配膳・下膳業務の効率化は飲食店の回転率と顧客満足度の向上に貢献します。しかし、現在飲食店向けに提供されている一般的な配膳ロボットは100万円台～300万円台と高価で、中小規模の店舗には導入が進んでいません。カチャカプロの飲食店向けパッケージは本体、専用棚、保守パックを含め60万円台（1年保守パック選択の場合）から導入可能で、小規模の飲食店でも手軽に導入できます。プリファードロボティクスの技術に加えて親会社のPreferred NetworksのAI技術・画像認識技術も利用されており、安価なハードウェアでも高精度で安全・柔軟な配膳・下膳が可能です。
なお、カチャカプロとカチャカシェルフ（3段）のセットは、2024年6月25日から申請可能となった中小企業省力化投資補助金を利用することで、最低40万円台で導入することができます。
「カチャカ」および「カチャカプロ」はすでに国内各地の飲食店に導入されており、配膳、下膳オペレーションの改善につながるとして多くの飲食店や利用客から高い評価を受けています。今回、大容量の配膳・下膳に対応した専用棚を含むパッケージが利用可能となったことで、飲食店にとってさらに機能的で使いやすくなりました。
飲食店での実際の使用例
協力： 前田屋仙台福室店（宮城県仙台市）、パパガロ（静岡県湖西市）
カチャカプロ飲食店向けパッケージの主な特長
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コンパクトな設計と高い運搬能力
狭い飲食店の通路でもスムーズに移動できるコンパクトな設計で、55cm幅の通路を走行可能。大容量の運搬が可能で、効率的な配膳・下膳を実現します。
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多様な操作オプション
: タブレット端末だけでなく、押すだけでカチャカが操作できる物理ボタン装置「カチャカボタン」を使用することで、本体から離れた卓や会計台からの操作が可能です。これにより、配膳だけでなく下膳時におけるユーザビリティが向上しました。
飲食店向けタブレットUIとカチャカボタン
今回の発売に合わせ、プリファードロボティクスは、カチャカプロの飲食店向けパッケージを、7月2日～3日に大阪で開催される「外食ソリューションEXPO」の「居酒屋JAPAN」E0-33ブースに出展します。
外食ソリューションEXPO 出展概要
名称：外食ソリューションEXPO
開催日時：2024年7月2日（火）～7月３日 10:00～17:00
会場：大阪南港ATCホール（大阪府大阪市住之江区南港北２丁目１−１０）
ブース： ～居酒屋の未来を想像する～ 居酒屋JAPAN E0-33
公式サイト：
https://gaisyokusolutionexpo.com/
プリファードロボティクスは「すべての人にロボットを」というミッションのもと、今後も飲食店のニーズを取り入れながら、生産性向上、人材不足解消、労働負荷軽減に貢献していきます。
カチャカについて
カチャカは、AI技術を搭載し、人の指示で家具を動かす自律移動ロボットです。専用家具とドッキングすることで、指定の場所までモノを運ぶことができます。これまで難しいとされてきた、環境変化の激しい居住空間での柔軟な自律移動を実現。人が家具に合わせて動くのではなく、人に合わせて家具が動くというスマートファニチャーのある生活を提供します。また、2024年2月には法人向けに機能・サービスを特化した「カチャカプロ」を発売しました。一般社団法人テクニカルディレクターズアソシエーション主催の「第０回 Tech Direction Awards」にて「Digital Product部門」受賞。公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2023年度グッドデザイン賞」受賞。日経トレンディ主催の「ヒット予測2024」11位に選出。
ブランドサイト：
https://kachaka.life
株式会社Preferred Roboticsについて
自律移動ロボットの研究、開発、製造、販売を行うPreferred Robotics（プリファードロボティクス）は、AIなどの技術を開発する株式会社Preferred Networks（PFN）の子会社として2021年11月に設立されました。PFNと共に目指す『すべての人にロボットを』を実現すべく、PFNが強みを持つAI技術とスーパーコンピュータを最大限に活用し、人の役に立つロボットの提供を目指しています。
プリファードロボティクスは、会社設立と同時にアマノ株式会社、2022年3月に旭化成ホームズ株式会社、株式会社三井住友銀行と資本業務提携をおこないました。アマノと共同開発した業務用の小型床洗浄ロボット「HAPiiBOT」（2022年10月発売）に続き、自社開発の家庭用自律移動ロボット「カチャカ」を2023年5月に、法人向けに特化した「カチャカプロ」を2024年2月に発売しました。
企業サイト：
https://www.pfrobotics.jp/