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近畿経済産業局は、中小企業における人的資本経営・ウェルビーイング経営の重要性の高まりを受けて、令和6年7月3日、株式会社商工組合中央金庫（以下、商工中金)と連携し、経済産業省が地域の中核企業として選定・公表した「地域未来牽引企業」(注1)を対象に、「幸せデザインワークショップ～ウェルビーイング経営の実現～」を開催しました。

【イベントの様子】

第一部の冒頭、商工中金経営企画部未来デザイン室より、ウェルビーイング経営の重要性について、そして商工中金の独自サービスである

「幸せデザインサーベイ」(注2)

について、セミナーを行いました。

続いて、ウェルビーイング経営を実践している地域未来牽引企業を代表して、

大塚産業マテリアル株式会社

と

能勢鋼材株式会社

から、経営者目線と担当者目線にて、それぞれウェルビーイング向上に向けた取組や工夫等をご発表いただきました。

第一部の最後、商工中金による「幸せデザインワークショップ」では、経営者と担当者テーブルに分かれ、自社の現状と幸せな会社の将来像を整理し、今後取り組んでいくことを各自書き出しました。その結果について、

各テーブル内で参加者同士がニックネームを使って発表し合うことで、自由闊達な意見や感想が飛び交うワークショップ

となり、大変盛り上がりました。

第二部では、引き続き、経営者と担当者テーブルに分かれて参加者同士による座談会を開催し、大塚産業マテリアル株式会社や能勢鋼材株式会社の事例発表に対する質問や自社のウェルビーイング向上に向けた取組や悩みなど共有し合いました。第一部の「幸せデザインワークショップ」で既に参加者同士の距離が縮まっていることもあり、

活発な意見交換が絶えることなく、時間があっという間に過ぎていきました。

参加者からは、

「自社のウェルビーイング向上に前向きな方が多く、そういった方々とお話ができ大変勉強になった」、「他社のウェルビーイング経営の取組や事例、その効果を聞くことが出来て良かった」「従業員幸福度の重要性を理解した」「女性同士でも良く盛り上がり大変楽しく充実した時間を過ごせた」「悩みを共有できた」

といったお声を多くいただき、満足度の高いワークショップとなりました。