叡啓大学(学長:有信睦弘、所在地:広島市中区)では学生のコンピテンシー育成及びキャリア形成支援の一環として、「イブニングラウンジ」を開催しています。
2024年6月28日は、プロダクトデザイナーで本学客員教授の深澤直人様にご講演いただきました。
平和とデザインとは
今回は、「平和とデザイン」というタイトルで、お話しいただきました。本学学生のみならず学外の関心も非常に高く、対面とオンラインで学外者も多く参加されました。
深澤様は、2003年に独立され、NAOTO FUKASAWA DESIGNを設立、現在は、国内外の世界で70社以上のメジャーブランドのデザインや、日本国内の企業のデザイン、またコンサルティングを多数手がけていらっしゃいます。昨年のG7広島サミットでは、深澤様が手がけられたマルニ木工のHiroshima Arm Chairが使われ、世界で影響力のあるデザイナーの一人です。
講演の中で、深澤様は「美しい考え方を選択することが美しく生きることであり、そして美しく生活することに繋がる。」と話してくださいました。また、「違和感に対して無頓着になるのではなく、違和感に気づいたら見過ごさないことが大切である。」と述べられました。さらに、「違和感をスルーすることは、平和に繋がらない。」というメッセージも伝えてくださいました。
深澤様は、会場からの質問に対しても、ひとつひとつ丁寧に答えてくださいました。
参加した学生の感想を紹介します。
○今の自分にはない視点からの考え方を知ることができました。
○特にデザインと平和の結び付きについてのお話が興味深かったです。
○しびれる講演でした。
深澤様、大変貴重なご講演をありがとうございました。
【開催報告】深澤直人様ー叡啓大学イブニングラウンジ 2024/06/28/NEWS & TOPICS|広島県公立大学法人 叡啓大学
https://www.eikei.ac.jp/news/details_01395.html
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