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トピックス
・テキスタイルブランドSOU・SOUと京都芸術大学がコラボレーションし、空間演出デザイン学科の学生が「流線」をテーマに貫頭衣(かんとうい)を制作。
・最前線で活躍するクリエイターの指導によって、企画考案から制作、販売までを一貫して学ぶ実践的な芸術教育カリキュラムです。
・毎年売り切れと人気を博す貫頭衣。今年は「SOU・SOU おくりもの」での店頭販売とオンライン販売を行います。
本プロジェクトは、最前線で活躍するクリエイターが指導し、企画考案から制作、販売までを一貫して学ぶ実践的なカリキュラムです。本学の准教授で、テキスタイルブランドSOU・SOU代表の若林剛之と本学専任講師の伊藤正浩の指導のもと、貫頭衣という日本古来の衣装を現代デザインとして制作、販売まで行っています。生地には伝統工芸品である伊勢木綿を使用しており、ファッションを通して日本の文化や伝統産業の価値をお客様にお伝えし、それらを残していく方法を学生が自ら模索しました。商品は毎年完売と人気を博しています。
今年度は、空間演出デザイン学科の3年生18名が「流線」をテーマに貫頭衣を制作しました。
SOU・SOUから提供された約20種類の柄から生地を選び、学生がそれぞれ絵を描いたり、染色、刺繍したりと装飾を考え、個性が光る貫頭衣に仕上げました。また、店頭販売の運営はもちろん、オンラインショップの立ち上げや運営、パッケージング、SNS発信(
https://www.instagram.com/sou.sou.kua/
)も学生自ら手掛けています。
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貫頭衣 店頭販売 概要 ←ご取材いただけます。
期間:2024年7月12日(金)~15日(月)
場所:「SOU・SOU おくりもの」2F 〒604-8042 京都市中京区新京極通四条上ル中之町569-5
時間:12:00~20:00(初日は16時から、最終日は18時まで)
販売商品:貫頭衣(長方形衣・四形衣)3,500円~(税込) -
取材を御希望の報道関係者は、7月11日(木)午後14時までにメールにてお申込ください。
お申込先:京都芸術大学広報課 kouhou@office.kyoto-art.ac.jp
件名:
貫頭衣
取材希望
とした上、メール本文に以下をお知らせください。
・貴社名(媒体名)
・御名前
・御連絡先(電話番号)
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貫頭衣 オンラインショップ販売 概要
期間:2024年7月16日(火)13:00~7月24日(水)13:00
ショップURL:
https://kuasousou.stores.jp/
販売商品:貫頭衣(長方形衣・四形衣)3,500円~(税込)
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貫頭衣(かんとうい)とは
Tシャツのような感覚で着られる四角形衣。
今回販売する貫頭衣は、約145着ですべて一点物!貫頭衣とは、弥生時代に着用されていたシンプルな構成の衣服のことで、袖と身頃が一続きになっており、広げると四角い布になります。
貫頭衣の種類は2種類。ワンピースのような縦長の形の長方形衣、Tシャツのような感覚で着られる四角形衣です。デザインは多種多様。ぜひあなただけの貫頭衣を見つけてみてください。
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テーマ「流線」(学生より)
線にはいろんな意味があり、時間が流れていく線、人と人とを結ぶ線などがあります。今回のテーマは『流線』。歴史のある伝統工芸品の伊勢木綿と学生一人一人が考えたデザインが一つの線としてつながり、それぞれの考える「流れ」を、線と共に貫頭衣を通じて日々の生活でも着てファッションを楽しんでほしいという意味を込めました。
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京都芸術大学 空間演出デザイン学科
https://www.kyoto-art.ac.jp/art/department/spatial/
現代社会で求められるサスティナビリティ、それに応えるデザインを空間とファッションで身につける学科です。「空間×ビジュアル×ソーシャルデザイン」の3つの領域を横断し複雑な社会の課題に応える空間デザインコースと「モノ」ではなく新たな「意味」を見出し、身近なファッションから社会課題に立ち向かうファッションデザインコースから成ります。
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SOU・SOU
https://www.sousou.co.jp/
日本の四季や風情をポップに表現したテキスタイルデザインを製作する京都のブランド。
『新しい日本文化の創造』をコンセプトに、伝統的な素材や技法を積極的に用いながらも、現代のライフスタイルに寄り添うものづくりを展開。地下足袋や和服、和菓子や家具など、多岐にわたるアイテムを製作・販売。
また、様々な分野の企業とのコラボレーションによって、日本のテキスタイルデザインの可能性を広げている。
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京都芸術大学
https://www.kyoto-art.ac.jp/
京都芸術大学は、10学科24コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。 芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に “社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。
住所:〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
学科編成:10学科24コース(美術工芸学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、こども芸術学科)
在籍者数:4,114名(芸術学部 正科生、2024年5月現在)