⾹川県・⼩⾖島の「迷路のまち」(⼟庄本町)で、アート事業や地域事業をおこなう、小豆島・迷路のまち妖怪プロジェクト実行委員会(小豆島ヘルシーランド株式会社)は、2025年2月1日(土)~2日(日)に、妖怪をテーマにしたイベント「妖怪万博2025」を開催いたします。2月1日(土)は交流会やツアーを開催。2(日)は出展・ステージイベントを土庄町総合会館 フレトピアホールにて開催します。全国各地で妖怪をテーマに地域振興活動をする団体が一堂に会するほか、豪華ゲストを迎えたトークショーや、妖怪コスプレのステージショーとそれらが練り歩く「百鬼夜行」、妖怪をテーマとした絵画コンテスト「第1回妖怪画大賞」の公開審査会など、内容盛りだくさんのイベントです。本イベントは「第3回四国妖怪フェスティバル」、「第3回節分お疲れ様会」も同時開催です。
【Webページ】
https://www.yokaiexpo.com/
背景
①2月の観光閑散期対策として
小豆島は年間100万人の観光地ですが、繁閑の差が激しく冬期の客数は激減。特に2月の減少幅は顕著で島内ホテルは休業を余儀なくされ、雇用も安定しないことから、誘客ための観光コンテンツの造成が長年の課題でした。そこで節分の時期である2月に鬼や妖怪をテーマとした恒例イベントを実施することで、観光閑散期対策に寄与したいと考えております。
②サステナブル・ツーリズム/大阪万博/瀬戸内国際芸術祭
国連世界観光機関(UNWTO)が提唱する「サステナブル・ツーリズム」への取り組みは観光市場における機会創出ととらえられます。また、2025年は4月から大阪万博と瀬戸内国際芸術祭が開催される予定であり、香川県においても、その前哨となる取り組みが求められています。そこで、妖怪文化が持つ寛容性がSDGsやサステナビリティに通じる価値観であることを世界に発信するために、全国の妖怪文化に関する取り組みが一堂に会する見本市を開催することによって、国際的な観光PRにも寄与したいと考えております。
妖怪万博2025 とは
「妖怪万博2025」は、妖怪と妖怪文化を愛する人々が一堂に会するイベント。妖怪をテーマに地域振興をする団体、研究者、アーティスト、クリエイター、コスプレイヤー、パフォーマーなど、あらゆる妖怪文化を育む人々が集い世界に向けて妖怪文化を発信するイベントです。小豆島には、“YOKAIを世界へ”をスローガンに掲げ「現代の妖怪」をテーマとした世界で唯一のミュージアム「妖怪美術館」があります。多くの人がこの島に集い、「妖怪万博2025」を通じて、妖怪の成り立ちを理解し、創造力を高め、発想力を鍛えることで、多様性を認め寛容ある社会の実現を目指します。総合プロデューサーは妖怪画家で妖怪美術館の館長である柳生忠平がつとめます。
今回が初開催となる「妖怪万博2025」は、徳島県三好市・大歩危峡で過去2回開催されてきた「四国妖怪フェスティバル」を引き継いで「第3回四国妖怪フェスティバル」を同時開催します。全国の妖怪ファンのみならず、国内外の日本文化や妖怪文化に興味関心のある層が存分に楽しめるよう、小豆島観光協会の全面バックアップによる開催が決定しました。
【開催概要】
・イベント名:妖怪万博2025
・同時開催:第3回 四国妖怪フェスティバル、第3回 節分お疲れ様会
・日時: 2月1日(土)バスツアー&交流会/2月2日(日)9:00~16:00 出展・ステージイベント
・場所:土庄町総合会館 フレトピアホール 香川県小豆郡土庄町甲267-78
・主催:小豆島・迷路のまち 妖怪プロジェクト実行委員会
・共催:一般社団法人 小豆島観光協会、妖怪美術館
・後援:土庄町、小豆島町、土庄町教育委員会、小豆島町教育委員会
・協力:小豆島ヘルシーランド株式会社、小豆島・迷路のまちアートプロジェクトMeiPAM、
株式会社パオ・フィール、小豆島まちのデザイン株式会社
・来場予定:3,000人
・入場料:無料
パビリオン:全国の「怪自慢」が集まるパビリオンや妖怪企画が盛りだくさん!
・全国の「怪自慢」ブース出展をはじめとした「パビリオン」
四国を中心に、全国各地域で妖怪をテーマに地域振興に取り組む団体を招待して「パビリオン」と称したブースを展開。また、妖怪をテーマにアート活動を行うアーティスト、クリエイターの出展を募集します。その他、企業や個人を問わず、観光や小豆島や妖怪に親和性の高いテーマでも出展を募集、物販やPRをしていただきます。
・妖怪メニューの飲食パビリオンも募集
キッチンカ―などの飲食パビリオンの出店も募集します。「妖怪万博2025」ならではの「妖怪メニュー」の提供も予定しています。
・「第一回妖怪画大賞」の応募作品展示と最終審査会・受賞作品発表
妖怪をテーマとした絵画のコンテスト「妖怪画大賞」を開催、最終審査会と受賞作品の発表を2月2日(日)「妖怪万博2025」の会場で行います。
・「親切な青鬼くん」や「オリーブしまちゃん」をはじめとしたゆるキャラ大集合
香川県の観光キャンペーンキャラクターである「親切な青鬼くん」をはじめ、小豆島のご当地キャラ「オリーブしまちゃん」、妖怪美術館のマスコット「みちしるべぇ」など、ご当地キャラも大集合。
ステージイベント:専門家のトークショー、コスプレ百鬼夜行、歌や紙芝居も
ステージでは、著名専門家によるトークショーや妖怪コスプレファッションショー、鬼や妖怪にまつわる歌やパフォーマンス、紙芝居歌劇なども披露します。豆まきではなく「ご縁なげ」と称した、餅投げがフィナーレを飾ります。
・トークショー
妖怪に携わる人なら一度は話してみたい、そんな日本を代表する妖怪研究の専門家によるトークショーを開催予定。(出演者と詳細は後日発表いたします)
・コスプレファッションショー&百鬼夜行パレード
ファッションショーを開催。ファッションショー終了後にコスプレイヤーたちがエンジェルロードまで練り歩く「百鬼夜行パレード」を実施。(詳細は後日発表いたします)
・ご縁なげ(餅投げ)
節分で各家庭から追い出された鬼たちからお詫びと感謝の気持ちを込めて、「ご縁投げ」。
・ステージライブ
妖怪美術館のチョーケシ兄やんによる音楽ライブ、ラジオパーソナリティーでこども音楽療法士の宮崎ユウによる童話「泣いた赤鬼」の紙芝居、さらにこれらを組み合わせた歌劇なども披露。
豆まき厳禁!2月は「鬼在月(おにありづき)」小豆島が鬼ヶ島、鬼のリゾートに!
【プロデューサー・柳生忠平コメント】
節分の日のイベントですが「豆まき」はやりません。古来より手の付けられない悪党、絶対的な悪者の象徴とも言える「鬼」は退治される対象とされてきましたが、本イベントは妖怪界の主軸でもあり、特に節分の時期は忌み嫌われる対象となる「鬼」を慰めることをテーマに据えています。10月は出雲が「神在月」となりますが、2月は小豆島が「鬼在月(おにありづき)」として、鬼や妖怪たちにとって快適に過ごしてもらえたら、多様性を認め合える平和な社会がくるきっかけとなるかもしれません。国内外から妖怪ファンのみならず、日本文化を愛する多くのみなさんのご来島をお待ちしております。
小豆島・迷路のまち 妖怪プロジェクト実行委員会とは
小豆島に住む妖怪画家・柳生忠平を中心に発足。自由な発想による妖怪アート作品を広く募集し、2013年より一般公募形式の「妖怪造形大賞(妖怪造形作品のコンテスト)」を開催。おもちゃコレクター、漫画家、アニメーター、造形師など各界で活躍されている先生方を審査委員に招聘し、優秀な作品を選出、すべての作品を妖怪美術館に収蔵・展示しています。
「妖怪を世界へ」
私たちは「妖怪(=Yokai)」を世界語にしたいと考えています。
妖怪美術館の館長は小豆島生まれの妖怪画家・柳生忠平。
小豆島・迷路のまち 妖怪プロジェクト実行委員会 香川県小豆郡土庄町甲398(妖怪美術館内)
0879-62-0221 mail@meipam.net
小豆島ヘルシーランド株式会社とは
瀬戸内・小豆島で、オリーブの栽培や研究、化粧品や食品の開発・製造、通信販売などを行うMeiPAM 小豆島・迷路のまちアートプロジェクトの共同運営。地域活性化事業の企画・推進・運営。
小豆島ヘルシーランド株式会社 香川県小豆郡土庄町甲2721-1 代表取締役社長:柳生敏宏