■導入背景について
株式会社壱番屋は、“ココイチ”の愛称で親しまれるカレー専門店「カレーハウスCoCo壱番屋」などの店舗運営およびフランチャイズ展開されており、日本国内で1,225店舗、アメリカ、タイ、中国など世界各国でも216店舗を展開しています。(2024年4月末時点)
壱番屋では、店舗POSシステム刷新にあたり、データ活用基盤の刷新を検討されていました。20年以上前に導入した旧DWHは、一部の社員しか利用できず、社員および各店舗に対して情報共有するためには、Excelでの加工と配布が必要で、作業負荷が高く、また、情報の鮮度が低かったり、情報量が少ないケースもあり、データ活用に課題があるような状態でした。
■導入効果について
今回、全社データ活用基盤として、Oracle Analytics Cloudで全社ポータルサイトを構築したことにより、これまでExcelでは実現できなかった速報値の提供や地図・グラフを活用したビジュアルな表現で、必要な情報を専門知識がない社員にまで展開することが可能になりました。全社的にPC・タブレットで簡単に売上データを確認できるようになり、情報開示の速度が上がりました。(Excelを使用しない設計で作業効率も200%向上)
■株式会社壱番屋 DX推進部 中山氏、平岡氏コメント
・Oracle Autonomous Data Warehouse 、Oracle Analytics Cloud導入を決めた理由
「DWHではデータを加工してデータベースに格納する製品が多い中、Oracle Autonomous Data Warehouseはデータをそのまま入れることができることが良かったです。今後、分析方法の方針が変更になった際も、柔軟に対応できるのではないかと考えました。」
・クロスキャットを導入パートナーに選定いただいた決め手
「まずOracle Autonomous Data Warehouse、Oracle Analytics Cloudの両製品を取扱いができること、また、お話を進めていく中で、技術力や提案力に安心感を覚えたことです。実際に導入作業を進めていく際も、担当の方々が我々のニーズやニュアンスをうまく汲み取っていただけたことでスムーズに進みました。」
・今後Oracle Autonomous Data Warehouse、Oracle Analytics Cloudを使ってやっていきたいこと
「新しいPOSデータでこれまでにできていなかった切り口でのメニュー分析をしていきたいです。その結果、お客様のニーズにマッチした商品展開が検討できると良いと考えています。また、現在はPOSからの売上データのみですが、今後は外部データ(気象データ等)との連携による高度な可視化・分析や需要予測などにも挑戦していきたいです。」
※分析イメージ
▼インタビュー詳細はこちらよりご確認いただけます
https://xcc-dash.jp/cases/case05/
■CC-Dash(シー・シー・ダッシュ/CC-Digital activation service hub)について
「CC-Dash」(
https://xcc-dash.jp/
)は、データ活用によってお客様のDX推進を支援する当社独自のフレームワークです。DXを推進する際の各フェーズ(①知る ②つくる ③集める ④整える ⑤分析する ⑥活かす)における様々な課題に対し、テンプレート化と各種コンサルティングサービスをお客様に提供しています。加えてアライアンス等によってソリューションサービスのラインナップを随時追加・拡充していくことで、お客様のDX推進状況に合わせた支援策をワンストップで提供してまいります。
【会社概要】
会社名 :株式会社クロスキャット
代表者 : 代表取締役社長 山根光則
所在地 : 東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス 20階
設 立 : 1973年6月
事業内容 : システム開発、BIビジネス、自社プロダクト開発・提供
上場市場 : 東京証券取引所 プライム市場
URL :
https://www.xcat.co.jp/
※Oracle、Java、MySQL 及びNetSuite は、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。NetSuite は、クラウド・コンピューティングの新時代を切り開いたクラウド・カンパニーです。
※文中に記載された会社名、商品・製品名、サービス名は各社の登録商標または商標です。