池田金属工業株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:武井 宏樹、以下「イケキン」)は、株式会社Momo(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:大津 真人、以下「Momo」)と、ねじのIoTサービスの開発において、資本業務提携契約を締結いたしました。
イケキンは「ねじで世界をよりよく変える」をスローガンに掲げ、ねじ締結に関する世の中のお困りごとを解決する技術商社です。ねじを販売するだけではなく、締結に関する社会課題を解決するための製品・サービスを提供しております。またイケキンが得意とする金属加工の技術を活かして、Momoに製品提供も行っております。
Momoは、IoTプラットフォーム『Palette IoT』を主要プロダクトとするスタートアップ企業であり、自治体、建設業界、インターネットプロバイダーと共同でIoTの実証実験や、製品の市場投入を行っており、KDDIムゲンラボ・JR東日本スタートアッププログラム・大阪市アクセラレーションプログラムなど様々なアクセラレーションプログラムに採択され、『J-Startup KANSAI』(近畿経済産業局 2020年)、飛躍Next Enterprise(経済産業省主催 2017年)、起業家万博(総務省主催 2018年)審査委員特別賞、DOCOMO Innovation Village賞 、IBM BlueHub賞 、日本マイクロソフト賞 を受賞するなど、IoT領域において高い注目を集めています。
【資本業務提携の背景】
近年社会課題となっているのが、ねじのメンテナンス作業の負担軽減です。労働力の不足により、作業員の確保が難しくなる中、高所や危険箇所作業での安全性の向上も課題となっております。
これらの課題を解決するために、IoTに強みを持つMomoと、ねじのゆるみを遠隔地から検知できるサービスを共同開発いたします。必要な時だけ必要な箇所のみメンテナンス作業を行うことにより、作業効率の向上や危険作業の削減が可能となります。
今後も、イケキンが持つねじ締結に関する技術力とMomoが持つIoTの技術力の相乗効果により、社会課題を解決するサービスの開発を推進してまいります。
【参考情報】
*労働力の不足:2040年に建設の職種で65.7万人、生産工程では112.4万人が不足
https://www.works-i.com/research/report/item/forecast2040.pdf
*安全性の向上:労働災害での死亡者の内、高所からの墜落・転落が27%と最も多い(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei11/rousai-hassei/dl/b23-16.pdf
【会社概要】
商号 : 池田金属工業株式会社
代表者 : 代表取締役社長 武井 宏樹
所在地 : 〒550-0013 大阪府大阪市西区新町4-7-11
設立 : 1950年12月
事業内容: 工業用ファスナー、金属部品の開発・製造・販売
資本金 : 2,000万円
URL :
https://www.ikekin.co.jp/
商号 : 株式会社Momo
代表者 : 代表取締役 大津 真人
所在地 : 〒650-0024 兵庫県神戸市中央区海岸通3丁目1-14 大島ビル33号室(本社)
設立 : 2016年3月
事業内容: IoTサービスの社会実装
資本金 : 9714万4000円
【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】
池田金属工業株式会社 カスタマーセンター
TEL:06-6538-2672
お問い合わせフォーム:
https://ikekin.smktg.jp/public/application/add/99
池田金属工業株式会社
事業内容
※工業用ファスナー、締結部品の開発・製造・販売
※各種プラントメンテナンス支援サービス
※ねじの技術診断サービス
※ねじの各種試験サービス
※締結に関する各種セミナー