これまで数多くの外国ルーツの子どもたちに日本語学習機会を提供してきた光JSみらいですが、今一度原点に立ち返り、複数の国•言語•文化を移動しながら成長する子どもたちが何を感じどう向き合い折り合いをつけながら生きていくのかを考える機会を設けたいと考えました。
今回は4人の講師を迎えて月に一回ずつの開催です。
第一回目は、
早稲田大学大学院 福島青史教授
にご講演いただきます。
基調講演「複数言語のデザイン」
●
日時:日本時間 2024年7月27日㈯ 20:30〜21:30
(zoom入室 20:25~)
※21:30~22:00に登壇者と自由にお話できる時間を設けます。お時間ある方はぜひご参加ください。
●概要
移住・駐在・国際結婚などで2つ以上の国を移動する家族はたいてい複数言語を使いながら生活します。
家族の移動、子どもの成長と共に向き合わなければならないのが「言語のデザイン」。
国や地域が言語政策を策定するのと同じようにそれぞれの家族も意識的・無意識的に言語の方針をデザインし、実行しています。
どの言語をどう使うのか、それが家族関係や子どものアイデンティティにどう影響するのか、多くの家族が試行錯誤しながらそれぞれの形で実現する「言語のデザイン」について言語教育・言語政策の専門家である福島教授にご講演いただきます。
●参加費
無料
※ウェビナー自体は無料です。別途ご寄付いただける方は、申込の際に800円/1,000円/2,000円/3,000円/5,000円/10,000円からご選択ください。
いただいたご寄付金は、子どもたちの未来を応援する各活動のために使わせていただきます。ページ下部をご参照ください。ご支援の程よろしくお願いいたします。
●開催場所
オンライン(zoom)
※アーカイブ配信での視聴をご希望の方は、ウェビナー開催後一日以内に視聴方法を改めてお知らせいたします。
●登壇者紹介
◇早稲田大学大学院日本語教育研究科 福島青史教授
言語教育・言語政策専門家。JICA海外開発青年、国際交流基金日本語上級専門家を経て、2018年より現職。著書『「日系」をめぐることばと文化――移動する人の創造性と多様性』くろしお出版.など
研究室サイト:
https://gsjal.jp/fukushima/
●寄付金使途
いただいたご寄付は、弊団体の活動運営費として使わせていただきます。
ブラジルに関連する多文化共生社会推進事業として、今年は、ブラジル体感イベント『Brazil quest in 小岩』を11月に開催します。
江戸川区小岩地区にて、音楽・食・言語などを通してブラジルを体感できる、国際交流イベントです。
当イベントは、定住ブラジル人青少年やブラジルでの生活経験があるいわゆる帰国子女のキャリア教育の一環として行います。
ブラジル人留学生・定住ブラジル人青少年・ブラジルで生活したことのある帰国子女などが一緒になって企画運営を進めていく中で、自分のアイデンティティー・興味関心・強みなどと向き合う機会を作ります。
現在、学生実行委員が中心となって、準備を進めています。SNSアカウントやHPが出来上がり次第、ご案内差し上げます。
イベント成功には、皆さんのお力が必要です。ぜひ温かいご支援をお願いいたします。
≪寄付金使途≫
・イベント会場利用料
・ホームページ・動画制作費
・イベント出演者謝礼
・ボランティアスタッフ交通費
・その他イベント運営経費
●次回以降ウェビナ―のお知らせ
※シリーズ2回目以降の参加お申し込みは別途行っていただきます。
お申込み開始まで今しばらくお待ちください。
●第2回目 8月25日(日) 9:00~(日本時間)
「ふたつの故郷
-日系ブラジル人として生きる挑戦と成功-」
講師: 京都大学大学院博士課程留学生
土橋フェルナンド諭氏
●第3回目 9月28日(土) 20:30~(日本時間)
「移動の葛藤と生きる力 -遠い日本へ、近い日本で-」
講師: 通訳翻訳家 エバルトタダシ平川ジュニオ氏
●第4回目 10月17日(木) 9:00~(日本時間)
「35年の歩み -母として、経営者として」
講師: 経営者 小橋川 百合子氏
□一般社団法人 光JSみらいについて
2022年4月設立。
「言葉でつながる 人とのつながり」をモットーに、①日本語学習支援活動 ②意識啓発活動 ③多文化共生社会促進活動 ④次世代育成活動 を展開している。