クラウド録画サービスシェアNo.1(※1)のセーフィー株式会社(東京都品川区:代表取締役社長CEO 佐渡島 隆平、以下「セーフィー」)およびMUSVI株式会社(東京都品川区:代表取締役 / Founder & CEO 阪井 祐介、以下「MUSVI」)は、MUSVIが開発・販売するテレプレゼンスシステム「窓」(以下、「窓」)を通じて協業を推進しております。
このたび2024年6月27日に開催された「自治体・公共Week 2024(主催:RX Japan株式会社)」内の「地域医療スペシャルトーク」セッション(※2)において、両社が関わる実証実験が「オンライン診療」を支えるサービスの事例(※3)として紹介されたことをお知らせいたします。
セーフィーは、映像データを防犯用途だけでなく、遠隔での状況確認や業務効率化、映像解析による異常検知など様々なソリューションとして提供し、あらゆる業界での現場のDXを推進してまいりました。また、2022年9月にはMUSVIに出資しております。
MUSVIは、離れていても“リアル”に会うことができる「窓」の開発・販売を通じて、これまで主に「オフィス・現場」、「医療・介護」、「地域創生・教育」の3つの領域において、距離の制約を超えて人や空間をつなぐプロジェクトに貢献しています。
両社の協業は、セーフィーの「映像データであらゆる産業の”現場”をDXする」というビジネスコンセプトのもと、様々な業界の現場のDXを支援してきたノウハウと、離れた場所をつなぐソリューションであるMUSVIの「窓」というそれぞれの強みを活かした取り組みであり、地域医療に不可欠なオンライン診療サービスは社会課題の解決に貢献できる領域の一つとして連携を推進しています。
7年連続開催となる「自治体・公共Week」内の「地域医療スペシャルトーク」セッションでは、労働力や医療資源などが限られる地方において、デジタルの力も活用した必要な医療を通じ、住民が安心して生活できる環境の整備に焦点が当てられました。地方創生担当大臣 自見 はなこ氏、仙台市 市長 郡 和子氏、仙台市医師会 会長 安藤 健二郎氏、デジタル田園都市国家構想実現会議事務局 内閣審議官 西 経子氏が登壇し、地域医療の現状やオンライン診療等に関する政府の取組、仙台市が実施するオンライン診療サービスやその推進に向けた課題について議論されました。
安藤氏からは、将来の医師不足や高齢化に対応するため、「D to P with N」における研究の過程についてのご説明がありました。この研究では、「窓」によって対面と遜色ない問診を、デジタル聴診器によってはっきりとした音響での聴診の有効性を評価し、「診療の基本」体制を構築できれば、「患者側と医療側の双方にとって、より受け入れやすい簡便なオンライン診療」の普及がより期待できることをご紹介いただきました。
セッションの後半では、東京ビッグサイトの会場にいる安藤氏と仙台市の診療カーをつなぎ、ご自身が医師である自見地方創生担当大臣にもご参加いただき、安藤氏による「窓」を活用したオンライン診療のデモンストレーションが行われました。あたかも同じ空間で診療が行われているかのような、遅延感のない自然なコミュニケーションにほぼ満席の会場からは驚きの声が上がり、自見大臣からは「小児科医にとって肌の状態を知ることは診察をするうえで大事で、『窓』を活用することによって「結膜の感じまでクリアに見え鮮明であり、そこにいるのではないかという感覚がある」といった発言がありました。
セーフィーとMUSVIは、今後とも両社が培ってきた知見やノウハウを駆使し、地域医療をはじめとする社会課題を解決する取り組みを支援してまいります。
「自治体・公共Week 2024 地域医療スペシャルトーク」セッションの詳細は下記の書き起こしをご覧ください。
(※1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査 (2023)」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(54.1%)
(※2)RX Japan株式会社「自治体・公共Week2024」
https://www.publicweek.jp/
(※3)MUSVI株式会社:「窓」を活用した診療カーによる仙台市オンライン診療サービスへの参画について(2024年3月27日発表):
■「窓」を活用した診療カーによる仙台市オンライン診療サービスに関する座談会記事を公開
2023年2月より1年間実施された実証実験について、実証を主導した仙台市医師会 会長 安藤氏、仙台市 まちづくり政策局 政策企画部プロジェクト推進課 課長 髙野氏、NTT東日本宮城事業部 中野氏、MUSVI株式会社 取締役 CFO 大野木 健氏の座談会記事を公開しています。下記URLよりご覧ください。
仙台から切り開くオンライン診療の未来【前編】
仙台から切り開くオンライン診療の未来【後編】
■テレプレゼンスシステム「窓」とは
「窓」は、映像・音声・インタラクションの技術をオントロジカルな視点※から凝縮し、距離の制約を超えて、相手が目の前にいるようなリアリティと、同じ空間を共有しているような気配や雰囲気(アウラ)を感じさせる次世代コミュニケーション装置です。これまで、150以上の企業や、教育機関、医療機関、地方自治体等に導入されており、主に「オフィス・現場」、「医療・介護」、「地域創生・教育」の3つの領域おいて、人や空間をつなぐプロジェクトに貢献しています。
※「誰かと共に在る」感覚を重視する考え方
■クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」とは
Safieはカメラとインターネットをつなぐだけで、いつでもどこでも映像を確認できるクラウド録画サービスシェアNo.1のサービスです。
「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、人々の意思決定に映像をお役立ていただける未来を創造し、企業から個人まで誰もが手軽に利用できる映像プラットフォームを目指しています。
我々は「映像データであらゆる産業の”現場”をDXする」というビジネスコンセプトを掲げ、小売り、土木・建設、製造、医療などのあらゆる現場のDXを率先して推進しています。
セーフィーは、データガバナンスに関する下記指針を遵守すると共に、ステークホルダーの皆様と協調して啓発活動にも取り組んでおります。また、社外有識者よりプライバシー保護などに関する助言を受けながら、指針及び実務上の運用基準の見直しを行っております。
・データガバナンスに関する取り組み:
・データ憲章(2022年4月1日発行)
https://bucket.safie.link/pdf/csr/advisoryboard/safie_data_charter_JP.pdf
映像から未来をつくる
【セーフィー株式会社の会社概要】
所 在 地 東京都品川区西品川1-1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー
設 立 2014年10月
代 表 者 佐渡島 隆平
事業内容 クラウド録画型映像プラットフォーム「Safie」の開発・運営および関連サービスの提供
サービスサイトURL
https://safie.jp/
コーポレートサイトURL
【MUSVI株式会社の会社概要】
所 在 地 東京都品川区北品川5-12-4 リードシー御殿山ビル7階
設 立 2022年1月
代 表 者 阪井 祐介
事業内容
1. 実空間接続プラットフォーム「MUSVI」の開発・企画・運営
2. テレプレゼンスシステム「窓」の販売・リース及びコンサルティング
3. テレプレゼンス技術の研究開発及び関連ソリューションの提供
コーポレートサイトURL
【本件に関するお問い合わせ先】
セーフィー株式会社
https://safie.jp/
Email
pr@safie.jp
池上 紗耶香 / 070-1523-3240
広報室 Email
press@musvi.jp