株式会社メンタルヘルステクノロジーズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:刀禰真之介、証券コード:9218、
https://mh-tec.co.jp/
、以下当社)は、2024年8月から、防衛省職員に対する健康管理・メンタルヘルス対策プロジェクトを支援することをお知らせいたします。当支援は、100%子会社である株式会社Avenirにて行います。当社コンサルタントによる職場状況の分析・改善提案や、産業医及び産業保健師等による役務提供サービスと従業員の心身の健康管理に資する各種クラウド型サービス「ELPIS」をパッケージ化した『産業医クラウド』の提供により、包括的な健康管理・メンタルヘルス対策を実施いたします。
■背景及び目的
防衛省では、職員一人ひとりの心の健康の保持増進等を図り、自殺事故や精神疾患の発症などを防止するため、2022年に「防衛省のメンタルヘルスに関する基本方針」を策定するなど、各種施策を推進しています。この度、防衛省内部部局において、内部部局で勤務する職員の心身の健康及び福祉を確保するための支援体制を整備するとともに、既存の課題を解決し、職員がさらに働きやすい環境を整えるための健康管理支援役務の導入が企画されました。当社では、公務員の職場における包括的なメンタルヘルス対策の実績や提供サービスに加え、形式的でなく能動的に職場のメンタルヘルス課題を解決する「課題解決型運用」を通じ具体的な解決プログラムを提供できることから、本取組みに参画するべく一般競争入札に応募し、受注に至りました。2024年8月からは、内部部局の職員約1,500名に対して健康管理・メンタルヘルス対策に取り組みます。
【具体的な取り組み内容】
1. セルフチェックツールを用いた長時間労働者の状態把握
2. 産業保健専門職による長時間労働者、高ストレス者等に対するオンライン面談の実施
3. コンサルタントによる休復職の仕組設計及び復職プログラム、運用マニュアルの構築
4. ストレスチェック集団分析レポーティングの実施
5. 健康管理に係る分析レポートの作成
当社は、少子高齢化や人材獲得競争などさまざまな要因による人手不足に悩む、公務員をはじめとしたエッセンシャルワーカーの労働環境を改善し、ウェルビーイングな職場をつくることが、社会生活を維持していくために重要と考え、昨年から那覇市や千葉市などの教職員のメンタルヘルス対策を支援しています。
今回導入いただく防衛省内部部局の職員約1,500名のメンタルヘルス面における課題解決や、ウェルビーイングな職場づくりを支援することで、エッセンシャルワーカーが心の健康状態を維持できる環境整備を進めてまいります。また、今後は当取り組みを防衛省の内部部局以外の機関や他の公務員にも広げていくことを目指します。
■産業医クラウドとは
「産業医クラウド」は、厚生労働省が唱える4つのメンタルヘルスケアを軸に、産業医及び保健師等による役務提供サービスと従業員の心身の健康管理に関する各種クラウド型で支援するサービスです。産業医の業務・メンタルヘルス・健康経営対策を「産業医のみが実施できる業務」とそうでない業務に切り分け、産業医以外が担うことのできる業務を産業保健スタッフやメンタルヘルステクノロジーズが提供するクラウドサービス「ELPIS(エルピス)シリーズ」へ置き換えすることで、企業が負担するコストも人事・労務の抱える課題や負担の大幅な削減も可能にしています。
■メンタルヘルステクノロジーズ会社概要
『ウェルビーイングのスタンダードを創る』をビジョンとし、クラウドの活用と企業における最適なメンタルヘルスケア体制の構築によって「心身の健康問題を考えることが身近になる世界」を実現することを目指す企業です。産業医及び保健師等による役務提供サービスと従業員の心身の健康管理に関する各種クラウド型サービス「ELPIS(エルピス)」をパッケージ化した「産業医クラウド」を提供しています。
企業名 :株式会社メンタルヘルステクノロジーズ
代表 :代表取締役社長 刀禰真之介
設立 :2011年3月
事業内容 :メンタルヘルスソリューション事業 (親会社、子会社)
メディカルワークシフト事業(子会社)
デジタルマーケティング事業(親会社、子会社)
メディカルキャリア⽀援事業(子会社)
連結子会社:株式会社Avenir(アヴェニール)
株式会社明照会労働衛生コンサルタント事務所
株式会社タスクフォース
株式会社ヘルスケア DX(ディーエックス)