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岐阜県高山市出身の山田修虫さんが飛騨弁で書いた童話作品「約束」を、地元の子どもたちにも知ってもらおうと、山田さんの同級生である青山正史さんが代表を務める「CD制作委員会」が童話の朗読を収めたCDを制作し、高山市の小中学校、高校、図書館に寄贈しました。
「約束」は、主人公「正太」と行方不明になっていた「おみつ」が子どもの頃の約束を果たすという物語で、2000年に全国から作品を募る「第4回愛と夢の童話コンテスト」でグランプリを受賞しました。
その作品を、2022年に同じく山田さんの同級生であり、「飛騨のかたりべ・いろりばた」を主宰する諸屋小夜子さんによる朗読で、地元のコミュニティーエフエム「ヒッツFM」で放送した際、大きな反響がありました。今回、制作したCDは、その時の音源を基に制作され、自主制作にあたり高山商工会議所が支援をしました。
CD贈呈の際には、作者の山田さんからの「孫のような皆さんに聴いてもらえるのは夢のようです。」というメッセージを青山さんが代読し、諸屋さんからは、「約束」の冒頭部分を美しい声で朗読いただきました。飛騨弁の持つ温かさが伝わる不思議なストーリーを聴いて、飛騨弁をあまり使わない若い世代に飛騨弁の良さを再認識して欲しいです。
【本件に関するお問い合わせ】
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