株式会社明治安田総合研究所(代表取締役 森本 律子、以下「明治安田総合研究所」)と一般社団法人日本癌医療翻訳アソシエイツ(理事長 久保田 馨、以下「JAMT」)は、「がん患者およびその家族のために正しいがん医療情報をお届けする」「誰もが簡単に、本当に必要かつ信頼できる医療情報にアクセスできるようにする」取組みに関し、相互の協力が可能な分野における連携の推進を目的に、包括連携協定を締結しました。
本協定の締結を通じ、明治安田総合研究所はJAMTの協力のもと、主に米国を中心とした最新承認薬・がん治療ガイドラインの改訂状況等、先進医療の研究成果やがんサバイバーシップの最新情報を広くお伝えし、明治安田グループが取り組む、人々が健康で安心して暮らせる社会づくりに貢献してまいります。
主な協力事項
1.JAMTの取組みへの支援
2.人材交流と情報の発信
3.新たなネットワークの構築
【JAMT久保田理事長コメント】
がん研究の発展はめざましく、より効果のある治療を求めて日々、世界レベルで新薬の開発や治療アプローチの探索が進んでいます。世界中で多くのがん関連ニュースが配信され、がん治療のエビデンスとなる医学文献が一般にも開示されています。当団体の運営サイト「海外がん医療情報リファレンス」では、有志の翻訳者、監修者の協力のもと、海外のウェブサイトから許諾を得て、がん情報を提供しています。
当団体と民間企業との包括協定は初の取組みであり、今後この成果を社会一般に広げられるよう取り組んでまいります。
(ご参考)
■株式会社明治安田総合研究所(代表取締役 森本 律子)について(1991年設立)
明治安田総合研究所は、ヘルスケア領域、先端テクノロジー・ビッグデータ等のデジタル領域、経済領域、生活設計、社会保障等の各分野における基礎調査を行なっています。ヘルスケアに関する近年の主な研究テーマは、がん・非がんの経済毒性やアドバンス・ケア・プランニング(通称:人生会議)やがんの教育啓発業務、循環器病分野などで、様々な領域の専門家と協働し、研究に取組んでいます。市民やお客さま視点に立った創造的かつクオリティの高い調査研究成果を発信することで、お客さまのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上と価値創造に貢献 しています。
詳細は、
https://www.myri.co.jp/
をご参照ください。
■一般社団法人日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT)について(2009年、一般社団法人設立(2005年度より、活動開始))
JAMT(ジャムティ)は、最新かつ正確ながん情報を一般に公開することで、言語の障壁による海外と日本の医療や情報の格差、そして患者と医療者の間の情報格差を縮小することにより、がん研究やがん医療の向上を目指す非営利団体です。がん研究の発展はめざましく、より効果のある治療を求めて日々、世界レベルで新薬の開発や治療アプローチの探索が進んでいます。英語では、多くのがん関連ニュースが配信され、がん治療のエビデンスとなる医学文献が一般にも開示されています。そうした最新のがん情報を伝えるため、海外のウェブサイトから許諾を得て、有志の各専門家である監修者ならびに医療翻訳者の協力のもと、『海外がん医療情報リファレンス』を運営してきました。また、言語サポートを通して、日本の患者会と世界をつなぐお手伝いもしてきました。
今後は、昨今のAIの急速な発展に対応すべく、精度が向上した機械翻訳を上手く活用して効率化を進め、一層スピーディに、かつ幅広い情報ソースから、高品質なニュースを日本の方々に配信できるよう整備を図っています。
詳細は、
https://www.cancerit.jp/
(海外がん医療情報リファレンス)、
https://jamt-cancer.org/
をご参照ください。