『CaLabo® MX』は、「聞く」「話す」「読む」「書く」に特化したクラウド型の語学学習支援システムです。授業外・スマホ学習も可能なBYOD(個人所有のPCを授業などで使用する)対応型で「授業支援機能」も備わっています。今回のバージョンアップで新たに搭載する3つの新機能により、学習者の英語の総合力を効率的に高めながら、先生の「働き方改革」もサポートします。
<ポイント>
● 先生が指定した条件で、AIが自動的に「空所補充問題」を作成
● 学習者の習熟度に合わせて、6つのレベルから選べる新しいディクテーション教材を追加
● 教材をすぐに立ち上げることができるショートカットタブの追加で操作しやすいUIへ
(1) 先生が指定した条件で、AIが自動的に「空所補充問題」を作成
<問題レベル、問題数、問題数に対する品詞等の配分を指定すると(左)、AIが空所補充問題を自動作成(右)>
英語の習熟度は学習者によって異なるため、先生が小テストなどでそれぞれのレベルに合わせた問題を作成しようとすると膨大な時間とエネルギーが必要です。そこでチエルでは、『CaLabo® MX』にAIによる自動問題作成機能を搭載することで、学習者の英語の総合力を効率的に高めながら、先生の「働き方改革」をサポートします。
先生は、「問題レベル」「問題数」「問題数に対する品詞等の配分」の3つのパラメータを指定するだけ。「作成する」をクリックすれば、AIが学習者の習熟度に最適な空所補充問題(部分ディクテーション問題)を作成します。作成後も空所の追加や削除など自由に編集できるので、先生のイメージどおりの問題が短時間で作れます。
同じ英文でも、3つのパラメータを変えることで難易度の異なる空所補充問題を作成でき、先生の教材探しの手間も省けます。先生には、問題作成に注いでいた時間とエネルギーを、生徒たちと向き合う機会の創出につなげていただくなどの「働き方改革」効果も見込めます。
(2) 学習者の習熟度に合わせて、6つのレベルから選べる新しいディクテーション教材を追加
学習者の英語力向上にはいろいろなアプローチがあります。中でも、英文を聞いて、該当箇所に英語を書き込むディクテーションは、リスニング力、語彙力、文法力、表原力など英語の「総合力」を向上させる学習方法と言われます。
しかし、チエルでは多忙な先生がディクテーションにふさわしい教材を探すのは難しいことが多いと考え、「良質な教材で生徒たちの英語力を高めたい」「聞く・話す・読む・書くをバランスよく育みたい」という先生方の声にお応えして、『CaLabo® MX』に新教材「Powerful Dictation」を搭載します。
「Powerful Dictation」は、PEN言語教育サービス代表・慶應義塾大学名誉教授の田中茂範先生が監修された教材です。難易度の低い順からBronze、Silver、Goldの3つのカテゴリーがあり、さらにそれぞれに「Ⅰ」「Ⅱ」と、計6つのレベルから学習者にふさわしい課題を提供することができます。
<問題には、「単語ディクテーション」(左)と「フレーズディクテーション」(右)の2種類ある>
6つのレベルの教材はいずれもDay1~Day30 までの30課から成り、3名のネイティブの先生が自然な速度で英文を読み上げます。前半のDay1からDay15では15問の単語ディクテーションの設問があり、225語の単語の学習につながります。さらに後半のDay16からDay30では、前半と同じ英文を利用してフレーズディクテーションを行います。あえて同じ英文を利用することで、学習者の負担を下げ、定着を目的とした学習が可能となります。ここまで学習を進めることで、さらに1000語以上の単語の学習につながります。
また、英語の音声を真似ることで表現力を高めたり、覚えたい単語やフレーズを「My Vocabulary Notes」に記入して語彙力を身に付けたりすることもできます。監修者の田中先生は、「英語を身に付けるには、少しずつでも毎日継続することが大事です。本教材では、少しのすきま時間で最大の効果があげられるように、『耳で聞き、手と口を動かし、そして目で見て学ぶ』という体をフルに使って英語を学ぶ方法を提案します」とコメントされています。
(3) 教材をすぐに立ち上げることができるショートカットタブの追加で操作しやすいUIへ
『CaLabo® MX』は、授業外・スマホ学習も可能なBYOD対応型のため、学習者が自分の好きな時間に、好きな場所で学ぶことできます。今回のバージョンアップでは、この特徴をさらにブラッシュアップするため、教材をすぐに立ち上げることができるショートカットタブを追加します。
<「すぐに学べる教材」タグから、パッと新教材「Powerful Dictation」を立ち上げることができる>
学習者は「すぐに学べる教材」からワンクリックで目当ての教材にたどり着けるので、学ぶモチベーションを維持しながら、通学時間や授業間などのすきま時間を活用できます。このように『CaLabo® MX』によって繰り返し学習の習慣が身に付くことで、先生の学習指導の負担軽減も見込めます。
教育ICT専業メーカーのチエルでは、これからも先生をはじめとした教育現場の皆様の「声」を製品やサービスの開発・バージョンアップに反映してまいります。どうぞご期待ください。
■導入事例
大阪府 都島工業高等学校 様
https://www.chieru.co.jp/ict-casestudies/high-school/ict-casestudies-11144/
茨城県 筑波大学 様
https://magazine.chieru.co.jp/high-school/magazine-15693/
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製品に関するお問合せ
https://www.chieru.co.jp/mailform/inquiry/
チエル株式会社
「子供たちの未来のために、世界中の先生の授業を ICT で支える」を企業理念に掲げて設立。シェア NO.1 のフルデジタル CALL システムや、タブレット対応授業支援システム、クラウド型教材配信サービスなどの開発・制作を手がける、教育市場に特化した ICT 専業メーカーです。
【会社概要】
会社名 :チエル株式会社【東証スタンダード・コード番号:3933】
代表者 :代表取締役社長 粟田 輝
本社所在地 :東京都品川区東品川2-2-24 天王洲セントラルタワー22F
設立 :1997年10月1日
資本金 :3.36億円
従業員連結 :連結:210名、単体:62名(2023年3月末時点)
事業内容 :教育ICT事業
ホームページ:
https://www.chieru.co.jp
取材に関するお問合せ先
チエル株式会社 広報PR部 E-mail:
tm-pr@chieru.co.jp