(株)ケミトックス(本社 東京都大田区上池台1-14-18、代表取締役 中山紘一)は、「生分解性試験」の受託サービスにおいて、アメリカの認証機関として世界的に有名なA2LA (The American Association for Laboratory Accreditation)から、ISO/IEC 17025認定を取得した。
A2LA認証スコープ
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水系での好気的生分解性試験 |
ISO 14851 / JIS K 6950 OECD 301B OECD 301C OECD 301F |
制御されたコンポスト中での好気的生分解性試験 |
ISO 14855-1 / JIS K 6953-1 ISO 14855-2 / JIS K 6953-2 ASTM D5338 |
海洋生分解性試験 |
ISO 18830 ISO 19679 ISO 22404 ISO 23977-1 ISO 23977-2 ASTM D6691 |
土壌中での好気的生分解性試験 |
ISO 17556 JIS K6955 |
気候変動によるとされる災害の深刻化を受け、持続可能な社会の構築への関心が今まで以上に高まりを見せている。プラスチックについては、その使用量を削減する様々な試みが行われている一方、環境負荷低減のため、包装材料や食品容器、また農業資材などを中心として生分解性プラスチック(Biodegradable plastic)の使用が拡大しつつある。日本国内では、JBPA(日本バイオプラスチック協会)が独自の評価基準に基づいて、生分解性を有するプラスチック材料に対して「生分解性プラ認証」を発行する制度を運営している。
ケミトックスでは、ISO等国際規格に基づき生分解度の試験を実施できる設備を導入し、今年2月にはJBPAの認定を取得した。これにより、生分解性プラ認証の取得要件である、JBPAの管理するポジティブリストに新規登録をする際の試験を、ケミトックスで実施できるようになった。
今後同社は、山形県新庄市にある新庄試験センターに多様な生分解性試験装置を一挙に導入し、さらに業務を拡大する方針を打ち出している。また、同社は海外試験所や認証機関とのつながりも強く、幅広いネットワークを構築している。それを活用して、自社設備での受託試験から、海外認証取得のための試験や申請のサポート業務まで、ワンストップでサービスを提供する体制を整えている。最終的には、2025年に海外認証機関からも試験所認定を取得することを目標としている。試験と認証の両面から、国内顧客へのサービスの拡充を会社全体の方針として推進していく。
【本件に関する問い合わせ先】
株式会社ケミトックス
国際事業部マネージャー 藤岡 博明
TEL :03-3727-7111
E-mail :hi-fujioka@chemitox.co.jp
HP:
https://www.chemitox.co.jp/business/biodegradable/biodegradable_top
【当該企業の概要】
名 称
: 株式会社ケミトックス
代 表 者
: 代表取締役CEO 中山 紘一
所 在 地
: 東京都大田区上池台1-14-18
設 立
: 1975年9月3日
資 本 金
: 98百万円
主な事業
:
生分解性試験、及び生分解性認証取得サポート
鉄道車両、航空機、建材、水道関連製品、食品接触材料等に関する海外規格試験実施、及び規格対応コンサルティング
リサイクル材認証取得サポート
太陽電池の安全性・信頼性評価
バッテリーの安全性、信頼性評価
全固体電池の試作、性能評価
高分子材料等の燃焼性、耐熱性、機械性などの各種特性評価
有害化学物質の環境分析、プリント基板の故障解析および信頼性試験
UL認証など、海外の認証取得コンサルティング
通訳・翻訳サービス
ホームページ
:
https://www.chemitox.co.jp/