2024年8月1日に、熊本城ホールで「2024年度 全国福祉高等学校長会 第28回総会・研究協議会並びに福祉担当教員等研究協議会」が開催されます。 会場には、全国から、福祉分野の学科コースを持つ高校の校長先生、高校教員約200名が来場の予定です。
本協議会は例年、全国の福祉分野を担当する高校教員の研修の場として毎年実施されています。今年度は「多様性を認め合う共生社会を実現する高等学校福祉教育の在り方」という研究主題の基、講演や発表会、協議を行います。さらに今年は、より深く福祉を探求し、福祉に関連する様々な職種に触れてほしいと、熊本県高等学校教育研修会福祉部の発案により熊本県内で福祉を学ぶ高校生も参加の運びに。約150名が来場する予定です。
しかし、従来通りのプログラムでは、福祉を探求することはできても、福祉に関連する様々な職種に触れる機会が不足しているという課題があり、その点について協賛にご協力させていただいた本校にご相談を頂きました。
わたくしども麻生専門学校グループは、『麻生医療福祉&保育専門学校』『麻生リハビリテーション大学校』『麻生看護大学校』の福祉・医療系3校を持ち、さらに九州でも有数の飯塚病院や福祉施設、介護施設、保育園などをもつ麻生グループの一員でもあります。このことから、今回の課題となっている福祉に関する様々な職種に触れていただく機会を創出でき、福祉を学んでいる高校生に「福祉を学ぶことによって広がる自分の未来」を考えてもらうきっかけを作れると思い、協賛はもちろん協力もお申し出させていただきました。
当日は、福祉・医療による多職種連携の理解や職業観を醸成することを目的に、「社会福祉士/介護福祉士/精神保健福祉士」、「保育士/幼稚園教諭」、「リハビリ(理学療法士/作業療法士/言語聴覚士)」、「看護」、「歯科衛生士/歯科技工士/臨床工学技士(博多メディカル様依頼)」の5ブースを出展。各ブースでは、本校の専任教員より職種や必要な資格の説明、簡単な体験授業も実施します。
この日の体験を通して、高校生には、福祉・医療分野の多様な職種に触れ、自分自身の将来の可能性を広げ、具体的なキャリアビジョンを描けるようになってほしいと考えています。さらに、福祉の重要性を理解し、共生社会の実現に向けて意欲を持って学び続ける姿勢を育んでほしいと期待しています。