グロービス経営大学院(東京都千代田区、学長:堀義人)は8月25日(日)、全日制英語MBAプログラム2024年度卒業式を東京校にて執り行いました。12期目となる今年度の卒業生は37名、出身国は16カ国です。
学長の堀義人は式辞で卒業生たちに激励の言葉を贈りました。
「ソクラテスによれば、哲学とはこの世に生を受けた魂として『よく生きる方法を学ぶこと』を意味します。哲学というと難しく考えてしまいますが、なんてことはない。『よく生きることを考え続ける』ことが哲学なのです。皆さんはグロービスでの学生生活を通して、自分を信じる方法を学びました。自らを信じなければ、誰が自分のことを信じ、信頼するでしょうか。自分の人生なのだから、自身の哲学を追い求めることが重要です。他人の価値観ではなく、自身の価値観で生きてください」
また、卒業生代表として2名がスピーチを行いました。
Academic Excellence Award受賞者 Manohar Singala氏(インド出身)は、グロービスの学生たちとの熱い経験を共有し、ビジネスリーダーは世界を変える力があるという信念を表明しました。
「私たちはスキルを身につけ多角的な視点を養ってきましたが、最も重要な競争優位性は、自分の目的や使命、すなわち『志』を見つけたことです。例えば、教育を通じて村を支援すること、スポーツや食べ物を通じたコミュニティの構築、貧困や気候変動、ゲーム、平和の回復、開発、デジタル化など、学生一人ひとりが世界をより良くすることに情熱を注いでいます」
Sirinya Laochinda氏(タイ出身)は、グロービスでの学びを通じて、自身の成長を実感したと語りました。
「私たちはMBAプログラムにおいて、数え切れないほどの経営者・マネージャーの立場に立ち、複雑なケースや戦略上のジレンマと向き合ってきました。しかし300日を超える集中的な学習から学んだ最も重要な教訓は、ケース(事例)で正解を見つけることでも、数字を計算することでもありませんでした。最も重要な教訓、それは、自分よりも大きなものの一部となる方法でした。グロービスのクラスで出会った36人は、考えられないほど大切な友人になりました。私たちは共に笑い、そして互いに挑戦し合い、支え合いました。自分の役割とは、自分が自身に期待するものだけでなく、仲間やチーム、コミュニティのサポートのためにできることをするということも、自分の役割であることに気づかされました」
英語MBAプログラムでは、2009年4月にパートタイムプログラム(現パートタイム&オンラインMBAプログラム)、2012年10月に全日制プログラムを開講して以来、両プログラムを合わせた卒業生の累計は867名に達しました。全日制プログラムの卒業生の90%以上が日本国外からの学生となっており、国内でも類まれな国際色豊かな学習環境の中、世界で活躍するビジネスパーソンの育成を行っています。
なお、今年の卒業生の出身国・地域は、 バングラデシュ・中国・フランス・インド・インドネシア・イラン・メキシコ・モンゴル・フィリピン・南アフリカ・韓国・スリランカ・タイ・米国・ベトナム・イエメンの16カ国・地域となります。全日制英語MBAプログラムの卒業生は、日本やアジア、世界で活躍しています。
グロービス経営大学院では、テクノベート*科目、世界のトップリーダーによるセミナー、その他さまざまなユニークな体験の提供を通じて、将来のビジネスリーダーが最先端の経営知識を身に付けることができるように支援してまいります。
* テクノベート:テクノロジーとイノベーションを組み合わせたグロービスの造語
【英語MBAプログラムにおける活動のハイライト】
(1)「テクノベート科目」の受講
社会やビジネスが大きく変化する中、テクノロジーを活用してイノベーションを生み出す力が求められています。グロービス経営大学院では、テクノベート時代に求められるビジネスリーダーを育成する「テクノベート科目」を展開しています。英語MBAプログラムのカリキュラムでは、「Technovate Thinking(テクノベート・シンキング)」「Technovate Strategy(テクノベート・ストラテジー)」といった基礎科目に加えて、「Robotics and AI Business Innovation」「Innovation through Virtual Teams」などの科目も拡充しています。
(2)「コーポレート・メンターシップ・プログラム(CMP)」を通じた日本企業での就労体験
英語MBAプログラムは日本国内にある150社以上のグローバル企業と提携しており、提携企業数は年々増加しています。CMPでは、提携企業へのインターンシップ(100時間以上)やその他活動を通して、日本企業の仕事や企業文化を学ぶ機会を学生に提供しています。
(CMPについて: https://www.globis.ac.jp/careers/for-corporate-partners/)
◆グロービス経営大学院 全日制英語MBAプログラム2024年度 概要
開講時期: 2024年9月
開講場所: グロービス経営大学院 東京校
標準修業年限: 1年間(インターンシップ期間含む)
詳細: https://www.globis.ac.jp/programs/full-time-mba/
問合せ(メール): imba-info@globis.ac.jp
◆グロービス経営大学院
グロービス経営大学院は、2006年の開学以来「能力開発」「人的ネットワークの構築」「志の醸成」を教育理念に掲げ、ビジネスの創造や社会の変革に挑戦する高い志を持ったリーダー輩出のために尽力しています。
グロービス経営大学院は、国内では東京・大阪・名古屋・福岡・オンラインの5キャンパスおよび仙台・水戸・横浜の特設キャンパスを開設。さらに海外ではシンガポール・バンコク・サンフランシスコ・ブリュッセル・マニラの開講拠点があります。
2006年開学当初78名だった入学者数は、2024年4月には日本語MBAプログラムで977名に達しました。在校生・卒業生は合計1万2,000人を超え、日本最大のビジネススクール*に成長を遂げています。英語MBAプログラムは、パートタイム&オンラインMBAプログラム、フルタイムMBAプログラムを展開し、世界各国から多様な学生が集まっています。グロービス経営大学院は、今後も創造と変革を担うビジネスリーダーを育成し、テクノベート時代の世界No.1MBAを目指していきます。
* 参考:文部科学省「令和5年度専門職大学院一覧」
◆グロービス (https://www.globis.co.jp)
グロービスは1992年の設立来、「経営に関するヒト・カネ・チエの生態系を創り、社会の創造と変革を行う」ことをビジョンに掲げ、各種事業展開を進めてきました。「ヒト」の面では、学校法人としての「グロービス経営大学院」ならびに、株式会社立のスクール「グロービス・エグゼクティブ・スクール」「グロービス・マネジメント・スクール」、企業内研修事業を行うグロービス・コーポレート・エデュケーションとeラーニングやオンラインクラスのほか定額制動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」などを提供するグロービス・デジタル・プラットフォーム、「カネ」の面では、ベンチャー企業への投資・育成を行うベンチャー・キャピタル「グロービス・キャピタル・パートナーズ」、「チエ」の面では、出版事業ならびにオウンドメディア「GLOBIS 学び放題×知見録」により、これを推進しています。さらに社会に対する創造と変革を促進するため、一般社団法人G1によるカンファレンス運営、一般財団法人KIBOW による震災復興支援および社会的インパクト投資を展開しています。
グロービス:
学校法人 グロービス経営大学院
・日本語(東京、大阪、名古屋、福岡、オンライン)/英語(東京、オンライン)
株式会社 グロービス
・グロービス・エグゼクティブ・スクール
・グロービス・マネジメント・スクール
・企業内研修
・出版/電子出版
・「GLOBIS 学び放題×知見録」/「GLOBIS Insights」
・「GLOBIS 学び放題」/「GLOBIS Unlimited」
グロービス・キャピタル・パートナーズ株式会社
顧彼思(上海)企業管理諮詢有限公司
GLOBIS Asia Pacific Pte. Ltd.
GLOBIS Asia Campus Pte. Ltd.
GLOBIS Thailand Co., Ltd.
GLOBIS USA, Inc.
GLOBIS Europe BV
GLOBIS Manila Inc.
その他の活動:
・一般社団法人G1
・一般財団法人KIBOW
・株式会社茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント
・株式会社LuckyFM茨城放送
【取材に関するお問い合わせ先】
グロービス 広報室 担当:土橋涼
E-MAIL: pr-info@globis.com