フェンダー ミュージカル インストゥルメンツ コーポレーション(所在地:米国 カリフォルニア、CEO アンディ・ムーニー、以下FMIC)は、数々のアカデミー賞やグラミー賞を受賞したシンガー、ソングライター、マルチプレイヤー、プロデューサー、そして作曲家として活躍するFINNEAS(フィニアス)のシグネイチャーモデル『FINNEAS Acoustasonic® Player Telecaster®』および限定生産となる『Limited Edition FINNEAS Acoustasonic® Telecaster®』を発表しました。これらのモデルは、Fenderとして初のアーティストシグネイチャーのアコスタソニックギターとなります。『FINNEAS Acoustasonic® Player Telecaster®』は2024年9月25日(水)より国内での販売を開始します。また、限定モデル『Limited Edition FINNEAS Acoustasonic® Telecaster®』は2024年10月より国内販売を予定しています。
プロダクションとソングライティングに対する革新的なアプローチでその名を馳せたFINNEASは、現代の音楽シーンに大きな影響を与え、新世代のサウンドを形作っています。FINNEASの多彩なスタイルと表現力豊かな芸術的ビジョンの象徴となるようにデザインされたこれらの唯一無二のギターは、ミュージシャンに新たなサウンド表現を生み出す刺激的なツールであり、FINNEASが作品にもたらす創造性と境界を押し広げる精神を体現します。
FINNEASは12歳の時に初めてギターを手にし、それ以来、彼のキャリアにおいてギターは重要な役割を果たしてきました。アコースティックとエレクトロニックな要素をシームレスに融合させることで知られる彼の音楽は、リスナーの心に響く深淵な魅力に溢れています。2019年3月、FINNEASはグラミー賞を受賞した妹のビリー・アイリッシュの画期的なアルバム『When We All Fall Asleep, Where Do We Go?』に参加し、広く称賛を集めました。その後、2019年に自身のデビュー作『Blood Harmony』(EP)で注目を浴び、2021年にはフルアルバム『Optimist』をリリースしました。ビリー・アイリッシュのアルバム『HIT ME HARD AND SOFT』での最新コラボレーションは、音楽の限界をさらに押し広げ、批評家の称賛を集め、ふたりの音楽業界への影響力を強固なものにしています。ふたりは一緒に世界中のオーディエンスを魅了し、新世代のアーティストに音楽を通じた自分らしさと繊細な感受性に対する探求を鼓舞してきました。彼らのダイナミックなパートナーシップは、音楽という芸術をさらなる高みへと引き上げ、本物の感情を表現しようとする人々の道標となっています。
FINNEASは、「僕にとってギターで最も大切なのは多様性だと思っています」と述べています。続けて「2019年にビリーとツアーを回っていた時、初めてアコスタソニックギターに出会って、その年のすべての公演で使用しました。僕のシグネイチャーモデルの話が出たとき、このギターがライブで素晴らしいパフォーマンスを発揮することは分かっていたので、それをスタジオでもワンランク上の実践力を発揮する多彩で表現力豊かな楽器にしたいと考えました。その結果がこのギターです」と語っています。
初となるシグネイチャーモデルの発売に加え、今年10月4日にリリースする待望のセカンドアルバム 『For Cryin’ Out Loud!』に先駆けて、FINNEASの同タイトルの最新シングルが現在、主要ストリーミングプラットフォームで配信中です。アルバムのご予約はこちらから。
今回発売する『FINNEAS Acoustasonic® Player Telecaster®』と『Limited Edition FINNEAS Acoustasonic® Telecaster®』は、Fender初となるアコスタソニックのアーティストシグネイチャーモデルです。FINNEASが監修したカスタムエレクトロニクスが特徴のこれらのモデルは、Acoustasonic® Shawbucker™マグネティックピックアップとFishmanアンダーサドルトランスデューサーを組み合わせ、クリーンなエレクトリックサウンドからスモールボディからドレッドノートサイズのアコースティックトーンまで幅広いトーンを提供します。限定モデルの『Limited Edition FINNEAS Acoustasonic® Telecaster®』には、加えてボディトップの共振を拾うボディセンシングピックアップを搭載した3ピックアップ仕様となっています。さらに、両モデルにはFINNEASがセレクトしたコーラスエフェクトが搭載されており、より多くのサウンドをシームレスに統合しています。
『FINNEAS Acoustasonic® Player Telecaster®』と『Limited Edition FINNEAS Acoustasonic® Telecaster®』の主な違いは、仕上げと製造場所にあります。『FINNEAS Acoustasonic® Player Telecaster®』は、ソリッドスプルーストップにモダンなCappuccino Fadeサテンフィニッシュを備え、限定モデル『Limited Edition FINNEAS Acoustasonic® Telecaster®』はArctic Whiteのサテンフィニッシュを纏って、プレミアムな仕様となっています。どちらのギターにも “Modern Deep C”シェイプのネックで快適な演奏性を実現し、魅力的なトーンとノイズレスパフォーマンスで知られるShawbucker™マグネティックピックアップが採用されており、スタジオでの使用に最適です。スタンダードモデルは近年大改新を経て生まれ変わったメキシコのエンセナダ工場で、限定モデルは歴史あるカリフォルニア州のコロナ工場で製造されています。
FMIC製品開発最高責任者 ジャスティン・ノーヴェルは、「FINNEASの初となるシグネイチャーモデルを共同開発することができ大変誇りに思います」とコメントしています。続けて「この2モデルは、彼の音楽を特徴づけるアコースティック、エレクトリック、オンボードエフェクトのユニークで幅広いトーンを提供します。これらのギターは単なる楽器ではなく、次世代のプロデューサーやアーティストに新たなサウンドスケープを探求させ、創造性の可能性を広げるインスピレーションを与える万能なツールなのです。FINNEASの革新的な精神と真に芸術的な音楽制作へのこだわりは、これらのシグネイチャーモデルの細部に至るまで象徴されています」と語っています。
FINNEAS本人がシグネイチャーモデルを演奏する特別な動画もFender公式YouTubeチャンネルで公開中です。
【製品画像】
【製品概要】
製品名 市場想定売価 |
FINNEAS Acoustasonic® Player Telecaster®(200,200円/税込) |
国内販売開始日 |
FINNEAS Acoustasonic® Player Telecaster® |
国内製品取扱店 |
FENDER FLAGSHIP TOKYO(フェンダー旗艦店) フェンダー公式オンラインショップ フェンダー正規取扱店(店舗一覧:こちら) |
製品ページ |
https://www.fender.com/ja-JP/acoustasonic-guitars/finneas-acoustasonic-collection/ |
動画 |
※製品仕様及び販売価格は、予告なく変更となる場合がございます。
FINNEAS
数多くのアカデミー賞やグラミー賞を受賞したシンガー、ソングライター、マルチプレイヤー、プロデューサー、コンポーザーのFINNEASは、ポピュラー音楽と文化に静かにその名を刻んできた。2019年のデビューEP『Blood Harmony』では、ゴールド認定のシングル「Let’s Fall in Love for the Night」を筆頭に、ハートフルで魅惑的なスタイルを披露した。2021年にはデビューのフルアルバム『The Optimist』(Interscope Records)を発表し、広く称賛を浴びた。同時に、V Man、L’Officiel Hommes USA、American Songwriter、Billboard、Mr. Porter、Mix Magazineなどの表紙を飾り、さらに深夜番組『Tonight Show Starring Jimmy Fallon』、『Jimmy Kimmel LIVE! 』、『The Late Show With Stephen Colbert』にも出演を果たした。ヘッドラインツアーでは満員の観客を動員し、コーチェラなどのフェスティバルにも出演した。ジャスティン・ビーバー、ホールジー、デミ・ロヴァート、キッド・カディ、girl in red、ジェイムス・ベイ、セレーナ・ゴメス、カミラ・カベロ、トーヴ・ローなどの音楽をプロデュースや共同作曲を手がけたほか、アッシュ、リンゴ・スター、リジー・マカルパインなどとのコラボレーションで人気を博した。妹のビリー・アイリッシュとのコラボレーションでは、グラミー®賞10部門、コーチェラやグラストンベリーでのヘッドラインパフォーマンス、アカデミー®賞とゴールデングローブ®賞の両賞で、『No Time To Die』より「No Time To Die」と『Barbie』より「What Was I Made For?」が最優秀オリジナル楽曲賞を受賞するなど、飛躍的な成功を収めた。HBO Maxの受賞作『The Fallout』やB. J.・ノヴァクの『Vengeance』などのオリジナル楽曲を誇る映像作品で、人気上昇作曲家として活躍の場を広げた。2022年、ディズニーPIXARの大ヒットアニメーション作品『Turning Red』のために、同作に登場するボーイバンド4*Townの音楽を担当。2023年、グレタ・ガーウィグ監督の長編映画『Barbie』のために共同作曲・プロデュースした「What Was I Made For?」は高い評価を受け、2度目のアカデミー®賞、最優秀オリジナル楽曲賞を受賞したほか、二つのグラミー®賞(最優秀映像作品楽曲賞と最優秀楽曲賞)とゴールデングローブ®賞(最優秀オリジナル楽曲賞)を受賞した。また、アカデミー®賞受賞監督、脚本家、プロデューサー、撮影監督、編集者であるアルフォンソ・キュアロンが手がけるAppleオリジナルシリーズの新作サイコロジカルスリラー『Disclaimer』の音楽も担当している。
フェンダー ミュージカル インストゥルメンツ コーポレーション
1946年の創業以来、フェンダーは世界をリードする楽器メーカー、販売会社、ディストリビューターとして、音楽と文化に革命をもたらしてきました。フェンダー ミュージカル インストゥルメンツ コーポレーション(以下FMIC)は、FENDER®、SQUIER®、GRETSCH®、JACKSON®、EVH®、CHARVEL®、BIGSBY®、PRESONUS® 等、様々なブランドを所有・ライセンスしており、プレイヤーを中心としたアプローチで、ジャンルを問わず最高品質の楽器の製造とデジタル体験を提供しています。2015年より、フェンダーのデジタル部門はプレイヤーのあらゆる音楽ステージに寄り添う製品やインタラクティブな体験の新しいエコシステムを導入しています。これらには、フェンダーのギター、アンプ、エフェクター、アクセサリー、プロオーディオ機器を補完するためにデザインされた革新的なアプリや学習プラットフォームが含まれており、没入型の音楽体験を通じてプレイヤーにインスピレーションを与えています。またFMICは、初心者から歴史に名を残すレジェンドまで、すべてのプレイヤーが音楽表現の力を発揮できるように尽くしています。2021 年には創業 75 周年を迎え、創業者レオ・フェンダーのビジョンを継承し、音楽への愛を共有することでプレイヤーを繋ぎ続けます。