青山商事株式会社(本社:広島県福山市/代表取締役社長:青山理(おさむ))は、福岡県田川市へ「防災毛布(災害支援用リサイクル毛布)」100枚を寄贈いたします。これに伴い、7月11日(木)に田川市役所にて贈呈式を開催します。当社は2018年より、お客様から回収した不要衣類の一部をリサイクルし、防災毛布を作製しています。2019年からこれまでに国内で計8自治体・総数1800枚(2024年7月3日時点)を寄贈しており、この度は青山商事として福岡県内で初めて田川市へ寄贈いたします。
当社では、①過去に大規模な自然災害を経験した地域 ②災害発生時に物資が届きにくい離島や遠隔地 ③当社店舗を営業している地域 の3つの基準を設けて地方自治体へ防災毛布を寄贈しています。田川市は、福岡県の北東部に位置し、市の南・北・東の三方を山に囲まれた地域特性があると共に、「平成24年7月九州北部豪雨(2012年7月)」や「平成30年7月豪雨(2018年7月)」などによる自然災害が多く、防災対策に力を入れています。また「洋服の青山 田川店」は1990年5月より営業し長年に渡り地域の皆様にご愛顧いただいていること、そして当社の流通を支える「田川商品センター」も2005年5月から運営している点から、市の防災対策に貢献できればと田川市へ防災毛布を寄贈することになりました。
贈呈式 概要
日時:2024年7月11日(木)13:00~
場所:田川市役所 4階 庁議室(福岡県田川市中央町1番1号)
<出席者>
田川市 市長 村上 卓哉 様
青山商事株式会社 取締役 兼 専務執行役員 山根 康一、 洋服の青山 田川店 ショップマネジャー 柏原 靖治
<寄贈品>
防災毛布(災害支援用リサイクル毛布)100枚/1枚あたりのサイズ 200㎝×140㎝
<参考資料>
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防災毛布(災害支援用リサイクル毛布)の寄贈取り組み
防災毛布は、店頭で回収したスーツ等の一部をリサイクルして作られています。当社では、お客様と取り組むエコ活動の一環として、着なくなった衣料品を「洋服の青山」「スーツスクエア」などで回収し、クーポン券と交換しています。回収した衣類は、主に海外へのリユースや、車の断熱材・荷物の緩衝材などにリサイクルされており、2018年からは近年の全国的な自然災害の激甚化・頻発化を鑑みて防災毛布へのリサイクルも開始しました。全国47都道府県(離島含む)に営業店を展開する当社として、被災の経験から災害対策に取り組む地域住民の皆様に少しでもお役立ていただければと、2019年より自治体へ寄贈しております。
◆回収した衣類から防災毛布へのリサイクル工程
・「洋服の青山」「スーツスクエア」などで回収されたスーツ等の一部は、工場で裁断され、ガーネット反毛機で綿状に加工されます。その後、綿状になった原料と再生ポリエステルを混ぜ合わせ、糸の元が作られます。
・専用機械で撚りをかけて糸に仕上げます。この糸を紡織機で織り上げて反物にし、表面を起毛させ毛先を揃えます。
・反物の端にパイピング仕上げを施して毛布が完成します。
・出来上がった毛布は真空パック詰めし、段ボールに梱包して弊社の商品センターにて保管しています。
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不要衣類の回収方式を進化させた、リサイクリングBOX「WEAR SHiFT(ウエアシフト)」
当社は、これまで「下取りサービス」として店頭でお客様が不要になったスーツや礼服・ドレスシャツ・レディスアイテムなどの回収を進めてきました。2023年10月2日より「洋服の青山」「スーツスクエア」「ザ・スーツカンパニー」全店にリサイクリングBOX「WEAR SHiFT(ウエアシフト)」を設置しています。リサイクリングBOXは、昨今のSDGsへの取り組み意識の高まりに合わせて、お客様がより気軽にエコ活動に参加できる“進化”した回収方法としてスタートしました。また、さらなる環境負荷軽減を目指し、衣類が循環できる仕組みの実現に向けた想いをロゴとスローガン「終わらない服をつくろう。」に込め、取り組みを推進しています。
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衣類の回収量に応じて森林保全団体「more trees」に寄付
2021年度より、衣料品の回収量に応じて森林保全団体「more trees(モア・トゥリーズ)」に1キロあたり2.5円を寄付する取り組み(年間上限100万円)を行ってきました。2024年4月1日からは、1キロあたり10円(年間上限500万円)に寄付額を変更し、取り組んでいます。
<衣料品回収量に応じた寄付の実績>
2021年度:回収量 340,129kg/寄付額 850,322円
2022年度:回収量 349,972kg/寄付額 874,930円
2023年度:回収量 355,435kg/寄付額 888,588円
◎この他、2022年12月に、当社はmore trees・高知県梼原町の3者による「森林保全に関する連携協定」を締結し、『AOYAMAの森』を始動しました。