背景
「やちむん」とは沖縄のことばで「焼き物」を表し、沖縄を代表する工芸品です。バンタカフェが位置する読谷村は、大きな登り窯を中心に19の工房が集まる「やちむんの里」のほか、大小70以上の工房が村内に点在し「やちむんの聖地」とも言われています。著名な陶芸家をはじめ、修行を終えた若手の陶工も多数活躍しています。おおらかな沖縄の文化を映し出す個性豊かなやちむんの魅力や、陶工のこだわりを知ってほしいと思い、本イベントの開催に至りました。
「海辺のやちむん市」の特徴
1 新たなお気に入りが見つかる、週替わりの直売会
崖の上から浜辺へと続く「海辺のテラス」や高台の「大屋根デッキ」では、土日限定で1日4~6工房が出店する直売会を行います。ベテランから若手まで出店する工房は毎週変わるため、お気に入りの工房のほか、新たな工房との出会いも楽しめます。海辺の景色に映える色彩豊かな器や様々な装飾の技法など、海風を感じながらやちむんの世界に浸れます。
開催日:10月19・20・26・27日、11月9・10・16・17日
時 間:11:00~16:00
2 自分だけのイッピン!を探す、ガイドツアー「十時茶さんぽ」
バンタカフェスタッフが案内するガイドツアー「十時茶さんぽ」では、施設内にある展示を巡り、やちむんの歴史や工房ごとの個性を知るほか、直売会実施前の店舗を訪れ、作陶にまつわるエピソードを伺います。ぐるりと巡った後には、お茶とお菓子でひと休みをする沖縄の風習「十時茶」を体験。この後の買い物プランを立てたり、気まぐれに訪れる親方や陶工さんとのおしゃべりを楽しんだり、のんびりとした時間を過ごします。
開催日:10月19・20・26・27日、11月9・10・16・17日
時 間:10:00~10:30
料 金:1,500円(税込) お菓子とドリンク付き 定員 :8名 予約優先
3 個性豊かなやちむんが一堂に会する、海辺の自然を活かしたユニークな展示
バンタカフェのある読谷村は、窯元が集まる「やちむんの里」をはじめ、大小70以上の工房が点在する「やちむんの聖地」と呼ばれています。期間中は、読谷村の各工房から器を集めてバンタカフェの各所に展示。屋内の「ごろごろラウンジ」では、海を望む窓辺に「マカイ」と呼ばれる碗をずらりと並べるほか、「大屋根デッキ」では、カルタ遊びのように作風の違いを知る「豆皿カルタ」を用意します。コーヒーを片手にカフェでの時間を楽しみながら、やちむんの魅力に触れることができます。
4 やちむんの伝統をモチーフにした、2種類のオリジナルスイーツが登場 【NEW】
イベント開催中のカフェでは、伝統の酒器や古典柄を模した「やちむんクッキー」と、器を焚き上げる伝統の登り窯をモチーフにした「のぼり窯コロネ」を販売します。やちむんクッキーには「イッチン」「線彫り」など器作りの技法を施すほか、フーチバー(ヨモギ)や紅芋など植物由来の色でやちむんの鮮やかな絵付けを表現しています。サクサクのパイ生地をのぼり窯に見立てたコロネは、幾つもの工房が共同で窯焚きをする、沖縄ならではの焼き窯をお菓子で表現。一つの窯から個性豊かな器が創り出されるように、数種のクリームを一つのコロネに詰めて色々な味わいが楽しめます。
料 金:やちむんクッキー 500円(税込)、
のぼり窯コロネ 800円(税込)
「海辺のやちむん市」概要
期間:2024年10月19日~11月17日
星野リゾート バンタカフェ
圧倒的な絶景とスケールを誇る国内最大級の海カフェ。海を見渡す崖の上から浜辺へと続く敷地内には個性豊かな4つのエリアがあり、その日の気分で見つけたお気に入りの場所で、沖縄らしいドリンクやフードが味わえます。
所在地:〒904-0327 沖縄県中頭郡読谷村儀間560
電話:098-921-6810
営業時間:10:00~日の入り後1時間(日の入りにてラストオーダー)、
土日祝は8:00~
アクセス:那覇空港より車で約60分、那覇空港からリムジンバスで約90分
URL:
https://banta-cafe.com/