東京のみどりと生きるまちづくり

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 東京都は、こども達の東京に関する知識を深め、都政への理解を促進していく取り組みとして、毎月1回「広報東京都こども版」を配信しています。2月号の特集は「東京都の緑の取組」。

生活にゆとりと潤いをもたらしてくれる緑の価値をさらに高めて、都民の皆さんとともに“みどりと生きるまちづくり”を行うため、都は、「東京グリーンビズ」に取り組んでいます。具体的には、身近な緑や豊かな自然を「まもる」取り組み、自然体験や植樹などへの参加を通してみんなで緑を「育てる」取り組み、緑や自然が持つ機能を豪雨対策や猛暑対策に「活かす」取り組みです。東京の緑を100年先につないでいくためには、一人ひとりの行動や参加の積み重ねが重要です。2月号は、こども達に緑について考えるきっかけとしていただきます。

東京のみどりと生きるまちづくり

                         広報東京都こども版: https://www.kodomokoho.metro.tokyo.lg.jp

  • 特集

都内に広がる森林や都心に増える緑

東京のみどりと生きるまちづくり

日本は国土の約3分の2に豊かな森林が広がる世界でも

有数の「森の国」です。都内にも、多摩地域を中心に広大な森林が広がり、都の総面積の約4割が森林になっていま

す。東京都は、こうした豊かな自然を守り、育て、活か

し、未来へと残していく取り組みに力を入れています。

 また、緑は森林だけでなく都心にもあります。民間企業が新しく街を開発する際に、植物の割合を増やし、緑化を進める取り組みを東京都が促進することで、都心の緑被率を高めています(右図参照)。その取り組みの積み重ねが着実に緑化を進めていることを記事で紹介しています。

人の手で、豊かな森林を守る「森林循環」

東京のみどりと生きるまちづくり

 都内の森林の多くは、人の手で守られてきたものです。豊かな森林を守るためには、苗を植え、間伐など必要な手入れをし、育った木を木材として使うという「植える・育てる・使う」のサイクル(森林循環)を繰り返すことが必要です。その中の「使う」の一例として、記事では、苗が植えられてから50年以上経った木が8割を占め、ちょうど”使いどき”となった多摩地域の木材(多摩産材)の活用について詳しく紹介しています。こどもが遊べる施設での活用や、多摩産材をもっと身近にしようと取り組む「東京チェンソーズ」という企業の活動の紹介を通して、こども達に森林の役割や緑を守り育てることについて考えるきっかけとしています。

  • 知る・学ぶ

1. 進化する都立公園

都立明治公園
都立明治公園

 令和5年10月に、国立競技場の近くの都立明治公園に新たなエリアがオープン。また、東京湾のごみの埋め立て地に木を植えて新たに森を作る計画も進み、令和7年3月に「海の森公園」が開園予定。近年の公園は地域の方の安らぎの空間となるだけでなく、生き物の住処になったり、災害時に役に立ったり、役割や活用もさまざま。そんな公園の役割や取り組みを紹介しています。

2. 街を見守る東京都の街路樹

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 東京都内に植えられた合計約100万本の街路樹の役割を知っていますか。下記の役割について記事で詳しく説明しています。

①夏の日差しを遮り、冬の日の光を届ける

②街の安全を守る

③街にうるおいを与える

④都市に生物が住みやすい環境をもたらす

また、大切な働きを担う東京都の街路樹の多い樹木のベスト5も紹介しています。

  • 広報東京都こども版 “壁新聞”

「広報東京都こども版」は毎月更新するWEB版のほか、年5回、 WEB版をダイジェストにしたA2サイズの壁新聞を掲示頂くことで、こども達に広く都政情報を届けています。

 2月号ではこの壁新聞を都内の小学校、児童館、図書館等、2,400カ所に送付いたします。壁新聞はWEBからも閲覧できますので、 WEB版とあわせてご覧ください。(1月31日公開予定)

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  • 広報東京都こども版 

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「広報東京都こども版」は、主に小学校4~6年生、保護者を対象に、都の施策や事業などの中からテーマを定め、こども達にとって身近な話題を交え解説しています。広報東京都こども版がこども達の「なぜ?」や「なに?」を刺激することで、こども達自身でさまざまなことを自発的に考え、発信していくことを目指しています。

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広報東京都こども版: https://www.kodomokoho.metro.tokyo.lg.jp 

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