あらゆる社員の生産性向上をミッションとする株式会社ナレッジセンス(本社:東京都港区、代表取締役:門脇敦司、以下ナレッジセンス)は、当社が提供する法人向けチャットGPTサービス「ChatSense」の自社データを学習するRAG機能について、Microsoft OneDrive連携・SharePoint連携機能を提供開始したことをお知らせいたします。Microsoftのサービス上でファイルの変更を行うと、自動的にChatSense上のAIが学習し直します。これにより、RAGサービス導入において重要な「精度」「運用コスト」の双方を解決いたします。
本日(2024年7月16日)より、「追加学習」(RAG)機能を利用中の顧客について段階的にリリースされます。社内データを学習できる追加学習機能を要望の場合、こちらからお問い合わせ下さいませ。
https://chatsense.jp/function/on-your-data?utm_source=110
■ 背景 ― Microsoft製品上にあるファイルを、生成AIに自動で学習させたい
ChatGPTは、人間のように自然に会話ができるAIチャットボットです。ChatGPTは、業務効率化を目的に多くの企業で導入され始めています。ナレッジセンスの提供する「ChatSense」においても、セキュリティなど法人向けの強みが注目され、東証プライム上場企業を含む大手企業、300社以上に導入されています。
また、ChatSenseの提供する追加学習機能(RAG)は非常に好評をいただいております。アップロードした社内データに基づいてChatGPT回答できようになる機能で、業務効率化にご利用いただいております。この度、ChatSenseはMicrosoft OneDrive、SharePoint上にあるファイルと連携できる機能をリリースいたしました。この機能では、一度連携すると、元ファイルの更新に基づいてAIが自動で学習し直します(もちろん連携解除も可能)。
大きな企業さまほど、ナレッジマネジメントに課題を抱えております。社内メンバーの高齢化や退職に伴い「ノウハウ」「ナレッジ(社内知識)」が引き継がれていかないという懸念があることが分かってきております。
この度リリースしたOneDrive・SharePointをChatGPTに追加学習できる機能を利用することで、社内データをより簡単にChatGPTに学習させることが可能になります。これにより、「社内のファイルに基づいて回答できるAIチャットボット」を簡単に導入できるため、自社情報を効率的に検索可能になることができるようになります。
■ 独自の社内データを学習したChatGPTができること
ChatGPTは、自社データを活用して回答できるようになることで、多くの業界・業務で著しい業務効率化が期待できます。以下は一例です。
(活用例1)教育関連業務
大学、塾、予備校など、コアの教育業界はもちろん、社内研修資料の作成や、新人の疑問に回答するBotの作成など、一般企業の人事業務も効率化
(活用例2)新入社員向けのヘルプデスクとして活用
会社の製品やサービスに関する独自のFAQやトラブルシューティング情報を学習させることで、顧客からの問い合わせや、日々の業務で生じる不明点について、より迅速に回答を得ることが可能
(活用例3)製品開発の業務
製品開発部門・研究開発部門が持つナレッジ(知識・知見)や過去の研究データに基づき、新しい製品アイデアの生成や市場分析をサポート可能
■ OneDrive・SharePoint連携機の能徴
1.OneDrive、SharePoint上にあるファイルと簡単に連携
Microsfot OneDriveやSharePoint Online上にあるファイルについて、非常に簡単にChatSenseのAIの学習ソースとすることができます。
アップロード可能な社内データ形式:docx, pdf, xlsx, txt, csv, URLで特定のページを指定、など
2.一度連携すると、あとは自動で、常に最新状態に更新
ChatGPTでも、OneDrive連携機能はあります。しかし、常に自動で更新されるということはありません。この点、ChatSenseでは、OneDriveやSharePointのファイルを学習ソースに選択すると、その後は自動で、AIがアップデートされます。つまり、OneDrive等でファイルの更新があるたびに、ChatSense上のAIも自動で更新され、常に最新状態での回答が可能になります。これまでの製品では、ファイルに更新があった場合、ファイルを手動でアップロードし直す必要があったため非常に運用の手間がかかっておりました。この度のアップロードにより、ChatSenseでは、自動でファイル更新されるようになったため、「社内データ x AIチャットボット」の運用にかかるコストも大幅に削減することが可能です。
3.回答の参照元も必ず提示、AIの嘘を見抜く
通常のChatGPTでも、社内データに基づいた回答は可能ですが、回答のソースを表示することはできません。しかし、ChatSenseが提供する追加学習機能では、ChatGPTが社内データに基づいて回答(RAG)する際、ソースの表示ができるようになっております。これにより、AIによる幻覚(ハルシネーション)を見抜くことができるようになっております。
4.管理者による制限・権限管理などセキュリティ機能も充実
ChatSenseでは、管理者による制限機能や、セキュリティ機能を非常に重視しております。この度のOneDrive連携機能アップデートに際しても、この機能を利用可能にするかどうか、管理者が選択することが可能です。また、AIの学習ソースとしてOneDriveからファイルを選択する際も、当該のメンバーが普段閲覧することができる範囲でしか、選択することができないように権限管理されております。
また、当然ながら、学習データはその企業のためだけに利用され、他社の学習に利用されることはございません。セキュリティの面でも安心して、社内データを学習したAIを実現可能です。
ChatSense「追加学習機能」導入についての詳細は、以下の紹介ページをご覧ください。
https://chatsense.jp/function/on-your-data?utm_source=110
■ 法人向けChatGPTサービス「ChatSense(チャットセンス)」とは
「ChatGPT」は、2022年秋に米OpenAI社がリリースした大規模言語モデルの一種です。ナレッジセンスが提供するChatSenseとは、セキュリティを強化した形でChatGPTを利用しつつ、コスト面でも優位性のあるサービスで、法人・自治体の業務効率を向上させるサービスです。以下の特徴がございます。
1.チャット内容をAIの学習から守る機能
エンタープライズプラン、スタンダードプラン、無料のスタータープラン、全てで利用可能な共通の機能です。
2.プロンプトを社内共有できる機能など、豊富な独自機能
通常のChatGPTには見られない法人契約向けの機能が特徴です。他にも、メンバーの一括管理機能、フォルダ&ドラッグ整理機能など、日々アップデートを重ねており、そのほとんどが、無料プランであっても適用されています。
3.ChatSenseは初期費用が無料、最低利用期間の縛りがない
「使ってみないとわからない」という企業のみなさまの気持ちに応えるため、導入のハードルをなるべくさげ、無料で利用可能な範囲を大きく広げています。
ChatSenseのご利用はこちらよりお問い合わせください。
https://chatsense.jp/contact?utm_source=110
■ ナレッジセンスについて
ナレッジセンスは、企業のDXを加速し、あらゆる社員の生産性を向上させるため、法人向けChatGPTサービス「ChatSense」・事業コンサルティングを提供しています。ChatSenseだけでなく、生成AIに関する複数のサービスをリリースし、グローバルのユーザーに提供している実績がございます。ナレッジセンスでは、生成AIを活用して社員の業務効率を加速したい企業からのご相談をお待ちしております。
ナレッジセンスは、生成AIを利用して社員の生産性を大幅に向上させ、デジタルトランスフォーメーションを推進するための活動に尽力して参ります。
以上
■ 会社概要
会社名:株式会社ナレッジセンス
本社:東京都港区六本木七丁目18番18号 住友不動産六本木通ビル2階
代表者:代表取締役CEO 門脇 敦司
設立: 2019年4月10日
事業内容:
・「ChatSense」および生成AIテストサービス「Ozone」などの企画・運営
・生成AIを活用したDX戦略コンサルティング
・社内外向けのソリューション開発
コードインタープリター
https://chatsense.jp/function/code-interpreter
画像読み込み
https://chatsense.jp/function/vision-understanding
本文中に記載されている会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。