なぜ”スマートモビリティ”ですか?
スマートモビリティの代表格である自動運転は、いま一番注目されている分野だと言っても過言ではありません。
日本においては主に産学官連携で推進中です。将来、自動運転は私たちの生活に多大な影響を与えると予測されています。
今後数十年で自動運転はレベル4(高自動運転)やレベル5(完全自動運転)へ移行するとみられます。
自動運転車同士の通信(V2V)や交通インフラとの連携(V2X)が進むことで、事故が大幅に減少する可能性があります。
また、自動運転の根幹を成すAI技術や機械学習アルゴリズムが進化し続け、センサー技術やリアルタイムデータ処理能力が向上することで、
特に高齢者や障害者の移動が容易になるなど、高齢化が進んでいる日本や中国にとっては不安不便の解消につながります。
さらに、自動運転車の普及に伴い、都市計画やインフラ設計も大きく変わります。
例えば、駐車場の需要が減少し、公共スペースの再利用が進み、交通管理の高度化により、都市の渋滞が緩和されます。
中国は、IT技術の自動運転における応用開発およびインフラ整備の速度が速く、5Gネットワークの導入と相まって、自動運転技術の普及が進んでいます。
2024年7月に、北京、上海、深圳、蘇州など20か所の都市が無人運転の試験市に指定され、
「クルマ、道路、クラウドの一体化 」の公道による実験が今後はさらに進みます。
蘇州市相城区は、約6年前からスマートモビリティ産業の発展に注力し、とりわけインテリジェントカーネットワークの実用化支援をサポートしています。
計328社の関連企業が区内に集積しており、2023年の関連売上高は574億元(約1兆2千億円)に達しました。
このなかには14社のユニコーン企業が含まれています。ユニコーン企業であるMomenta社は、トヨタなど日本大手自動車メーカーともコラボレーションしています。また、日産自動車のグループ会社の日産モビリティサービスも相城区に進出し、レベル4クラスの自動運転実験を展開しています。
今回のセミナーは、二人の講師をお迎えし、⾃動運転の急展開を中⼼にスマートモビリティについて実⽤化が進む中国の最新情報をお届けするとともに、
⽇本企業がどのようにこれらの環境変化を活⽤していくかのヒントを2つの講演を通じてお伝えします。
下記のウェブサイト、またはQRコードのどちらも受付しております。
どしどしお申込み下さい。皆様とセミナーでお会いできることを楽しみにしております。
【セミナー】スマートモビリティの未来と日中のコラボチャンス (
cjsuzhou.net
)
以上です。
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