランド管理」
がありました。個人から、中小企業、大企業、組織、国家すべてで、新しい「価値創造」を目指して更に良い未来の繁栄を導くスキル「ブランド管理」の
コンサルテーションプログラム
として
「品質成長ブランド管理」
を開始いたしました。
お勧め理由1.マーケティングだけでは成長できない
日本は、2023年に名目GDPで世界4位までに転落、1人当たりの名目GDPでは37位です。スイスIMD(国際経営開発研究所)の2024年の国家間の競争力比較発表で日本は38位(前年比-3)と過去最低でした。その一方で、電通の発表した2023年の日本国内の広告費によれば「総広告費」は7兆3,167億円(前年比103.0%)となり、過去最高を記録したそうです。「広告費」に代表される「マーケティング」費用は、成熟した国内市場での過当競争を背景に、既存の「ブランド価値」へ「付加価値」を加える差別化強化へ費やされてきました。「付加価値」では事業や国家の持続可能な繁栄を続けて行くことは困難です。マーケティングでのシェア争いを超越して、成長へ繋がる新たな「ブランド価値」登場へのスキルを含む「ブランド管理」の活用をお勧めしています。
お勧め理由2.価値選択の大変化
調査データより、消費者は倫理的価値観に沿ったブランド(商品やサービス)を探す消費行動自体への関心や変化とともに、選択や購買から企業行動に影響を及ぼせるとの自覚も判明。消費者はお金を自分(自己実現)と地域(世界)へ役立つ価値へ投票することで、自己超越の欲求を満たし、ブランド推奨そして価値共創へ行動を開始しています。世界では「ブランド価値」評価において、機能価値、情緒価値に加えて、倫理価値の有無を尊重する大変化がすでに始まっています。
お勧め理由3.理念が重視される時代の到来
近年、世界の「ブランド管理」では「パーパス」と呼ぶ「ブランド理念」が注目されています。「パーパス」とは、「企業の社会的存在意義」とも同様の「理念」です。例えばテスラの「理念」は「世界の持続可能なエネルギーへの移行を加速する」ことであり、自動車に限定するものでは無く、発電から蓄電、輸送まで一貫した持続可能なエネルギーの総合ブランドを目指しています。2014年には保有している「全ての特許をオープンソース化」しました。その狙いは「ブランド理念」を達成していくための真の競争相手は世界中の全てのガソリン車として、テスラのみでの理念の実現限界を超越するためです。テスラが開発した北米のEV急速充電規格「NACS」も、欧米、日系多くの自動車ブランド各社が採用を表明していてグローバル規格の統一へ向かっているようです。
お勧め理由4.ブランド管理が守る行動指針
ジョンソンエンドジョンソンの「我が信条(Our Credo)」(1943年制定)が世界的で最も有名なブランド理念&行動指針で、1982年シカゴで発生の「タイレノール服用による突然死」事件で、後に「ビジネス史上最も優れた危機対応」と称され、現在では経営者向けの参考事例として世界各国で取り上げられるまでになっています。事件が報告されたと同時に、原因究明よりも早く、消費者保護の姿勢を最優先で徹底。売り上げは2か月後には事件前の80%にまで回復する成果を残しました。突然死を引き起こした本当の原因が、毒物などの異物混入であったのかは今でも明らかになっていません。
お勧め理由5.品質成長から更に良い未来へ
SDGsの17の目標は、高度経済成長期の残した課題解決への「行動指針」ともなるようです。最近では、17の目標の目指す方向性から新規事業企画立案を推奨するビジネスコンサル企業からの提言も増えてきました。「ブランド管理」のスキルを用いて、SDGsの17の目標から更に良い未来への行動指針の活用が可能です。
1.世界中の富をすべての人が分かち合える
繁栄品質成長
へ
貧困をなくそう、すべての人に健康と福祉を、ジェンダー平等を実現しよう、産業と技術革新の基盤を作ろう、人や国の不平等をなくそう、との目標達成へ。
2.地球と共生できる
経済品質成長
へ
エネルギーをみんなに、そしてクリーンに、つくる責任、つかう責任、気候変動に具体的な対策を、海の豊かさを守ろう、陸の豊かさも守ろう、への目標達成へ。
3.世界中の人々が自己実現を目指せる
生活品質成長
へ
飢餓をゼロに、質の高い教育をみんなに、安全な水とトイレを世界中に、働きがいも経済成長も、住み続けられるまちづくりを、平和と公正をすべての人に、への目標達成へ。
4.パートナーシップで
共創品質成長
へ
新しい「ブランド価値」創造へ、組織、市民、世界での共創を期待する「志」が「パートナーシップで目標を達成しよう」との、17番目で最後の目標で示されています。
これら
「成長品質」
への
「行動指針」
に沿って
人間と地球、平和と繁栄、更に良い未来へ、
「品質成長ブランド管理」
コンサルテーションで加速していきます。
「品質成長ブランド管理」コンサルテーションは、診断・創造・共創・成長の4段階構成
段階1:診断
顧客ブランドと組織管理の内部環境の「強み」「弱み」、外部環境の「機会」「脅威」 の診断で、ブランド価値分析と目標顧客分析から管理課題と目標を策定。
段階2:創造
ブランド理念再考、ブランド行動指針検証、を踏まえて既存ブランド価値の最大活性化の可能性と新たなブランド価値創造への課題抽出も導きます。
段階3:共創
新たなブランド価値登場も可能とする、お客様、消費者、コミュニティ、世界との共創機会拡大へ向けての活動計画と協働推進を拡充します。
段階4:成長
共創から「イノベーション」推進へ。繁栄品質成長、経済品質成長、生活品質成長、共創品質成長、を持続可能とする新たなエコシステムも含む可能性を広げます。
ブランド・コンサルタント 秋葉 一雅
Eメール: akiba@qgbcn.com
URL:
https://www.akibabc.URL
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