2024年8月8日(木曜日) 、東京 – 大規模IoTサービスプロバイダーおよびインテグレーターであるUnaBizは、KDDI Open Innovation Fund 3号および京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)との協力により、2,500万米ドルのプレシリーズCラウンドにおける初回クロージングを完了したことを発表しました。
この資本注入は、UnaBizがSigfox 0G技術を活用した事業の成功を受けたものです。継続的な収益成長と業務の効率化により、現在Sigfox 0G技術は健全な黒字経営を実現しています。さらに、過去2年間で、UnaBizはグローバルな0Gネットワークに新たに400万台のデバイスを接続し、世界最大のアンライセンスLPWANネットワークを築き上げました。
KDDI Open Innovation Fund 3号を通じて出資、事業共創を促進するKDDI株式会社 オープンイノベーション推進本部 本部長の中馬和彦氏は次のように述べています。 「UnaBizはSigfox事業拡大をけん引し、IoTビジネスのエコシステム創造に貢献しております。 今や多数の産業において不可欠な存在となり、国内外で多くのお客様やパートナーから信頼されるに至りました。KDDIはUnaBizとの連携を通じてIoT市場のさらなる発展を推進してまいります。」
KCCS ICT事業本部副本部長兼ワイヤレスソリューション事業部長の永井義昭氏は次のように述べました。「今回の資金調達ラウンドを通じて、UnaBizとの関係を一層強化できることを嬉しく思います。Sigfox 0G技術を取得したことで、UnaBizは、日本の企業がIoTソリューションを国際的に展開するためのゲートウェイとなりました。UnaBizチームと連携し、当社のソリューションビジネスがグローバルに拡大されることを期待しています。」
調達した資金は、以下の戦略をサポートするために使用されます。
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セキュリティ業界の成長:この1年で、UnaBizはセキュリティ業界において新たに100万台のデバイスを接続しました。 UnaBizは現在、主要な自動車およびオートバイメーカーとのパートナーシップに投資し、テレメトリーおよびジャミング防止サービスをグローバルに拡大しています。
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物流およびサプライチェーン市場への深い浸透:
AIを活用したWi-Fi測位サービスの最近の成功を基盤として
、UnaBizはパレットや荷物追跡などのユースケースをターゲットにしています。 -
ハイブリッド化によるユーティリティ拡大:複数のネットワーク技術を活用した新しいハイブリッドソリューションで、ガスおよび水道インフラ分野における市場シェアの拡大を加速させます。
UnaBizのCEO兼共同創設者であるHenri Bongは、自社の急速な成長に対する期待を次のように表明しました。「私たちの変革の完成です!Sigfox 0G技術の買収以来、私たちは技術を開放し、LPWANエコシステム全体にわたってIoTの展開とアプリケーションのための新たな機会を開拓することで、その可能性を最大限に引き出しました。現在の接続デバイスは1,350万台で、そのうち400万台は過去2年間で追加されており、私たちは世界最大級の大規模IoTソリューションプロバイダーです。」
UnaBiz CTO兼日本・韓国EVP、Alexis Sussetは、次のように述べています。「メータリング、物流およびサプライチェーン、セキュリティといった当社の主要分野で、パートナー企業や顧客企業が急速にソリューションを展開しスケールアップしていることで、日本はUnaBizの成長において極めて重要な役割を担ってきました。KDDI社とKCCS社からの継続的な投資は、日本のパートナー企業と共に大規模IoT技術とビジネスモデルを推進するという当社のコミットメントをさらに強化するものです。」
最終的な資金調達は2024年10月までに完了する予定です。