今年7月に20年ぶりの新紙幣発行を迎え、新千円札の裏面には、知名度も高く、世界の芸術家に影響を与えたことを理由に江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が採用され、現在注目されています。このような浮世絵など日本画は海外からの評価が高く、世界中の美術館が大規模なコレクションを持っており、定期的に展覧会などを開催しているほどに、木版画は世界で最も人気の高い日本美術です。今回出品される貴重な作品を日本の方々にも触れてもらう機会を創出するべく、ヘリテージ・オークションズ東京オフィスにて無料でガラスを通さず御覧いただける下見会を開催するに至りました。
■ルース・ネルキン氏の日本木版画コレクション
今回開催する下見会で御覧いただける作品は9月25日(水)に行う、「日本の木版画 ネルキン・コレクション パートII シグネチャー・オークション」そして来年3月開催予定の「パートIII」で出品される作品となります。数年前に亡くなられた、ルース・シルヴィア・ネルキン氏は、日本の代表的な版画、上質なアンティーク・ジュエリー、ファベルジェとロシアの美術品、フランスのアートガラスの名品、アメリカの風景画などの分野で、その慧眼と絶妙なセンスで知られるコレクターでした。ネルキン・コレクションに含まれるほとんどの作品は、30年以上市場に出回っていません。そして、オークションの売却益はすべて、アメリカ赤十字社、グリーンピースなど、ネルキン一家が親しんだ慈善団体に寄付されます。
さらに、ヘリテージ・オークションズはネルキン・コレクションの日本美術の作品を取り扱う上で、アジア美術の
分野で30年以上のキャリアを持つ、日本美術のスペシャリストで独立コンサルタントの堀佐知子氏の協
力を得て、今回出品されている作品をまとめ上げています。
この貴重な機会に是非、ご予約ください。
以下、下見会で閲覧可能な作品の一部となります。
■下見会 開催概要
日時 :9月4日(水)~9月6日(金)、9月9日(月)~9月11日(水) 10:00-17:00
場所 :ヘリテージ・オークションズ 東京オフィス内 〒105-6306 東京都港区虎ノ門1丁目23−1 虎ノ門ヒルズ森タワー 6階
予約方法:下見会を希望される方は事前にお電話(03-6257-1131)またはメール(Japan@HA.com)にてご連絡ください。
コレクション内容 :「日本の木版画 ネルキン・コレクション パートII シグネチャー・オークション」
下見できるアイテム:葛飾北斎『富嶽三十六景』「神奈川沖浪裏」、歌川広重「雪の隅田川」(三枚)、魚屋北渓柳番続より 「柳湯」、窪俊満「茶碗と梅の枝」摺物、など
その他アイテムはこちらよりご覧ください:https://ha.com/8152
【ヘリテージ・オークションズ(Heritage Auctions)について】
ヘリテージ・オークションズは、米国で設立された最大の美術品・収集品オークションハウスであり、最も高いオンライントラフィックと取引額を誇る、世界最大の収集品オークショニアです。(SimilarWebおよびHiscox Reportより)ニューヨーク、ダラス、ビバリーヒルズ、シカゴ、パームビーチ、ロンドン、パリ、ジュネーブ、アムステルダム、香港、東京にオフィスを構えています。
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2024年に東京オフィスを開設し、オークション参加、出品、査定、輸送手配などにつきまして、日本語でのサポートを提供しております。
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