くらすぴっつ株式会社(代表取締役:十川夏来)の運営している児童発達支援事業所くらすぴっつkids(徳島県板野郡藍住町徳命元村146−11)は8月で1周年を迎えます。今回、周年イベントとして地域の子どもたちに何かできることを…と考え夏祭りを企画しました。地域で子育てを応援したい事業者やボランティアに協力してもらって、相談ブース、ワークショップ、飲食販売、ステージショー、水遊びブースなど親子で一日楽しめるイベントとなっています。
児童発達支援事業所:療育が必要と認められた未就学児(小学校入学前までのお子様)を対象に、発達に不安のある子どもたちのケアを行い、課題を解決する手伝いをしたり、その家族への支援を行い負担を軽減する公的サービスです。
療育:特性を抱えた子どもが社会的に自立して生活できるよう、それぞれの状態に応じた支援をおこなって発達を促すことです。
◼︎児童発達支援事業所くらすぴっつkidsについて
くらすぴっつkidsでは、発達障害など、特性によって社会生活に困り感を抱えている子どもたちやその保護者を対象に、応用行動分析(ABA)の理論を用いて、子どもたちの「できる」を増やして保護者の抱える未来への不安を希望に変えていけるようサポートを行なっています。
代表が東京でABA療育を学び、たくさんの子どもたちの成長をサポートしてきた経験から、地元の徳島で同様に質の高い療育ができる支援者を増やして、地域のたくさんの子どもたちが可能性を最大限に発揮できるように事業所を立ち上げました。
<事業の概要>
事業名:くらすぴっつkids
開所:2023年8月1日
代表:十川夏来
所在地: 徳島県板野郡藍住町徳命元村146-11 愛日ハイツ101
従業員数:6名(2024年7月時点)
事業内容:児童発達支援事業、保育所等訪問支援事業
ホームページ:
https://classpits.com
◼︎
くらすぴっつ
の由来
”
くらす
”子どもたちや家族の幸せな
暮らし
のお手伝いをする
教室(class)
“
ぴっつ
”自然にできたくぼみ
(pits)
「みんなツルツルピカピカじゃつまらない!自分にしかない凸凹を活かして、相手の凸凹を補って、みんなでまるっと幸せに暮らせますように」という思いが込められています。
ロゴのキャラクターたちはみんなそれぞれの凸凹があります。ですがよく見ると、隣の子の凸凹をきちんと補うこともできるようになっています。
◼︎「ちびっこ夏祭り」を行う背景
保育士や社会福祉士の資格を持つ代表が、これまでたくさんの保護者の子育ての悩みに寄り添ってきて思うのは「問題は一つではなく、複数の事象が重なり合って起こっている」ということです。例えば療育が必要なお子さんやその保護者の困り感というのは、療育をすれば全て解決できるわけでなく、他にもいくつものサポートが必要と考えます。
これは療育に限らず、地域には様々な子育ての悩みを抱え助けを必要としている人がたくさんいます。
同時に、地域には子育てを応援したいと思っている事業者や団体がたくさんあります。
必要な方に必要なサービスを届けるには、もはや公的サービスだけでは不十分。これら民間の事業者や団体と保護者を繋ぐことで昔とは違う新たな形で「地域で育てる」ということを実現できるのではないかと考えます。
今回、8月で1周年ということもあり、地域の子育てを応援したい事業者や団体を集めて親子向けの夏祭りイベントを開催する運びとなりました。
◼︎イベントの見どころ
イベントは野外ブース、広場ブース、和室ブースと3箇所に分かれています。野外ブースでは無添加の食材でこだわって作られたお弁当やスイーツなど飲食ブースを展開!和室ブースでは偏食相談や子育て相談ができ、室内の広場ブースでは親子で参加できるワークショップがたくさん!ステージショーもあり、音楽療法の先生のミニコンサートや、大型紙芝居の読み聞かせ、県内で有名な保育士ヒーローのヒーローショーなどが楽しめます。暑い夏でも楽しめる水遊びブースや工作ブースでは、大学生ボランティアのお兄さんお姉さんが全力で子供達と遊んでくれます!その他無料で遊べるブースもあり、ご家族で一日楽しんでもらえます。
◼︎「ちびっこ夏祭り」開催への思い
1970年初めに、日本に”発達障害”という言葉が入ってきてから少しずつ世間に広がり始め、現在は誰もが聞いたことのある言葉となりました。近年では普通学級に2,3人は発達障害の可能性がある児童がいると言われています。また、発達障害の症状は見られるものの、発達障害の診断基準を満たさない状態を指すグレーゾーンという言葉もよく耳にするようになりました。
しかし、まだまだ社会からの十分な認知がなく、育てづらさを感じている保護者がたくさんいます。
今回のイベントでは、発達障害や療育についての地域での認知を深めることや、出店者や出演者、ボランティアを介して身近に応援してくれている人がたくさんいるということを知ってもらうことを目的として企画しました。くらすぴっつkidsもその一つとして、地域の人々の安心を届けられる事業所になれたらと思っています。
イベントの中では、療育について知ってもらったり、特性によって生きづらさを感じる当事者や育てづらさを抱える保護者への理解を深めたりしてもらえるような掲示やアナウンスを行なう予定です。
誰にだってある凸凹を互いに理解し合って補い合っていける世の中を目指して、今回のイベントがその一歩に繋がれば嬉しいです!