NTT-ATエムタック株式会社(以下:エムタック、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:澤田 閥)は、NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下:NTT-AT、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊東 匡)のグループ会社として、家屋評価システム「HOUSAS(ハウサス)」(以下:HOUSAS)の開発・提供を行っています。
HOUSASは、自治体の家屋評価業務プロセスをフルカバーし、使い勝手の良さと手厚いサポートを評価いただき、1993年のリリース以降、2024年7月末時点でのご利用自治体数が700を突破しました。これは、全国自治体(注)の約4割を占め、シェア№1(当社調べ)です。
エムタックは今後とも、高いソフトウェア開発力と手厚いサポートにより、家屋評価およびその周辺業務のみならず、幅広く自治体のDX(デジタルトランスフォーメーション)を下支えする製品・サービスを開発・提供し続けることにより、さらなる社会貢献を果たしてまいります。
注:1,788自治体(J-Lisの「都道府県別市区町村数一覧」の合計値1,741に47都道府県を加算したもの)
■自治体において加速するDXと家屋評価業務
近年、地方自治体(以下:自治体)における基幹業務標準化や地方部における深刻な人材不足解消などに対応するため、デジタルを活用した業務効率化による住民サービス向上など、DX推進への取組みが加速してきています。
自治体の税収で大きなウェイトを占める固定資産税のうち、新・増築家屋に対する税額のもととなる価値を評価する家屋評価業務についても、多くの自治体が評価作業を省力化するためシステム利用などのDXに取組んでいます。
■家屋評価業務をフルサポートする「HOUSAS」
HOUSASは、この家屋評価業務に必要な一連のプロセスをフルカバーし、「固定資産評価基準」にもとづいた評価計算を支援するシステムです。
柔軟な環境設定により、各自治体独自の評価業務(評価方法)に対応し、3年ごとに行われる固定資産評価基準変更(評価替え)への即応はもちろん、高性能な作図機能や過年度計算機能(過去の申告漏れの家屋を建築当時の理論評価額で試算)なども含め、業務上の“困った…”を解消するために進化を続けています。
■「HOUSAS」が選ばれ続けているポイント
HOUSASが自治体のみなさまに選ばれ続けている主なポイントは以下のとおりです。
①家屋評価業務をトータルサポート ⇒ HOUSASで評価業務のDXを実現!
・台帳管理~調査管理~評価計算~物件管理~税システム連携までをカバー
・複雑な図形も見取り図を描くような簡単操作で作図可能
・税務システム・登記システム・GISなどの周辺システムと、ベンダーに偏らず柔軟にデータ連携
②自治体ユーザーの生の声を反映したシステム作り ⇒ “現場フレンドリー”を追求し不断に改善!
・家屋評価業務専用に開発し改善を継続
・柔軟な環境設定で各自治体固有の要望にも対応
・ユーザー訪問で集約した要望を定期バージョンアップ(年1回以上)に反映
③柔軟で手厚いサポート体制 ⇒ 痒いところに手が届くきめ細かな支援!
・家屋評価に精通した専門のサポートチームが迅速・丁寧に一元対応
・ポータルでのナレッジ共有、遠隔での設定変更、新規配属者向けの操作研修等実施
※HOUSASについてはこちらをご参照ください。
https://www.mtack.co.jp/products.php
■「HOUSAS」のオプションサービスおよび周辺サービス
エムタックでは、HOUSASの利便性・有効性を一層高める以下のオプションおよび周辺サービスを提供しています。
①HOUSASファイリングオプション
HOUSASで評価した物件について、台帳情報や評価計算書、図面などを履歴も含めて一括管理可能なサービスです。これにより、事務処理の合理化・省力化を図るとともに、情報紛失リスクの低減による個人情報の保護、ペーパレス化による事務所スペースの有効活用などが実現できます。
これ以外に、単独製品として「HOUSTRAGE(ハウストレージ)」もあります。
※HOUSTRAGEについてはこちらをご参照ください。
https://mtack.co.jp/products2.php
※HOUSTRAGEは、TypeⅡ環境ラベル「AT-ECO」対象商品です。
https://www.ntt-at.co.jp/company/kankyo/at-eco/eval_houstrage/
②HOUSAS罹災オプション
HOUSASへの機能追加のみで(注1)手軽に安価でご利用いただける罹災物件管理のためのサービスです。災害による住家被害発生から罹災証明書発行まで、万が一の際に必要な業務を的確にアシストします(罹災物件の損耗減点、修繕率適用計算の管理も可能)。操作性もHOUSASと同様ですので、HOUSASユーザーであれば簡単なトレーニングで利用可能です。
これ以外に、単独製品として「罹災物件管理システム」もあります。
※罹災物件管理システムについてはこちらをご参照ください。
https://mtack.co.jp/products4-1.php
注1:調査記録の保存データ量によってはサーバーリソースなどの増強が必要です。
③ノーコードWebアプリ開発ツール「Forguncy(注2)」
さまざまな台帳や帳票と関連情報を一元的に運用管理できる、自治体向けノーコードWebアプリ開発ツールです。Excel頼みの仕事や分断されたシステム間のデータ活用をWebアプリ化し、庁内の業務効率化を強力に支援します。
ある自治体では現在、情報政策課が庁内58の対象業務を抽出し、うち12業務(高額滞納者納付勧奨業務・決算資料作成業務など)に関するアプリを内製し、効果を上げています。
※Forguncyについてはこちらをご参照ください。
https://mtack.co.jp/products3.php
注2:Forguncyは、メシウス株式会社が開発・販売している製品で、エムタックが代理店として販売しています。
■今後の展開
エムタックは、今後ますます本格化する自治体システム標準化への対応、HOUSASの操作性や利便性の向上を通じた家屋評価業務効率化のみならず、広く自治体のDX加速を支援するため、NTT-ATをはじめとしたNTTグループ各社やパートナー企業様とも密に連携のうえ、先進的な技術も積極的に活用し、さまざまな製品・サービスを開発・提供し続けることにより、さらなる社会貢献を果たしてまいります。
【NTT-ATエムタック 会社概要】
https://www.mtack.co.jp/
エムタックは、NTTグループの技術的中核企業であるNTT-ATのグループ会社として、「未来へ向けて技術と創造力で高品質なソフトウェア製品を提供し、人にやさしい豊かな社会の実現に貢献すること」をめざして発展を続けています。
主力商品である家屋評価システム「HOUSAS」を中心に、30余年にわたり培ってきたソフトウェア開発力と、家屋評価業務に精通したエキスパートによる高信頼なサポート力により自治体の皆さまの信頼と期待にお応えするべく、新たな価値創造・提供による社会貢献を使命と考え、絶えずイノベーションにチャレンジし、持続的な成長・進化を続けてまいります。
商号:NTT-ATエムタック株式会社
創立:1987年8月(昭和62年)
所在地:東京都新宿区西新宿三丁目20番2号 東京オペラシティタワー12F
資本金:1,500万円
株主:NTTアドバンステクノロジ株式会社(100%)
代表者:代表取締役社長 澤田 閥(さわだ いさお)
事業概要:固定資産関連パッケージソフトの開発・販売、自治体向けDX推進各種システム・ソリューションの提供
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