SWCC株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役 CEO 社長執行役員:長谷川 隆代、以下「当社」)では、多様性を生かした組織づくりの一歩として「ダイバーシティ推進プロジェクト」を発足し、当社グループで働くすべての従業員にとって働きがいのある職場を目指して様々な取り組みを行っております。
この度、本プロジェクトメンバーが中心となって、「アンコンシャス・バイアス*」について、従業員一人一人に、知ってもらうため、アンコンシャス・バイアスの具体的事例に焦点を当てた「アンコンシャス・バイアス ハンドブック(以下、本冊子)」を当社グループの従業員向けに製作いたしましたので、お知らせいたします。
*アンコンシャス・バイアス(unconscious bias)とは、心理学の概念である「認知バイアス」の一つで、「(unconscious)=無意識」と「バイアス(bias)=偏見」の2単語から構成されるとおり、「無意識の偏見」などと訳されます。
■当社グループが取り組む理由・背景
当社グループは、幅広い年代で性別の区別なく、障がいのある方、LGBTQ+の当事者・非当事者を含めて、皆が共に活躍できる職場環境をつくることを目標としております。そのためには、今までの「当たり前」を前提とするのではなく、様々な可能性を想定し相互にコミュニケーションを取ることが必要だと考え、アンコンシャス・バイアスの取り組みを始めました。
アンコンシャス・バイアスはジェンダーに限ったものではなく日常のあらゆる場面に潜んでいます。これまで重ねてきた社風の中で、組織内に根付いたアンコンシャス・バイアスを一人一人が意識し対処することで、多様な人々が活躍できる職場づくりができると考えております。
■本冊子の特長
一般的な職場に潜む事例に加え、従業員へのインタビューをもとに当社グループで起こり得る事例を盛り込み、多くの従業員に興味を持ってもらえる中身としました。また各事例には解説を加えることで、気づきのポイントがわかるように工夫をしたほか、マンガを織り交ぜ、どうしたら気軽に手に取って読んでもらえるかを意識して製作しました。そのほか、「多様性を尊重する表現ガイド」を加えて、具体的な考え方や推奨される言葉の言い換えなども参考に示しています。
■今後の予定
当社グループは、多様性の尊重がイノベーション創出には欠かすことができないものと考えております。本冊子は派遣社員も含めたすべての従業員を対象に配布予定ですが、この取り組みが配布して終了するのではなく、本冊子を活用したワークショップなども企画しております。
今後もアンコンシャス・バイアスを意識できるように様々な施策を検討中ですので、SWCCグループの取り組みにご注目ください。
「SWCCアンコンシャス・バイアス ハンドブック」
■ ダイバーシティ推進プロジェクトについて
多様性を生かした組織づくりの一歩として、2021年4月に長谷川社長直轄の「女性活躍推進プロジェクト」が発足し、キャリア支援強化やインスタグラムでの情報発信など、主に女性を応援する取り組みを進めてきました。2023年度より「ダイバーシティ推進プロジェクト」に名称と体制を変更し、すべてのグループ従業員にとって働きがいのある組織を目指しています。
プロジェクトの愛称はSWCCと、宝石の質量を表す単位(Carat)を掛け合わせた「SWCCarat(カラット)」で、従業員一人一人がそれぞれの輝きを放つことを願う思いを込めています。
〈参考〉SWCCグループ ダイバーシティ&インクルージョン
https://www.swcc.co.jp/jpn/sustainability/diversity.html
【本件に関するお問合わせ先】
SWCC株式会社 経営戦略部 広報グループ
TEL:044-223-0530 inq-sonota@swcc-g.com