香港を拠点にアジア全域で世界最大級のセクター特化型アクセラレーター・プログラムを展開している「Brinc Ltd」(CEO:Manav Gupta、以下「Brinc」)は、日本法人「Brinc Japan株式会社」(代表取締役:岡澤 恭弥、以下「Brinc Japan」)の設立と、「東急不動産株式会社」(代表取締役社長:星野 浩明、以下「東急不動産」)との「東京都渋谷区におけるスタートアップエコシステムの構築に向けた協業覚書」(以下「本MoU」)の締結を発表いたしました。 Brinc Japanと東急不動産は、アジアのスタートアップ企業の渋谷への進出と、日本のスタートアップ企業のアジアへの進出支援に向けて、協業を通じて東京都渋谷区における世界的なスタートアップエコシステムを構築してまいります。
Brincは、世界有数のグローバル・ベンチャー・アクセラレーターとして、世界最大級のセクター特化型アクセラレーター・プログラムをアジア全域で展開しています。2014年の創業以来、香港、インド、中東を中心とした成長著しいアジアの各市場で、コネクテッド・ハードウェア、ドローン、ロボティクス、クライメートテック、フード・アグリテック、Web 3.0 等のセクターに特化したプログラムを運営してきており、これまでに35ヶ国以上の創業者をサポートしてきた実績を有するなど、そのハンズオン型のプログラムを通じて世界中のスタートアップの成長を加速させています。また、Brinc自らプログラムに参加した有望なスタートアップを対象に投資を行っており、現在は250社以上からなるポートフォリオを有しています。
Brincは、世界が対峙する社会課題の解決に不可欠なゲームチェンジャーとなる起業家を育成することを、そのミッションとして掲げています。優れたアイデアやテクノロジーを持つスタートアップに、各セクターに特化したメンター陣からの強力なサポートを提供することで、Brincのプログラムはこれまでに多くのスタートアップの成長に寄与してきています。Brincは、投資家に経済的・戦略的なリターンだけでなく社会的なリターンも提供できる企業を創生することで、人類が抱え、次世代への負債となる多くの社会課題の解決がなされると信じています。
この度、Brinc はアジア全域で蓄積してきた知見を活かして、成長著しいアジアの市場への日本のスタートアップの進出を支援するとともに、有望なアジアのスタートアップの日本への進出を促すことで、世界の諸課題を解決していくために、日本への進出を決定いたしました。日本法人であるBrinc Japanは、日本全国の様々な企業、金融機関、大学、地方自治体などとのパートナーシップを通して、日本におけるアントレプレナーシップの醸成とスタートアップエコシステムの構築を進めてまいります。
Brinc Japanは、東京都渋谷区の渋谷サクラステージにおいて2024年7月25日開業予定の、東急不動産が展開する会員制シェアラウンジ「ビジネスエアポート 渋谷サクラステージ」を日本進出の拠点といたします。世界の未来を担うスタートアップが集まるハブとしての機能を果たすべく、Brinc Japanは東急不動産との共創を通じ、様々な活動を展開してまいります。
Brinc Japanは今後も共創を通じ、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。