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「哺乳器回収リサイクル」の概要
日本国内のシェアが85.4%※3を占めるピジョンの哺乳器は、プラスチック製と耐熱ガラス製の2種類があります。プラスチック製の哺乳びんにおいては、プラスチックを細かく素材別に分別し、回収する仕組みがないこと、また耐熱ガラス製の哺乳びんは特殊なガラスのため、一般的に「資源ごみ」ではなく「不燃ごみ」として扱われることから、哺乳器においてはリサイクルが進んでいないのが現状でした。この哺乳器において、赤ちゃん本舗とピジョン、プラスチックのリサイクルのトータルプロデュースを主に行う株式会社パンテックが共働し、製品回収と資源リサイクルに取り組む実証実験を開始しています。全国のアカチャンホンポ126店舗に回収ボックスを設置し、お客様から哺乳器を回収しています。
※1 哺乳器:哺乳びん(容器)+乳首+フード・キャップで構成された1つの製品
※2 ボトル本数のみ(パーツ・乳首は除く)期間:2023年3月17日~2024年5月31日
※3 ピジョン調べ(2023 年インテージ POS 全国ベビーショップ・ドラッグストア合算拡大推計値による)
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イベントの概要
「哺乳びんリサイクルでつなぐ育児のバトン」は、赤ちゃんが使っていた思い入れのある哺乳器を回収、リサイクルの工程を経て、マタニティマークに変わり、これから生まれてくる赤ちゃんとそのご家族に“バトン”としてつなぎました。使っていた哺乳器が次の誰かのためになる、リサイクルへの意識と赤ちゃんを産み育てやすい社会を目指す取り組みとして、啓発イベントを開催しました。
イベントでは、哺乳器に関するご家族の悩みとリサイクル課題が説明された他、実際に哺乳器を使用していたご家族へ卒乳証書の授与や、マタニティの方へ回収した哺乳器パーツの一部を原料に使ったマタニティマークの贈呈が行われました。その後のワークショップではオリジナルのマタニティマーク作りを、ご来場のマタニティの方やそのご家族に体験していただきました。
<取り組みの紹介>
プロジェクトの紹介ムービーを公開、「哺乳器回収リサイクル」の取り組みを紹介しました。哺乳器の適切な分別、回収、リサイクルの仕組みがなかったことや環境や社会の課題について、改めてお伝えしました。
<哺乳びん回収と卒乳証書の授与&マタニティマーク贈呈>
回収ボックスに哺乳びんを入れて、「卒乳証書」を授与。哺乳びんには良い思い出も大変だった思い出も色んな想いが詰まっていて、少し寂しい気持ちもあるとお話いただいた、代表家族の方。
哺乳びん回収に参加されたご家族から、リサイクルで生まれ変わったマタニティマークを贈呈されたマタニティの方。このイベントを通じて、哺乳びんがゴミとして処分されていたことや、取り組みの重要性を知ることができたとお話いただきました。
<マタニティマークキーホルダーワークショップ>
マタニティの方とそのご家族を対象とした「マタニティマークキーホルダーをつくるワークショップ」を開催。
計39名の方にご参加いただきました。お好きな色・柄を選び、シールやチェーンなどを組み合わせ、自分だけのオリジナルのマタニティマークキーホルダーをつくっていただきました。
<イベント、取り組み紹介のムービーはこちら>
~取り組みの紹介ムービー~
https://prtimes.jp/tv/detail/2963
~哺乳びんリサイクルでつなぐ育児のバトン~
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イベントの様子
<会場の様子>
<哺乳びん回収の様子>
<マタニティマーク>
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アカチャンホンポ店舗での回収ボックス設置
全国のアカチャンホンポ126店舗に、哺乳器回収ボックスを設置。ご家庭で使わなくなったピジョンの哺乳器を持ってきていただき、回収ボックスでお預かりします。
<サステナビリティ推進の想い>
アカチャンホンポはこれまで数多くの子育てを商品・サービスを通じて支援してきました。
哺乳器はその代表的な商品であり、哺乳器ひとつをとっても子育てにまつわるエピソードは様々で、回収した哺乳器にはそれぞれ大切な思いが詰まっています。この活動はこれまで私たちが販売してきた商品によって生まれた子育てを取り巻く楽しかった思い、大変だった思いをお預かりできる名誉ある取り組みです。単なる資源回収の取り組みとしてだけではなく、お客さまの思いもお預かりし、その思いを未来の赤ちゃんにも届けたいと思いこの取り組みに賛同いたしました。
ご家庭で使われなくなった哺乳器を、ゴミとしてではなく未来に残る形としてまた新たな役割を与えるための回収活動を、これからも広めてまいります。
[赤ちゃん本舗について]
赤ちゃん本舗は「スマイルな育児を。アカチャンホンポ」をコーポレートメッセージとし、お客様のお気持ちに寄り添った商品・サービス・情報の提供を目指しています。