フェムケア事業を展開する株式会社オノフ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:安宅正晴)は、女性視点マーケティングに特化した調査研究をベースとしたサービスを提供しております。
7月12日より、企業向け女性活躍推進サービス「フェムキャリ」を発売開始します。
企業での女性活躍推進が進まない理由
「女性活躍推進法(厚生労働省)」や、2024年6月に発表された「女性版骨太の方針(内閣府)」、「健康経営優良法人認定制度(経済産業省)」など、社会で女性が活躍するための指標が掲げられ、企業では積極的に取り組みを開始していますが、すでに何らかの取り組みをしているが効果がわかりづらいなど施策自体が形骸化していたり、意識はしていて、これから取り組みを開始する、という企業も見受けられ、その取り組み自体に差があるような状態です。
またほとんどの企業の女性活躍支援は、(1)子育てと仕事の両立支援(2)女性リーダー育成(3)女性役員登用となっています。これらの対象は40代半ばまでで、一部の役員候補女性を除き、「40代後半以上」は支援の対象外となっており、日本の働く女性のうち45歳以上が53%(総務省統計局、労働調査2020年平均より)も占めているのにも関わらず、女性活躍支援対策がなされてないことも問題であると考えます。
さらに女性が管理職になるタイミングは様々な不調を抱えやすい更年期、およそ45〜55歳の10年間と重なります。更年期の不調により仕事に何らかの支障が出た人にヒアリングをした結果、「仕事を続ける自信がなくなった」「職場や会社に迷惑がかかると思った」「職場に居づらくなった」などを回答しており、周りの人の親切な声掛けや適切なコミュニケーションなどがあれば回避できた内容もあるのが現実です(※1[a1] )。
女性自身の心身の状態にフォーカスしてみると女性は生理、出産、更年期など、心と体の揺らぎに日常的に向き合うことも多いため、不調を我慢して過ごすことが当たり前になっており、それが不調を悪化させる原因とも言われています。自身の状態を把握して、適切に対策をとりながら日々健やかに生活することが大切になってきます。
「フェムキャリ」で叶う、セルフケアによる不調緩和と企業風土づくり
女性の活躍推進は対策をしたからといってすぐには叶いません。「女性版骨太の方針」では東証プライム市場に上場する企業の女性役員比率を2030年までに30%以上にするという目標が掲げられています。これから6年後までの間に管理職候補を誕生させるためには、働く女性人口のうちわずか20%程度しかいない30代以降の女性人材を今からケアしていく必要があります。この年代はちょうど出産や子育てに加え、自身のキャリアにも悩み始める時期。その時期に抱えがちな将来の不安を払拭したり、女性なら誰しもが体験する更年期に対しての知識をつけておくことに加え、企業で働く上司・同僚も女性が抱えやすい不調を理解し、サポートしていける風土を培うことが、将来的に女性が企業で活躍できる人材を産みだす近道となると考えます。
女性活躍推進「フェムキャリ」とは?
これらを踏まえ、「フェムキャリ」は企業で女性が活躍するために必要である企業風土作りと、女性ならではの疾患からくる不調に対するケアの習慣化を図ることを目的とした、次の三つの内容で構成されているサービスです。
① eラーニングとワークショップ
健康意識の向上や管理職になるタイミングで訪れる更年期に対してのヘルスリテラシーを全従業員が身につける
▶︎女性の健康についての講習を動画で配信し、ヘルスリテラシーを向上させる
▶︎管理職向けには、不調なメンバーへの具体的なケア方法などを動画で配信し実践を促す
▶︎動画で学んだ後ディスカッションの場を設け、意見の共有と、実際の行動喚起を後押しする
▶︎不眠や疲労をケアする実践しやすい不調ケア動画と、企業の中でありがちな女性の悩みや、不調を周りの従業員がどうケアしていくかなど事例を交えて紹介した動画を提供することで、実践を促す
② 女性のセルフケア支援
▶︎【健康管理ツール ゆるれこ】
女性自身の不調改善サポートとして健康管理ツールを使った心と体の状態把握から適切なセルフケアの習慣化を促す。
認知行動療法の一つとして精神科や心療内科でも活用されているセルフモニタリング機能を用い、自身の心と体の状態を記録。記録されたデータはグラフでわかりやすく可視化されるため自分の今の状態を客観的に知ることができます。不調状態が入力された際はセルフケアができるようメッセージを配信。年に1回の健康診断だけではケアできない、日常をサポートすることで、不調の悪化を防ぎ、健やかに過ごせるよう促します。
▶︎【オンライン診療】
健康管理ツールを診察に利活用することで心身不調改善へのアプローチが迅速に。
③ モニタリングと情報活用
女性活躍が叶う風土作りが促進されているか、女性が健康的に働けているかを月に1回レポートとして企業担当者にお届け。
健康サービス「ゆるれこ」を利用している女性従業員から取得したアンケートと、個人が特定できない状態でまとめた利用状況などを月に1回企業の管理者へ提出。結果をもとに女性活躍が叶う風土作りが促進されているかを確認、また1on1などで話題の1つとして利用することで、状況把握を早急に行うなどにも活用できるメリットを提供。)
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『フェムキャリ』のサービスページはこちらから
https://www.onoff.ne.jp/service/femcareer/
▼株式会社オノフのプレスリリース一覧はこちらから
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/11645
会社名 株式会社オノフ
代表者 代表取締役 安宅 正晴
所在地 東京都渋谷区神宮前3-35-19 バティマン・イケダ4F
設立 2000年10月17日
事業内容 フェムケア事業(研究調査/CRM支援/コンテンツ開発)
Webサイト
https://www.onoff.ne.jp/
X(Twitter)
https://x.com/OnoffInc
フェムケアに関する情報発信:
https://www.onoff.ne.jp/blog/?cat=20
『フェムキャリ』に関するお問合せ先:
株式会社オノフ 来栖 onoff_product@onoff.ne.jp
出典元
(※1) 出典:NHK「更年期と仕事に関する調査2021」(本調査)
https://www.jil.go.jp/tokusyu/covid-19/collab/nhk-jilpt/docs/20211103-nhk-jilpt.pdf