会員愛犬数25万頭(※1)を突破した愛犬用フレッシュペットフード(※2)「CoCo Gourmet(以下:ココグルメ)」、愛猫用「Miao Gourmet(以下:ミャオグルメ)」を開発・販売するスタートアップ、株式会社バイオフィリア(本社:東京都新宿区、代表:岩橋洸太)は、犬と暮らしている飼い主1527名に対し、愛犬の災害対策に関する全国調査を行いました。
※1 2024年4月1日時点
※2 ドライ加工・レトルト加工をしていないペットフード
調査の目的・背景
8月8日に発生した宮崎県日向灘を震源とする地震で被害に遭われたみなさま、動物たちへ謹んでお見舞いを申し上げます。みなさまの安全が1日でも早く平穏に復することを当社一同、心よりお祈り申し上げます。
南海トラフ地震「巨大地震注意」が発令されたことを受け、よりいっそう災害への不安や防災意識が高まっています。東日本大震災の際には、人と同様に多くのペットが被災し尊い命が失われました。また、被災地ではペットの避難先がない、飼い主が被災し飼育が困難となった、失踪して戻ってこないなど、さまざまな形でペットも震災の影響を受けていることが明らかになっています。とりわけ福島県においては福島原子力発電所の事故により警戒区域が設定され、飼い主はペットを自宅に留置したり、屋外に放ったり、離れ離れのまま避難せざるをえない状況となりました。
そういった過去のつらい経験を踏まえ、「動物の幸せから、人の幸せを」を企業理念とする当社が、飼い主の防災に関する現状や不安、課題点を発信することで、少しでも人とペットの災害対策が前進することを目的とし、今回の調査リリースを発表しました。(n=1527)
調査サマリー
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日頃から愛犬のために災害への備えをしている飼い主は53.7%。
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南海トラフ地震「巨大地震注意」が発令されたことを受けて、災害への備えについてよりいっそう意識するようになった飼い主は94.9%。
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愛犬のための備えとして最も多いものはフード類、ついでトイレシートやマナーウェアなどの衛生用品、水。
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住んでいる地域の同伴避難所を知らない飼い主が86.4%。
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愛犬と一緒に避難所に入れない場合の想定避難先として最も多いのが、自宅避難で47.7%、ついで車やテントなどで43.2%。
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愛犬と離れて避難することを想定している飼い主は全体のわずか0.3%で、ほとんどの飼い主が同伴避難所がない場合でも愛犬と一緒に過ごすことを想定している。
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愛犬に関する災害対策での不安や疑問について、最も多く寄せられた意見は避難所に関する問題で、「同伴・同行避難所が近くにない」「避難所での共同生活で吠えたりしないか不安」など。ついで多かった意見が備蓄に関することで、「何をどれくらい備蓄するべきかわからない」「ペット用の救援物資が届くか不安」といった声が多く寄せられた。
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停電時の暑さ対策、持病があったり怪我をした際に治療が受けられるのか、環境の変化による愛犬のストレスなど、飼い主の大半が災害時の対応に不安を抱えている。
調査結果
◾️備蓄や備えについての調査
その他の備えとしては、愛犬用の薬の常備、車中泊を想定した車、クレートに入るトレーニング、避難所での共同生活を想定したしつけ、防災訓練や防災イベントへの参加など、様々な備えをしていることがわかった。
◾️避難所や避難場所についての調査
◾️災害時の不安や課題点
「愛犬に関する災害への備えについて、不安に思うことや疑問に感じることがあれば教えてください」という質問への自由記述欄中に頻出するキーワード(n=711)
<寄せられた声の一部>
・同伴・同行避難所が不足している、または近くにない
・避難所に入れたとしてもたくさんの人との共同生活で吠えたり迷惑をかけないか不安
・災害時は人優先になるので、現実的に避難所には入れないと思う
・何をどのくらい備蓄しておけばいいのか分からない
・普段食べているフードが保存に向いてないので、災害の時にどうしよう
・老犬なのでストレスや環境の変化での体力低下
・夏の暑い中、冷房のない環境で体調を崩しそう
・災害時に怪我や病気をしたら獣医さんをどのように探せばいいのか
・仕事などで自分が家にいない時に災害が起こったらと思うと不安
・多頭飼育なので、まず初期避難ができるか分からない
・自分が住んでいる自治体はペットに対する避難対応がなされていない
・東日本大震災を経験しているので、避難時、周りの方々の理解をしてもらう事に苦労した
飼い主の不安や意見として、最も頻出した単語は「避難所」「避難」でした。避難所に入れない懸念から自宅避難を想定している飼い主も多く、「フード」という単語も頻出しました。停電による「暑さ」への対策、愛犬の「ストレス」の心配や「吠え」に関する記述も多く見られました。
いまできる対策とは
①避難場所の確保
避難所だけでなく、様々な避難場所があります。事前に情報収集を行い家族で話し合い、もしもの時に落ち着いて避難場所を判断できるようにしておきましょう。
・受け入れ可能な親戚、知人宅
・同伴避難所、同行避難所
・自宅避難
・車中やテント
・ペット可のホテル
・知人や施設に愛犬を一時的に預ける
②備蓄品
ペット用品は人の物資よりも数が限られています。最低でも7日間分のペットフード、水、療法食や常用薬(使用している場合)を備えておきましょう。水は飼い主と愛犬がシェアできる軟水がおすすめです。一緒に避難する場合はキャリーバッグやケージがあると安心です。ケージがないと避難所に入れない可能性もあるので注意が必要です。迷子になった際にペットの写真やワクチン接種状況、健康状態やかかりつけの動物病院などの情報もメモしておきましょう。
③災害時の吠えやストレスの緩和について、ドッグトレーナーのコメント
<Dog index 萩原美樹先生/ドッグトレーナー>
心配や不安からの吠え、興奮からの吠えなど、環境が変わると吠える要素は強くなりがちです。まずはオーナーさんご自身が冷静になり、落ち着いて行動することです。気持ちは伝染するので、大変な状況でもパニックにならないよう心がけましょう。日頃からマッサージなどのスキンシップでリラックスを教えてあげると心の安心にもつながります。緊急時は、首輪、カラーを常につけておきましょう。他人や他犬が得意ではない場合は、安全な距離感を保ち、クレート、バギー、キャリーバッグ等で視覚を遮断したほうが緊張が和らぎます。上記のことを日常生活にいれてシミュレーションしておきましょう。
ストレス緩和のためには、まず食事、運動、睡眠の見直しを行いましょう。自宅以外の場所でも、オーナーさんが不在でも、この3点ができると緊急時の心配が多少なりとも軽減します。その状況にあった規則正しい生活をつくり、散歩にいける環境なら短くてもこまめな散歩を行いましょう。大きなストレスがある場合は、嘔吐や下痢の症状をはじめ、涙が増える、フケがでる、においが違うなどからだに変化が生じます。そうでない場合は、あまり不安や心配をしすぎず、気丈な気持ちで接することが愛犬、愛猫のストレスを減らすことにつながります。
ストレスをかけないことばかりではなく、逆にストレスに強くなる心とからだをつくるよう日頃から察しておくといざという時に役立ちます。
調査概要
調査方法:会員専用メールマガジン
調査対象:ココグルメ定期会員
回答者数:1527人
調査期間:2024年8月13日(火)〜8月14日(水)
調査内容分析:株式会社バイオフィリア
※本リリースの調査結果を利用する際は、【株式会社バイオフィリア(ココグルメ)調べ】とご明記ください。
※ココグルメは弊社が販売するフレッシュペットフードです。
災害時用に備蓄でき犬に必要な栄養がしっかり摂れる「ココグルメ・レトルト」
「CoCo Gourmet(ココグルメ)」は従来のドライフードやウェットフードの概念に捉われず、国産のヒューマングレードの新鮮な肉と野菜のみを使用し、食材本来の美味しさや栄養価がそのまま摂れる低温加熱調理にこだわった次世代の冷凍タイプのフレッシュペットフードです。
冷凍タイプの栄養素とおいしさ、安全性といった魅力はそのままに、常温で保管ができるタイプが「ココグルメ・レトルト」です。
製造から2年間常温で保存が可能
で、
水分量を70%以上含むため食事から水分補給ができる点も水不足が懸念される災害時のごはんに最適
です。また、
ストレスなどによって食欲低下が心配されるワンちゃんに配慮
し、食材の風味を生かした製法で嗜好性を高めています。
調理・配送・保管などお客様にお届けするまで全ての工程が、人の食品同等基準で管理され、定期配送で愛犬と過ごすご自宅へ大切にお届けしています。
ココグルメの各シリーズは、自社サイトだけでなく大手通販サイト、スーパー、ドラッグストア、ホームセンター、専門店など全国約746店舗でも購入いただけます。(2024年7月末時点)
<フレッシュペットフードとは>
人間が食べられる品質の食材を使って低温加熱で調理されたごはんで、保存料や酸化防止剤を使わず新鮮なお肉や野菜のもつ栄養はもちろん、旨みや風味もしっかり閉じ込められており、水分量も70%以上と豊富に含まれています。
株式会社バイオフィリア
所在地:東京都新宿区西新宿3丁目7-30フロンティアグラン西新宿201
代表:岩橋洸太
資本金:70,000,000円
事業内容:フレッシュペットフード「ココグルメ」「ミャオグルメ」の製造及び販売などのペット事業