株式会社テラスカイ(本社:東京都中央区 代表取締役CEO 社長執行役員:佐藤 秀哉、以下テラスカイ)は、Salesforceの画面開発ツール「SkyVisualEditor」を2024年7月21日(日)にVer.21.0にバージョンアップいたしました。
今回のバージョンアップでは、SkyVisualEditor LCの「フレキシブルデータテーブル」の機能追加を行いました。フレキシブルデータテーブルで表示しているレコードを、LC版 Studioで作成したレコードフォームに連携できる機能や、レコードの集計ができる集計行機能、複数行の一括追加や一括編集、一括削除ができる機能など、より便利に使える機能の追加を行いました。
主なバージョンアップ内容は以下のとおりです。
<SkyVisualEditor LC 機能追加>
■フレキシブルデータテーブルにレコードフォーム連携機能が追加
フレキシブルデータテーブルで表示中のレコードを、LC版Studioで作成したレコードフォームに連携可能となりました。
LC版Studioでレコードフォームの「レコード連携を有効化」プロパティをONにしてデプロイし、フレキシブルデータテーブル側も機能を有効化するだけで、レコードフォームがフレキシブルデータテーブルと連携し、レコードも連携されます。
これによりSkyVisualEditor VFの詳細パネルのようにご利用いただけるようになりました。
■フレキシブルデータテーブルに集計行機能が追加
フレキシブルデータテーブルに集計行機能が追加され、行の各項目の集計値が表示されるようになりました。
フィルター機能で絞り込んだ行や、まだ保存していない新規行の値も集計可能なため、
例えば「明細行のカテゴリー別の各価格の合計が、予算と一致するように新規行の値を設定したい」といった場合に便利に使用いただけます。
対象項目のSalesforceデータ型に対応した合計・平均・最大・最小・個数の5つの集計種別を、プルダウンからクリック操作のみで切り替え可能です。
■フレキシブルデータテーブルで新規行の追加が可能に
フレキシブルデータテーブルに新規行の追加機能が追加されました。
下記特徴をもった機能となります。
– 保存実行で新規行をレコードに反映
– 新規行は最上部に追加され、分かりやすくハイライト表示
– 未保存の新規行は、取り消しも可能
– 一度の保存で編集行と新規行合わせて最大500件まで反映可能
■フレキシブルデータテーブルで複数行項目の一括編集が可能に
フレキシブルデータテーブルに一括編集機能が追加され、チェックボックスをONにした複数行の項目の一括編集が可能となりました。
「大量の行の項目に一律の値を設定したい」といった際に活用いただけます。
■フレキシブルデータテーブルで複数行の一括削除が可能に
フレキシブルデータテーブルに複数行の削除機能が追加されました。
下記特徴をもった機能となります。
– チェックボックスをONにした複数行を一括で削除指定が可能
– 保存実行で削除指定した行をレコードに反映
– 削除指定した未保存の行は、グレーアウト&打消し線で分かりやすく表示
– 削除指定した未保存の行は、削除取り消しも可能
– 一度の保存で最大500件まで削除可能
<SkyVisualEditor VF 機能追加>
■ページ割り当てテンプレートのLightning Experience対応
Salesforce Classicのみ対応していたページ割り当てテンプレートがLightning Experienceでご利用いただけるようになりました。
「Lightning Experienceでレコードタイプ別のレコード編集画面へ遷移させる」といったケースにおいて、これまでは「複数のカスタムボタンを配置する」といった代替手段が必要でしたが、本機能強化により、標準のレコード編集ボタン1個から複数のレコード編集画面への自動遷移が可能となりました。
■マスタ取得によりデータテーブルへ行追加時にApexの拡張処理が実行可能に
カスタムルックアップ画面からデータテーブルに行追加(マスタ取得)する際、行の追加前・追加後のタイミングで拡張Apexクラスの処理を実行可能になりました。
これにより「マスタ取得から行追加時に特定の項目の値を変更する」といったカスタマイズが可能になりました。
上記機能の詳細はリリースノートをご確認ください。
https://www.terrasky.co.jp/files/SkyVisualEditor_ReleaseNote_Ver.21.0.pdf
SkyVisualEditorについて
Salesforceの画面をノンプログラミングで開発できるツールです。マウスのドラッグ&ドロップだけで、簡単にVisualforceページの生成することができます。また、Lightning Experienceにも対応しているので、VisualforceページのLightning移行をスムーズに行うことが可能です。
https://info.skyvisualeditor.com/
*本文中に記載された会社名、サービス名等は該当する各社の登録商標です。